霞ヶ関の正体みたり人事院
2/4(水) 人事院という組織がある。公務員の給料の決定権やら、人事権など強大な権力を持つこの組織の現在の総裁は谷・・・という人。もともと郵政次官というから、旧郵政省のトップである。その後社団法人の理事長などを経て、このポストに就いているのだけれど、期しくも、この人と甘利さんがバトルしている。
官僚天国と呼ばれる日本の国家公務員制度の中でも、人事院っていうのは、特別な存在である。いわば、官僚の中の官僚。。。なんとか役人中心のシステムを守ろうと必死である。
今回の官僚改革で、政府は内閣府の中に別組織をこさえて、高級官僚の人事権と、給与体系を決定する特権をここに移そうとしたんやね。。。ところが、人事院の仕事がなくなると、これに反発した人事院の谷総裁は、首相の呼びかけに応じず、会議の出席を拒否した・・・んやね。。議院内閣制の日本で、内閣総理大臣より、官僚のドンが偉いのかね。。。
人事院からしたら、自分たちの権限が奪われることになる会議なんて認めない。。。という露骨な反発の態度を示した・・・というところやろう。。。
そもそも、こんなシステムを許してきた政治があかんのやけれどね。。。官僚の人事権が内閣府に移ると、アメリカのホワイトハウスのように、政権交代が起こると、有能なスタッフをいろいろなところから集めて来られる。。。
おまけに、この不況時にも高い給料を保障してきたシステムも同時に崩れる・・・ということなんやから、役人たちは必死。。。
もともと、国家公務員にはスト権などの労働三権が認められていない。そのために、あまりにも国家公務員の立場が弱くなりすぎることがないように、第三者機関として、その立場を決める組織として成り立っていたのやね。。。
ところが、この権力があまりにも強大過ぎて、いろいろな改革を進めていくための抵抗勢力として、今度立ちはだかってきた・・・のやね。。。そもそも総裁自身が天下り・わたり・・・の高級官僚。。。心情的にも、ヒールに仕立てられた。。。という部分はあるのやけど、いきなり、改革の本丸に来た。。。というのもあるね。。。渡辺善美議員が自民党を離党してまで、渡り廃絶を求めたことも、世論を喚起したという部分で、意味があったのやないかね。。。
これだけ世の中が激しく変化している昨今、公務員さんたちだけが、安全地帯にいて、甘い汁を吸い続けている・・・という現実に、世論が激しくNOという意思表示をした・・・という、ことなのやないのかね。。。