日本の雇用は攻めで変えていかんと。。。
9/1(火) 先週、日本の失業率が5.7%にもなった・・・という報道が出ていた。関西だけに限ったら、6%を超えている。。。労働人口の中に占める、働く意思と、働ける身体があるのに、職に就けない人の比率っていうことや。。。100人のうち、6人も仕事がない。。。昔の学校で50人学級やったら、クラスのうち、3人の子供の親が無職や・・・っていうことやんか。。。
ただ、最近、この無職っていう人たちもアルバイトをしていたりする人もいれば、生活保護をもらっている人もいる。公的な補助をもらって、職業訓練に行っている人もいれば、生活のために、長時間労働のアルバイトを掛け持ちしている人もいる。。。
統計っていうのは、有る意味、とても残酷で、こんな人たちの実態を、バサッっと切り捨ててしまうような冷たい面があるのやね。。。国は、労働局という組織を地方にたくさん、こさえていて、ここにハローワークと呼ばれる国営の職業紹介所を運営させているのやね。でも、これって、あくまで国営の組織で、無職になった国民全部が、ここに登録している訳ではなく、多くの若者は、就職情報誌やら、ネットによる求人などでも就職をするし、こんな人たちのことを、全く把握していないと言えば、居ないのやね。。。
コンビニで12時間労働している人が、それだけで生計を立てている。でもこの人の身分はあくまで、統計上は、アルバイト店員、あるいは、パートタイム従業員・・・というカテゴリーになる。トヨタやキャノンの工場で派遣労働者として働いていた人は、仕事が暇になってクビを切られたことになると、失業者として、カウントされる。では、いつクビを切られるか判らない人たちっていうのは、潜在的な失業者ということになり、この人たちの実態なんて、掌握出来ているのか・・・って言ったら、なかなか難しい。。。
いま、大企業は、100年に一度の大不況という格好の言い訳を背景にして、国から、莫大な金額の補助金をもらっている。期間社員のクビを切らない代わりに、その人達の給料の6割を国が負担する・・・という、特別措置を受けているのやね。。。
つまり、民間企業の人件費が、平気で税金で賄われている。。。こんなおかしな事がまかりとおっているのやね。。。もし、これが無くなったら、失業率なんて、もっともっと上る。。。国は、何とか政府の体裁と、メンツを保つために、とんでもないことをやっとるのやね。。。
国が民間企業の給料の肩代わりをする・・・なんていう政策は、緊急避難的に行われるべきで、いつまでもだらだらとやるべきことやないのやね。。。一部の企業だけ、国が税金で助けるなんて、こんなこと、大っぴらにやられていたら、モラルハザードが起こる。。。
国のやる政策っていうのは、もっと長期的に見て、日本という国はこれから、こうして食っていくんや・・・っていう明確な意思のもとにやるべきものなんやね。。。ところが、こういう短視眼的政策は、一時的には企業を楽にする効果はあるものの、今度はそれが打ち切られた時に、独り立ち出来ないような、ひ弱な体質を作ってしまう事にもなってしまうのやね。。。
政策っていうのは、一度決めたら、ぶれない・・・徹底的にやり抜くっていう信念のようにものも必要や。。。ドイツでは、徹底的に太陽発電をやるんや・・・っていう国の方針で、新築の家には太陽光発電のパネルが屋根に全部乗っている。設置費用の半分を国が負担して、出来た電気は、強制的に電力会社に高値で買わせる・・という法律まで作って、徹底的に脱石油社会を作ろうとしているのやね。。。
資源のない日本は、太陽光やら、風力やら、いろいろ世界に先行した技術がありながら、なかなか本腰を入れて来なかった。。。ここにきて、エコカー減税とか、エコ家電でポイント助成なんかを、やっとやっているけど、まだまだ中途半端な部分は否めないのやね。。。同じやるのやったら徹底的にやらんと効果は薄いからね。。。
いま、日本がやるのやったら、やっぱり水だけで走る車とか、振動だけで発電できる技術とか、そんな先進性のある技術を本腰を入れないと、あかんのやね。。。国の産業構造っていうのは、世の中の流れによって、どんどん変わっていく川の流れのようなもんや。。。既存の工業製品を作って外国に売る商売があかんようになったのやったら、日本は、これからは環境技術とか、省エネ技術で食っていく・・・しか生き残る道は無いのやね。。。
そんな会社や、そんな技術を持つ会社をどんどん応援したり、他業種からの鞍替えをどんどん促進することによって、新たな雇用を生んでいかないと、なかなか本来の雇用の実需っていうのは、生まれてこないものなのやね。。。どんな商売でもそうやけど、去年と同じことを、毎年繰り返していたら、売り上げは毎年少しづつ勝手に下がっていくものや。。。
新しいお客さんや新しい商品が出てくるから、この現象に歯止めがかかって、売り上げが上がっていくものなんやね。。。雇用も同じや。。。国に任してたら、役人の発想しか出来ひん。。。どんどん新しいお商売やらら、元気な新しい企業が生まれてきて、全体としては状態が良くなる・・っていう風にせんと、なかなか今までのことをベースにして、何とかしようと思っても、無理な相談なのやね。。。
今の経団連や、経済同友会の企業さんたちには申し訳ないけど、その半数ぐらいの企業がここ20年以内に、そっくり入れ替わる位の感覚が、今の日本には必要なんやね。。。いつまでも、旧態然とした大企業さんのトップの顔色ばっかり見ている政治家や役人たちには、未来のニッポンは任せられない。。。そう思わないか?