秋のコペンハーゲンは、日米対決がアツイ! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

秋のコペンハーゲンは、日米対決がアツイ!

10/2(金) オリンピックの開催地が決まるIOC総会が、あと少しでコペンハーゲンで開かれる。いま、結構、旬な著名人でもある鳩山新首相が、東京五輪の顔として、この総会に出席すると発表したら、何と、あのオバマ大統領本人まで、地元シカゴの応援のために総会出席を表明。。。俄然、IOC総会は、日米決戦の様相を呈してきた。。。

 米国は、当初、話題性のある新ファーストレディであるオバマ夫人を担ぎ出そうとしていたのやね。。。ところが、鳩山氏の出席を受けて、急遽大統領ご本人に差し替え。。。それもこれも、前回の冬の五輪招致合戦で、ロシアのプーチン大統領が、このIOC総会に出席して、一気に劣勢をひっくりかえして、ソチ五輪が決まった・・・という経緯がある。。。投票行動っていうのは、多分に当日の雰囲気というか、風が関係するものやからね。。。

 もともと、この2016年の五輪を決めるレースは、南米大陸初の五輪開催を目指していたリオデジャネイロが優勢と伝えられていた。スペインのマドリードは、バルセロナと近いし、2012年のロンドンが、欧州開催だから、ちょっとね。。。という感じ。。。

 そんなこと言ったら、2008年に北京五輪をやったばっかりのアジアで、また東京っていうのも少し不利。。。という考え方もある。。。シカゴはロス五輪から少しあいている・・・。それより、世界的不況を巻き起こした張本人のアメリカで・・という批判票もある。。。安定性なら、東京も有利かも。。。

 五輪の開催招致レースっていうのは、実は、きれい事やなくて、IOC委員をどれだけ接待攻勢したり、買収出来たりするか・・・にかかっている・・・ということが、公然と言われている。日本の長野五輪の時は、すごかった・・・とか、名古屋や大阪は、カネをけちったから負けた・・とも言われた。けっこう、裏では、えげつない買収合戦が繰り広げられているのやね。。。

 五輪をやったら、儲かる。。。オリンピックがただの国威を揚げるためだけに使われていたのは、もう20世紀の話。。。今の五輪は、しっかりスポンサーが付いて、競技のチケットがかなり売れて、客席をそこそこ埋めることが出来る。。。という、総合的な運営力の勝負にもなっている。

カネを出すところが、いろいろな意味で強い・・・というのは、運営面でも現れていて、高額の放映権料を支払うアメリカのテレビ局なんかは、例え、現地時間がとんでもない早朝であろうとも、自国がテレビの視聴率が最大になるゴールデンタイムでのライブ放映を要求して、大会の運営時間まで変えてしまうほど影響力が強い。。。

 日本と豪州・欧州とアフリカ・南北アメリカ、世界はある意味、この3つの時間帯が中心になって動いている。この3時間帯の中で人口的に最大なのは、アジア地域だが、文化圏的にも人口的にも多いのが欧州、いちばんカネがあるのがアメリカという感じかね。。。

 ちょっと、自信がなくなり欠けている今の日本にとって、オリンピックという、特大のイベントは、時代の流れを変えるタイミングとして重要や。かつて、五輪や万博は、その時代時代を大きく区切るポイントとして、大変重要な役割を果たしてきたからね。。。問題は、この東京五輪を契機に、これから、どういう日本にしていきたいか。。。っていうのを定義することやと思うのやね。。。

 米国学校の優等生の立場をぼちぼち卒業して、日本は日本独自の価値観や世界観を持って、例えば、反核兵器、平和、環境、エコロジー、エネルギーテクノロジーなど、の分野で、世界を引っ張っていくような姿が見えて欲しいものや。。。アジアの大国になっていく、中国・インドなどに、引けを取らないような、キラっと光る国になるにはどうしたら良いか。。。これを考えるべきや。。。

 東京五輪は、そのためにも、何としても取りたいイベントと捉えるべきやね。。。