日本の大統領制の足を引っ張る亡霊たち
1/11(日) 日本が、2兆円の給付金で、これだけバタバタしているのをあざ笑うかのように、総額72兆円にも上る景気対策と、300万人もの雇用対策を、アメリカの次期大統領のオバマ氏が、ドーンと、打ち上げた。。。
アメリカは、もうすでに、金融機関などの支援に、そのぐらいの規模の財政出動をしているのやけれど、追加措置でこれだけもやる。。。っていうのは、まだまだ世界一の経済大国・・・やということやろう。。。ただ、そのツケがどうせ、米国の国債だよりで、その国債を買っているのが日本や中国なのやから、ある意味、人のふんどしで相撲を取るような格好・・・とも、言えなくもない。。。
国債だよりで、債券をバンバン刷って、ドル札もバンバン刷って、それで、酷いインフレになせない・・のやったら、苦労は無いはなぁ。。。日本からしたら、つけ回しだけは、ご遠慮したいところやけれど、米国という、お客さんに喰わしてもらっている立場の日本は、弱いわなぁ。。。自国に大きなマーケットを抱える中国とは、根本的に経済構造が違う・・・からね。。。
それにしても、アメリカの政策っていうのは、つくづく、ずるい・・・やんか。。都合が悪くなったら、アメリカ経済を牛耳っているユダヤの母国イスラエルが、喧嘩をしかけて、戦争でも起こせば、何とか国民の目をそっちへ向けられる・・・なんていう古典的な政治手法を、まだ使っているのやからね。。。全世界の国が反対しても、アメリカは、イスラエルを支援する。。。それだけ、ユダヤ人は、アメリカという国に、しっかりと、巣喰っている・・のやね。。。
今まで、アメリカべったりやった日本は、珍しく今度は、パレスチナのガザへの人道的支援を打ち出した。日本が中東問題で、政治的に、ここまでハッキリした態度を表明するのは、久しぶりや。。。この件に関しては、EU諸国らと共同歩調を取るのが良い・・・との判断やろう。。。アメリカという国の、世界での存在感が、少し弱まってきている・・・という、流れもある。。。
つまり、今、世界のパワーバランスが少しずつやけど、動き出している・・・ということもあるのやろう。。。中国が空母を計画したり、パレスチナ側に中国製の武器やミサイルが供給されている・・・なんていう噂もある。。。第六次、第七次の中東戦争が、起きかねない状況・・・というのは、変わらない・・・のやろうね。。。
それにしても、いつも思うのは、アメリカという国の政治の力強さである。一国のリーダーを決める方法も派手やけど、国民一人一人が、政治に対する関心が高い。。。納税者意識も高いのやけれど、それに対する政府や行政の仕事ぶりも、大変真摯で、不正に対する警戒感や倫理の高さがある。これは、宗教的なバックボーンもあるのやけど、あのオバマ大統領を、みんなが、ワァーっと、一緒になって盛り上げていくパワー・・・。どこかの国の政治家も、ちょっとは、爪の垢でも煎じて飲んで欲しいぐらいやで。。。
あれだけ多種多様な人種が暮らす国やから、あそこまでの力強さがないと、一つになれない・・・という部分はあるのやけれど、それに比べて、極めて単一民族に近い日本人は、どうなんやろう。。。阿吽の呼吸で、何でも事が進んでしまうことが、良いようで、あんまり良くないこと・・・っていう弊害ばっかりが目立ってしまっている。。。
この原因をどこに求めるか。。。それは、やっぱり日本の国の政治のやり方が、明治以来、英国をお手本にしてきたこと・・・。これにあるような気がしてならないのやね。。。英国流の議会制民主主義っていうのは、確かに日本のある時期においては、大変優位に事が進む優秀なシステムやったのやけれど、一握りのエリート官僚たちが、実質上の裏権力を握ってしまっていて、その人たちを、国の主権者である国民が、選んだり、罷免したりできない・・・という制度上、大変大きな欠点がある・・・ということに、気付かないとアカンと思うんや。。。
つまり、政治が行政をコントロール出来ないほど弱くて、官僚達がいないと何も出来ないようなシステムが出来上がってしまっていること。。。このことが本当に大問題なのやね。。。日本も、ええかげん官僚中心主義から、政治が中心になるまともなカタチのシステムにだんだん切り替えていかないと、いかん。。。具体的には日本も、大統領型の政治システムに移行していかないと、これらの改革は無理やと思うんやね。。。
日本はかつての戦争へ突っ走った反省から、一部の独裁者が生まれないような政治システムが一番・・・やと信じて、これを維持してきた。。。これが、日本が大統領制へのアレルギーのようになってしまって、何でも合議して、誰も責任を取らないような、ぬるま湯のようなシステムを延々と続けているような気がしてならない・・のやね。。。
確かに日本は天皇という存在があり、これを政治的にフルに重視してきた歴史はある。ただ、それがトラウマになって、本来、政治のシステムを変わるべき時に、何も出来ない・・・というようになっている・・・ことはないやろうか。。。いま、日本は生き残りをかけたところに来ている。。。日本がこれからも、良い国であり続けられるために、いま、何をすべきか。。。これを、もっと真剣に検討すべきやと、私は思うのやね。。。