きかん坊・中国とのつきあい方
7/11(土) 北京五輪の直前に、中国がチベットを弾圧している・・・と大問題になった。そして、今度はウィグル族の問題・・。圧倒的な人数の漢民族がウィグル族という少数民族を弾圧している・・・と、見る向きは多い。。。人権問題や・・・と、多くの国は今の中国のやっとることを批判している。。。
でもね・・・アメリカインディアンの土地を奪って、荒れ地に追い出し、絶滅の危機にさせている国やら、アイヌという少数民族を弾圧して、ほぼ、滅ぼしてしまった国が、何を言っているのか。。。と中国人も反論したいところやろうね。。。
歴史っていうのは、時に、とてつもなく残酷な事を平気でやってしまうもんや。。。国の覇権・・・っていうのは、少数民族の文化や生活そのものを簡単に奪い取ってしまうものやからね。。。これが、時代の流れや・・・で終わらせたらアカンのやろうけど、現実問題として、力のある民族が、力のない民族を押さえ込んでしまう・・・という結果になってしまうのは、いくら、周りが叫んでみても、有る程度は仕方のないこと・・・というあきらめざるを得ない・・・ことなのかも知れないのやね。。。
今も全世界では、国と国と、宗教と宗教の、そして、民族と民族、文明と文明のぶつかり合いが続いている。。。お互いを認め合って共存共栄の道を探しているところはええのやけれど、これに、民族主義的なナショナリズムや、毛嫌いするような排他的な思想が入り混じると、とんでもない泥沼が出来てしまう・・のやね。。。
私は、ちょっと古い思想だけれど、「内政干渉」という発想を中国は大事にしていると思うのやね。。。他の国のやっていることには、口を出さない代わりに、自国のやっていることには文句を言わせない・・・という考え方なんや。。。
中国という国は、まだまだ発展途上国で、他の国のアイデアを平気でパクったり、電子機器を制御しているマイクロチップの中にある企業秘密であるソースコードを明らかにしない製品は中国国内に持ち込まさない・・・なんていう、世界標準とは全く違った法律を平気で作る国や。。。
それは、自分たちが苦労して、多くの時間や費用をかけて開発した技術を他国に簡単に取られてしまうという悲哀を、未だ味わった経験がない国だからこそ・・・の発想なのやね。。。苦労して作った技術なら、簡単に他の人たちに、真似されてしまうようなことは、人として「嫌」である・・・という感性がそこに生まれてくるはずや。。。
ところが、格安の労働力と、比類無きマーケットを持つ中国では、ほおっておいても、世界中から、最先端技術やら、優秀な製品や技術が集まってくる・・・のやね。。。つまり、他の国が長い年月をかけて培ってきたものを、そのまま、何の苦労もなく得ることが出来てしまう・・・。こんな、悪い癖が付いてしまっているのやね。。。
ただ、そのことをひゃっぺん、中国人に言っても、どうしようもないこと・・・なのやね。。。人権弾圧も、これはアカンことやで・・・って、先進国が言ったって、聞かないし、他の国の物まねをやるのは、ルール違反やで・・・って、何度言い聞かせても、中国人はわからん。。やろう。。。
まさしく、中華思想の国、中国では、自分が世界の中心であり、他の国の価値観は関係無い。。。自国のルールが世界のルールや・・・という発想があるからなのやね。。。
私は、中国にこれらのことを本当の意味で理解させるのには、もう半世紀ほどの時間が必要やと思うのやね。。。中国独自の技術で出来た製品を他の国に真似されて、それが爆発的に世界で安値で売れていたり、中国より、民度の遅れた国で、あまりにも酷い政治的弾圧や、露骨な人権抑制がされていたりして、初めて気づくんや。。。
今の中国は、他の国が100年かかってやったことを、わずか20年ほどでやっているようなところがある。。。だから、それなりに大きな歪みが、そこいらじゅうで来ている。。。と、思うのやね。。。ただ、それを他国に何が出来るか・・・。私は見守ることしか出来ないと思うのやね。。。
少数民族弾圧はアカン。。。他人の技術を盗むことはアカン・・・と、いくら世界の常識を教えてあげても、結局、この国が、自分でそれを乗り越えないとアカンことなんやからね。。。
これからも中国は、酷い人権弾圧をしている、民度の低い国であるという批判や、人の真似をしておいて、平気でいる、盗人たけだけしい国や・・・という批判を世界から受け続けるやろう。。。
ただ、それより、もし中国との貿易が途絶えてしまったら・・・とか、もし中国と戦争になってしまったら・・・とか、そっちのほうが、アジア諸国にとっては、影響力が多きすぎることになるのやね。。。だから、多くの国は、長いものには巻かれろ・・・ということになる。。。
じゃぁ、日本は、どんなポジションを取るのか・・っていう問題や。。。中国の悪いところは、悪いとはっきり言ってあげる・・・良き隣人・・・っていうのが、日本人の好きな対中国観・・・なのやろうけど、中国で食わせてもらうような立場に、日本がどんどんなってきたら、これも言えなくなる。。。
結局、反中国の考え方の人が増えるか、親中国の現実的な路線で行くのか・・・という二者択一に日本は追い込まれていくのやないのかね。。。
私は、中国の暴走を止められるのは、日米連合だけやと思っているし、経済力的にも、有る程度の緊張感を保って、付き合っていくのが、一番の得策になるのは、間違いないことやと思うのやね。。。
今の中国は経済絶好調・・・。人間、一度豊かになって、良い目を見ると、なかなか昔には戻れないものや。。。経済的に豊かになることは、実は、今の豊かさを維持継続したい・・・という考え方が大勢になることから、一番の安全保障にもなるのやね。。。戦争起こして、何もかも失いたくないのは、誰も同じやからね。。。
GDP世界一位の米国と第二位の日本で、世界の過半数の経済を抑えられていた時代は過ぎて、サミットもいろいろな新興国が出席してくるような時代になった。。。これからは、中国との付かず離れずの良い関係が、日本の価値を維持することになる。
生き残りを賭けたサバイバルレースは、もう、とっくの昔に始まっている・・・。