オバマは本当にノーベル平和賞に相応しいのか? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

オバマは本当にノーベル平和賞に相応しいのか?

10/12(祝) アメリカのオバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞。。。世界一の核兵器保有国が、核のない世界を・・・って演説しただけで、ノーベル賞っていうのは、どうなんかね。。。エアーホースワンに載っている、核ミサイルのスイッチを降ろす・・・っていうのなら、すごいのやけれどね。。。反米の国にとったら、人の「のど仏」にいつもナイフを突きつけたまま、喧嘩を止めよう・・・っていくら言われても・・・って思っていると思うで。。。


 とかく、戦争好きのアメリカっていう国は、有る意味、世界の警察気取りで世界中の安全は自国で守る・・・なんていう、正義感に溢れていた。実は、彼らが守っていたのは、アメリカという国の企業が、世界各地に持っている利権であったり、資産であったり、同盟国であったりしたわけや。。。


 まぁ、織田信長や、豊臣秀吉や、徳川家康らのやろうとしていた日本の天下統一・・・。戦国武将達が、右にならえした絶大な権力・・・これをアメリカになぞえると、よく似ている。居並ぶ、言うことを聞かない諸国の大名を、手を変え、品を変え、身方にしていくような中世のようなゲームを、アメリカは、ずっと世界でやっておったようなもの・・・なんやね。。。


 有る意味、これらは、文明と文明のぶつかり合い。つまり、互いに価値観の違う人種同士のぶつかり合いが、ずっと戦争を続けさせていた・・・と言っても過言ではないのやね。。。特に白人っていうのは、他の人種から見たら、とても特殊な存在で、自分たちだけが世界の歴史のど真ん中を歩いてきた・・・と、大きく勘違いしている人たち・・なのやね。。。


 でも、米国大統領に黒人が当選したり、五輪やワールドカップサッカーが、肌の色が黒い人種の国でも開催されるなど、世界は、もう白人中心主義ではなく、いろいろな異なった文化を持つ様々な国にも、豊かさの恩恵が拡がってきて、昔のような極端な貧国は、少しづつではあるけれど、減ってきて、少しは格差が狭まってくる傾向が出てきたのやないかね。。。


 多くの紛争の原因は、宗教であるのだけれど、その具体例をよく見ると、やっぱり、貧富の格差が根底にある。つまり、貧困問題の解決というのは、そのまま、平和に近づくことを意味し、豊かさが拡がることによって、その地域の不安定さは解消に向かっていくものなのである。。。


 でも、その世界の流れに、不満を持つ人々もいる。。。アジア人が金持ちになることを怖がる黄過論を唱える団体やら、未だに、黒人を排斥するような団体っていうのは、まだまだアングロサクソン系の国々に星の数ほど存在していて、有色人種達の台頭に、危機感と不満をつのらせる人も多いのやね。。。


 アジアの雇用は拡がる一方やのに、我が街の自動車工場は閉鎖。。。仕事を外国に盗られた・・・って感じてる人たちからしたら、面白くない。。。これが人種的な問題と絡められて、保護主義的な運動につながったり、海外からの移民を追い出せ・・・みたいな紛争になっている。。。


 人間の心の中の闇っていうのは、思いの外深いもので、世の中がうまく回っている時は、人には寛容になれるものなのやけれど、景気が悪くなって、失業者が増えて、社会に不満を持つ人が多くなって、社会が不安定になってくると、どんどん頭をもたげてきて、見境無い人種間差別や、謂われのない誹謗中傷を平気でやるようななってしまうものなのやね。。。


 特に、かつては栄えたけど、その国が没落していく場面で、こんなことが多く出る。スペインポルトガルの時代→イギリス・フランス・ドイツなどの時代→アメリカの時代→そして、いま、世界の繁栄の中心は東アジアにシフトしている。そして、恐らく日本も、こんな没落時代をそう遠くない先に経験することになる。。。


 そんなとき、日本は、この変化に耐えられるか・・・なんやね。。。人口が減り、コストが高くて、そんなに勤勉でもないのに、給料は高い。。。税も高いし、この先、何で繁栄を維持するかの青写真もない。。。こんな国やったら、企業は人や金の集まる他の国に、平気で出て行くことになる。。。つまり、日本のもの作りとしての立国は、これから、だんだん厳しくなっていかざるを得ないのやね。。。


 日本は戦争放棄して、平和の恩恵を戦後一番受けてきた国や。。。今回、オバマに核兵器根絶の旗振り役を、取られたけれども日本は、平和を拡げていく・・・というコンセプトで、世界の尊敬を受けられる可能性がある。世界で唯一の被爆国であるからこそ、その国の言っていることは、傾聴に値する。。。そんな、当たり前のことが、当たり前になる世界にしていかんとね。。。