意識の違い-お見舞いする人・受ける人- | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

意識の違い-お見舞いする人・受ける人-

3/1(日) 退院から一週間。。。大腸を30センチ切っただけ・・・と、舐めていたら、なかなかお腹の調子は、平常に戻るものやない。。。人知れず、便秘と下痢を定期的に繰り返して、水分不足やら、運動不足やらも加わって、食事があんまり食べられなかったり、一日に十何回も便所に通わないといけない日が続いたり、けっこう大変なものである。。。

 お腹の調子とは裏腹に、手術でお腹を切った跡の傷は、手術直後は、服にでも触れただけで、ビンビンと痛みが走っていたのに、もう随分慣れっこになってしまっていて、腹腔鏡を入れていた穴も、切開や縫合のための器具を入れていた穴の跡も、驚くほど痛みは無くなっている。。。

 とかげの尻尾が生え替わるのもスゴイけど、人間の組織が回復するために傷を塞いだり、ひっつけたりする能力も、大したものやね。。。あんな大きなメスの切り傷が、たった一週間ほどで塞がるのやから、ビックリするわ。。。

 ただ、普段家になんか居ないのに、家で養生していることが多いので、世間さまの目っていうのは、意外と気になるもの・・・なんやね。。。あの人、リストラされはって、家に居てはるのやろうか・・・なんて、人から、思われるのが心外なんやね。。。

 普通の日に、何かの買い物で、スーパーなんて行くと、平日の昼間なのに、ええ歳をした少し年配の男の人が、けっこう居てはる。。。中には、浮浪者のオッチャンに近い人が、試食のハシゴをしてして、見ていて情けないね。。。今の世の中の世相を映していると言ったら、そうやろうね。。。

 自分の体調が悪いことを、近所の人やら、知り合いの人に言いふらすのも、普通の感覚の人やったら、憚られる。。。病気自慢・・なんていうレベルやったら、笑えるだけで済む・・・のやけど、こと、癌なんて、生死を分けるような重い話になったら、シャレで済まされへん・・からね。。。だから、自然と、人さまに出来るだけ、会わないようになってしまう・・のやね。。。

 病院に入っていた時のお見舞いも、自分が病気で入院しているケースと、逆にお見舞いに行くケースとでは、意識にこれだけ差があるものか・・・と思うことが多いのやね。。。特に、容態が思わしくない時に、入れ替わり立ち替わり、お見舞いの人が来てしまうと、本当に疲れてしまうし、有り難いのやけど、辛い時もある。。。

 お見舞いに来ていただける人は、一人一回なんやけど、お見舞いを受ける方の患者からしたら、何回も何回も自分の容態とか、手術の感想なんかを、一から話さないとアカンのやね。。。同じことを何回も何回もしんどい時に、説明せなあかん辛さ。。。これは意外にこたえるのやね。。。

 逆に、体調がよいのに、誰もお見舞いに来てくれない日。。。これも寂しいものやから、勝手なモノや。。。2~3日も放っておかれると、何か、気持ちが落ち込んでくるものやからね。。。

 自分が病気であることを、どの範囲までお知らせしたら良いのか・・・っていうのも、大変、難しい。。。問題や。。下手に拡がってしまって、たくさんの人の耳に入ってしまったなら、逆に、困った事態になることが多いからね。。。たくさんのお見舞いをいただくのも、痛し痒し・・・やし、何か、お見舞いを強要しているようになっても、困る。。。出来ることなら、全てが終わって、すっかり元気になってから、実は・・・っていうのが一番良い・・・からね。。。

 ほんと、病気っていうのは、いろいろと気も遣うし、精神的にも、しんどいものやね。。。