日本人って医療費を使いすぎやで! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本人って医療費を使いすぎやで!

7/26(日) 昨日のテレビを見ていたら、舛添さんが出ていて、日本の年金や福祉の社会保障制度が、まるで共産国のように手厚い内容になっている・・・と言っていた。ほんと、ここまで本当に国民が望んでいたことなのか・・・。高福祉、高負担の選択肢を役人たちが、政治家たちと結託して、どんどん推し進めてきた結果がこれなのやないのか・・・っていう疑問が、私には、どうしても払拭出来ないのやね。。。

 私は、国民の全部の医療費が30兆円にもなる・・・。この国家予算の中で、驚きのパーセンテージまでになっている異常さを、まず指摘したいんや。。。だれかて、医者に安くかかれたらええ。。。命がかかっていたらなおさら、手厚い医療制度っていうのは、有り難いわいな。。。

 でもね、本来、医療っていうのは、松竹梅が有ってあたりまえ・・・なのやね。。。それなのに、昔は、9割も国が負担してもらえるものやから、病院へ行かな損。。。みたいになってしもてる。。。いまがほとんどんの人が3割負担やから、それでも7割も公的な補助が出ている。。。国民皆保険は、理想やけど、それをいち早く実施してきたのが日本なのやけど、もう制度疲労が出てきている・・・ということが、はっきりしているのやないのかね。。。

 中国では、大きな病院で、延々と並んで、まず、どの程度の医療が必要かを判断してもらうのやて。そして、その費用を前払いで払った人だけが、医師に診てもらえる。。。松のランクならええ薬を使うのだが、竹のランクなら、もう少しランクの低い治療しかしてもらえないし、梅のランクなら、診断だけ・・・なんていう、厳しい現実がある。

 海外旅行をしていて、外国で救急車に乗って、入院でもしようものなら、軽く100万円ぐらいの費用を請求されるのが、当たり前や。。。日本ぐらいやで、救急車がただ・・・なのは。。。病院の費用も日本より、相当額高いし、保険なんて、ほんの一握りの人しか入って無いから、貧乏人は、医者にかかれず死んでいく。。。

 そう思ったら、日本は天国みたいな国なのやけど、私は、この割合が、どうも、少し極端過ぎるような気がしているのやね。。。どんな人でも世界最高水準の高度医療が、格安で受けられる・・・っていうのは、とんでもなく理想主義的な話や。。。こんな国は無いし、誇りにしてもええぐらいなのやけれど、みんながこれを言い出したら、どうなる。。。いま、もうそうなってしまっている・・・のやね。。。

 現実問題として、救急車で運ばれる人には、貧富の差が無い・・・。多くの浮浪者のオッチャンが、毎日のように、救急車で病院に運び込まれるけど、治療費の支払いが何度もしてないから、結局、結果的に公費で治療をせざるを得ない。。。退院してもまたホームレスに逆戻り。。。こんな光景が全国で毎日のように繰り返されているのやね。。。

 医療に卑賤は無し。金持ちも貧乏人も同じく高度な治療が等しく保障されているのは、素晴らしい世界なのやけれど、この現実を世界の人が見たら、どうやろう。。。きっと驚くのやないのかね。。。

 医療抑制・・・っていう言葉がある。嫌な言葉や。。。貧しいために、医者代が支払えないがために、病院へ行けない人もいる。。。。では、そのことと、社会一般のモラルの維持と、どっちが大事や・・・っていう話になってくる場合があるのやね。。。

みんなが利用する病院の費用を、全く支払わない人たちがいる。そうなりゃ、病院も維持出来ないから、何とか採算を取ろうとする。職員の数を減らしたり、不急の費用を抑制したりする。。。結果として、そのことが他のちゃんと費用を支払っている人たちの負担になって帰ってくる。。。としたらどうや。。。普通の人はねやっぱり怒るで。。。

 日本の医療体制も、少し考え直さないといけない時期に来ている。。。みんなの元気な人たちからのお金を集めて、病気になった人たちの治療費に充てているいまの制度。。。病院にかかる人の数が増えてきたら、この集めたお金が足らないようになる・・・。当たり前のこと・・・や。。。

 ほな、どうするか・・・。費用負担を増やすか、医者にかかる人の数を減らすか・・・という究極の選択肢しか、残らないのやね。。。私は、大事故などの時に、大けがの人から、優先して治療する・・・という「トリアージ」っていうやり方が、使えないかと思っているのやね。。。

 大病院などではすでにやっていることやけど、軽症患者を制限し、大病の患者を優先するやり方や。。。大学病院などでは、初診は少なく、町医者の紹介状のある人だけが来るように、実際問題として、患者の選別をしている。これはシステムとして、重症患者を高度医療機関に集めて、手中的に効率よく治療するための知恵や。。。

 ちょっと頭が痛い。。。少し食欲がない程度の、本当は重傷なのかも知れない、軽症患者をどう見分けるのか・・・という問題は残るにせよ、日本は、何でもかんでも病院へ行かなけりゃ、損や・・・という状況をほんの少しだけ制限するような知恵が必要になってくるのやないのかね。。。

 それが本人負担率の引き上げなのか、診療前診察での振り分け・・・のようなシステムなのかは判らないけど、いずれにせよ、国民財産である健康保険の積立金の無駄遣いを何とか減らすような工夫が、必要なのは確かや。。。無駄に高くて飲まれてない薬を何十日分も出す無責任さ。。。本当に必要性があるのかどうかが判別しにくい治療。。。私ね、町の整形医に毎日のように通っているお年寄りが腰に電熱のようなものをあてて、ちっとも痛みが無くならないとぼやいているような話。。。こんな話がごろごろ転がっているやんか。。。

 医療天国・ニッポンの、医療費無駄遣いを何とか減らさないと、医者も足らないし、たこが自分の脚を食べているようなこと・・・になるのやないのか・・・と心配するのやね。。。