食べるということは、生きるということ。そして、信じることや。 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

食べるということは、生きるということ。そして、信じることや。

7/21(火) 先週、日経新聞を見ていたら、企業が農業に手を出すところが増えているのやて。。。スーパーが農地を借り取って、そこでの作物を安定供給させたり、カゴメがケチャップの材料のトマトを、市場にも出荷しているのやと。。。

 日本の農業というのは、どうしても経営規模が小さく、米以外の作物には、政府の補助金が少ないので、なかなか大きくしてもスケールメリットが出せない悩みが有った。自国で作った作物より、大幅に安価な野菜などが中国などから入って来る。。。本来、もっと低コストで出来るはずの作物が、なかなか割高になってしまっていて、輸入ものに負けてしまうという、おかしな事が続いているのやね。。。

 最近の生鮮食料品には、その商品がどれだけエコに、ここまで運ばれていたのか・・・ということを問題にするエコマイレージという考え方が普及し出して来た。。。地元で食べるものぐらい地元産のものを食べたら、輸送のためのガソリン代も少なくて済むし、地球環境にも良い。。。ということなんやね。。。

 それにしても、中国から割高な航空便を使って日本に運んできても、そろばんが合う・・・いうのだから、向こうのお値段が、いかに激安なのかが判るね。。。日本の野菜は物流費やら、梱包材料費、仲介商社の介在、昔ながらの仲卸などの無駄の多い流通経路を経て割高になっていく・・・のやね。。。

 でも、地産地消の考え方は、本当なら、高い輸送費が含まれていないのだから、他のものより、安くならなけりゃアカン。。。すぐとなりの畑で作られたものをいただくのだから、費用も格安にならないとアカンからね。。。

 それとやっぱり、国産の方が農薬が少ないとか、安心感がある。。。どこの誰が作っているのか判らない中国産の野菜って、やっぱり、怖いやんか。。。芝生を青く見せるためにペンキを直接、芝生に塗ってしまうような国やで。。。何が入っているか・・・。

 でも最近は、焼酎の材料に汚染された米を使っていたり、国産やと偽って中国産のうなぎを売っていたり、日本人も、悪知恵を働かすような輩が増えてきたのやね。。。牛のホルモンで作ったソーセージとか・・・北朝鮮産のアサリを中国製やと嘘ついてたり・・・。よう、やるわ。。。

 安全で安心な食物をまじめに提供する・・・という、人としての倫理観より、より、多く儲けてやろう・・とか、ちょっとぐらい誤魔化してもバレなければ良いやろう・・・という情けない日本人が増えてきてしまったのは、ホント、残念な事やね。。。

 その一方で、大量にコンビニ弁当を廃棄するという、馬鹿なことばっかりやってた、日本最大のコンビニチェーンは、値引き販売をしてでも、無駄にほかされる食料を減らす・・・という当たり前のことをやっと始めた。。。

 食は人間とって、とても大事な問題。でもその前に、人を信じるという、もっと基本的な問題が、揺らいでしまってきている・・・ということに、大きな危機感を感じるね。。誰も信じられないような世界になってしもたら、そっちの方がもっと、恐ろしいことなんや。。。

 人を裏切らない。。。信用こそ、その仕事の社会的意義。。。この倫理観が無いと、食を預かる資格がない・・・。この当たり前のことが、当たり前にならんと、えらい時代になってしまうで。。。