高速道路は元が取れたところから無料化するのが筋!
9/16(水) 高速道路無料化をマニュフェストに挙げた民主党が、あれだけ選挙で大勝したのだから、今度こそは、この公約が実現されることになる・・・のは、確定的なのやろう。。。
ただ、私は、この高速道路無料化には、やっぱり、筋を通しておくべき部分があるのではないか・・・と思う方なのやね。。。
基本的に道路っていうものは、国がみんなの税金を大事に使って、通行料無料で、整備すべきものやと思う。ただ、その費用が、日本っていうのは、山あり谷ありっていう地形だから、アメリカみたいに土盛りして、押し固めた上に、舗装するだけ・・・という訳にはいかないのやね。。。
だから、どうしても、建設費が割高で、地震にも強い立派な道路が必要になってくる。。。これは、仕方のないことなんや。。。その割高な道路を造るための費用が、なかなか税金だけでは足らなかった。だから、通行料金を取って、その費用を捻出し、高速道路が出来た利便性を先に享受する方法をやった。。。ここまでは、良かったのやね。。。
問題は、完成してからずっと、30年以上も、高い料金を取り続けたら、その施設は償還が終わるから、その高速道路を無料にしますよ・・・って、国民に約束をしておいて、やっぱり、他の高速道路も造らなければいけないから、料金を取り続けますよ・・・と、方針変更をやったところから、話がおかしくなってきたのやね。。。
名神高速が開通したのが1964年。償還が終わる約束の年が1994年。。。それからもう、余分に15年も。。。これって、やっと住宅ローンの支払いが全部済んだのに、まだ借金の返済をさせらているようなもの・・・なんやね。。。いつもの利用者からしたら。。これって、例えば、なんで近畿に住む人が、北海道やら九州の道路建設費用の借金を払い続けなければならないのか・・・という、公平性の不均衡の問題でもあるのやね。。。
30年のローン組んだのに、45年も借金の返済をさせられて、これからまだ、下手したら一生、支払いをさせられるって、日本って、何てあくどいことをしてきたのかね。。。逆に田舎の人は、高速道路の恩恵もないけれど、こんな借金、一銭も支払っていないのやんか。。。これも、有る意味、ものすごい不公平やと思うけどなぁ。。。同じ、国有財産って言うのならね。。。。
ずっと名神高速を利用し続けている人にとったら、自分たちの払った料金が、とんでもない田舎のほとんど車の通らないところの道路建設に無駄遣いされていたり、国交省の天下り団体やら、大した仕事もしていないぬるま湯体質の道路会社の職員さんたちの、食い扶持に使われている・・・というのが、耐え難い苦痛なんやね。。。
そこで、私の提案なのやけど、高速道路を無料化するのは、もう償還が済んだところから順次・・・という風にするのが筋だと思うのやね。。。名神高速、東名高速、中国自動車道、東北道なんかの古くから出来た高速道路はもう十二分に、元を取っているのやろうから、無料化して、全部の料金所を廃止。職員さんは、減らして、他に配置転換・・・していったらええと思うのやね。。。徐々にね。。。
同じ近畿でも、比較的最近に開通した第二名神なんかは、まだまだこれから、元を取らなあかん道路や。。。ここまで、無料化してしもたら、その莫大な建設費は誰が払うねん。。。ということになる。金が足らんから、消費税20%・・・とか、やられても嫌やしね。。。だから、料金を取り続けたらええと思うのやね。。。ただし、償還が済んだら、ここも無料化しなあかんけどね。。。
どこも、道路を造ってほしいのは、やまやまや。。。でもね。やっぱり、利用者があまりにも少ない所に、立派な立派な高速道路を造り続けるのは、公金の使い方としては、間違っている・・・ということだけは、はっきりしておかない事やと思うのや。。。逆に渋滞が酷いところでの道路改修とか、パイパス建設なんかは、どんどんやるべき。。。しっかりとした優先順位を決めることが大事やね。。。
料金無料にしてしもたら、道路のメンテナンスの費用、誰が払うねん。。。となるはずやんか。。。そう、思った人、よく考えて欲しい。。。高速道路っていうのは、例えば高架下をいろいろなところに貸したりして、賃料収入もある。サービスエリアとかパーキングエリアでは、テナントの収入も見込める金の卵みたいなものや。。。この収入を、この道路メンテナンス代に振り向けられないものやろうか。。。と思うのやね。。。どうせ、今までは、道路公団の人たちがポッポナイナイしていた金や。。。
高速道路が無料化されたら、インターチェンジ近くの土地も、今より見直されてくる。。。今まではいちいち、高速から降りたら、余分な料金がかかるから、目的地までまっしぐらの人たちばっかりやったけど、今度はどのインターでも、乗り降り自由になる・・っていうことやから、インターチェンジ各駅停車の旅。。。なんて使い方も出来るようになるのやね。。。
だから、インターチェンジ近くの土地っていうのは、今までは比較的郊外の寂れた感じ・・・やったのが、駅前の一等地に変わる可能性があるから、いろいろな外食産業とか、今までサービスエリアで、高くてまずいメシしか、食べられなかった人からしたら、かなり選択肢が広まる・・・っていうことにもなるのやね。。。
高速道路っていうのは、道路を建設する時も、道路を使い続ける時も、利権のかたまりみたいになっとる。。。道路会社という、民間会社になったとしても、その株は国がもっとる。当たり前やわなぁ。道路が国有地なのは。。。JRが国有やったのに、民営化したときと同じ問題がここにもあって、はたして、本当の意味での民営化なんて出来るのか。。。ひょっとしたら、道路とか鉄道なんて言う公共財をそもそも、私企業の所有物にしてしまったことが、とんでもない間違いやったのではないか・・・という素朴な一点に帰結するのやね。。。