国土交通省は、航空権益を放棄せよ! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

国土交通省は、航空権益を放棄せよ!

6/4(木) 6月に入って、めっきりマスクをしている人を見なくなったね。。。新型インフルエンザの蔓延が防止出来たのも、高温多湿を嫌うウィルスの性格のおかげ・・・なのやろうけど、それにしても、この数週間ほどの騒ぎは何やったんやろうね。。。麻生太郎首相が、テレビのコマーシャルにまで出て、「冷静な判断をお願いします・・・」おぃおぃ、一番冷静やなかったのは、お役人さんたちやなかったのか。。。大騒ぎにしてしまった張本人は、いったい誰・・・なのやねん。。。

 さて、もうすぐ夏休み。。。。7月から、航空各社では、やっとのことで、悪名高き、燃油サーチャージが0円になるのやて。。。急激な航空燃料価格の高騰によって、本来、運賃に含まれるはずの燃料費を、別途徴収しなければならなかった。誰が悪いでもないのやけど、もともと、国土交通省が決めた、認可運賃という制度が、あまりにも時間がかかりすぎて、小回りがきかない制度であった。。。ということを、露呈してしまったのやないのかね。。。

 本来、全世界の航空会社は、航空運賃を独自判断で自由に設定出来る権限を持つ。だから、航空機を運航するコストである航空燃料価格が上昇したのなら、航空会社の判断において、運賃を値上げするのが本当である。もちろん、航空会社同士の熾烈な価格競争があるから、全部の会社が一律というのは、あり得ないのやね。。。

 少々の損を覚悟で顧客獲得に走る会社もあるし、逆に大幅な航空運賃の値上げを実施してしまうところもある。。。つまり、そこにあるのは、企業の裁量であり、これによって、公平で公正な競争が維持出来る・・・というのが、本来有るべき姿やのやね。。。

 ところが、日本という国は、とことん役人さん中心主義の国で、ありとあらゆる所に、役所が口を突っ込んで来て、お役所の権益を作ってしまっているのやね。。。日本の空港を発着する航空会社の運賃は、認可制になっていて、その運賃は、不当競争を防止する・・・という大義名分に守られていて、お上の承認が無いと、おいそれと変えることが出来ないシステムになっとるのやね。。。

 そこで、航空各社は、こまめに半年先ほどの運賃タリフを、三ヶ月毎に、頻繁に上げることをやっているのやけど、これが、なかなか時間のかかる面倒な手続きが必要なんやね。。。つまり、実質問題として、元は半官半民であった、日本航空を守るようなシステムの名残がここにあるのやろうね。。。

 安売りバーゲン航空会社に、国内線の運賃体系をひっかきまわされないように、やっていることなんやろうけど、問題は、これを国際線の他国の航空会社にまで、日本発の運賃体系を認可制という形に限定させて、適用させているのやね。。。つまり、日本の空港に出入りする航空会社は、日本の役人さんにお伺いを立てて、その役人さんたちの顔色を見ないと、値上げも出来ないし、値下げも出来ない。。。これって、大きな権益やで。。。

だから、本来は、燃料価格の上昇分のうち、半分ぐらいを顧客に負担させれば良いはずなのに、いつの間にか、ほぼ全額を転嫁出来てしまうという日本流のシステムを、勝手に、作ってしまいよって、日本人旅行客や日本を訪れる外国人たちは、大いに高額のエクストラチャージを支払わせられる・・・という羽目に陥ってしまったんやね。。。

燃油サーチャージは、3ヶ月前のどこか東南アジアの空港での航空燃料の価格が基準になっているのだという。。。つまり、今、原油価格が少し上昇気味だが、3ヶ月前は安かったから、7月からゼロになるけど、また少ししたら復活する可能性もあるのやね。。。

航空会社も、本当なら、運行原価が上がったらすぐに運賃を上げたい。逆に下がったら、早く下げて、顧客にアピールしたいはずや。。。ところが、今のシステムやったら、値上がり局面になると、原価が上がっても価格を転嫁出来ない期間が3ヶ月もある。。。一番の需要期にこれが当たったら、航空会社は、莫大なリスクを負ってしまうことにもある・・・だから、余分に取っておかないと・・・という発想になって、高止まり現象が続いてしまうのやね。。。

こんなことが続くとどうなるか。。。7-8月のかき入れ時に、燃油サーチャージゼロの客が航空機に乗るのやけど、この間も燃料価格が上がるから、航空会社は、この分は客からもらえない。。。そして、今の負担を今度の見直しである10月からの料金に乗せることになるのやね。。。

つまり、夏休みの時の損を、秋に航空機に乗る人から取る・・・というおかしな事になるのやね。。。利用者の公平性から言って、これは、大きな問題やね。。。

これって、本当に守るべきは、利用者の利益やのに、役人の権限を守ることの方が、優先されてしまつている・・・というええ例やないか。。。燃油サーチャージなんか一日も早く止めさせて、航空各社の適正な競争に任せた方が経済原則が働いて、結局は利用者の利益になるのやないのかね。。。

国土交通省は、航空運賃の認可制なんて、時代遅れな制度を、きっぱりと止めて、自分たちの権限を放棄しろ。。。こんな役所、ほんと、要らんで。。。