ビッグスリーの崩壊が秒読みに入った
12/14(日) アメリカの自動車メーカー、ビッグ3と呼ばれるフォード・GM・クライスラーこの仲で、フォードを除いた2社が、運転資金が枯渇して、政府から税金でお金を融通してもらおうとしている・・・。また、その額が半端や無い。。。。
アメリカ人の10人に1人は、何らかの自動車関連の産業に従事している・・という自動車王国のアメリカでは、仕方のない事なのかも知れないけれど、他の産業に従事している人にとったら、何で自動車だけ、税金で助けたげんと、あかんねん。。。という怨み節が出ている。。。
ビッグ3の会長が揃って日本の国会にあたる上院に呼ばれた時に、みんな自家用ジェット機に乗ってワシントンに、やってきた。。。議員から、ほんとうに、危機意識は有るのか・・・と、批判の的にされてたね。。。米国の自動車会社の会長さん・・って言ったら、超の上にまだ超が着くセレブさんや。。。自家用ジェットぐらい何機も持っているのやろうけど、税金から金を出して貰うのに、自分だけええめをしていたら、国民感情が許さないのは、どこの国でも一緒や。。。
厳しい批判にさらされて、この三人の会長さんは、自分の給料を、みんな一年間に1ドル・・・に下げたのやて。。。それにしても極端やな。。。
私は、この高いサラリー体質こそ、米国自動車産業の、弁慶の泣き所やと思うのやね。。。米国の自動車産業は、ユニオンと呼ばれる労働組合が飛び抜けて強い。。。この組合員の数も半端な数やないので、政治的に強い力を持っておる。。。言わば、圧力団体のようなものなんやね。。。労働組合は、車が売れようが、売れまいが関係ない。。。売れないのは、安い輸入車が外国から入ってくるからや。。。と、保護主義的に国内マーケットを必死で守ろうとする。。。保護関税を高くしてね。。。
ところが、アメリカの消費者は、ガソリンをばらまいて走っているようなアメリカ車なんかは、買わずに、燃費が良くて故障の少ない日本車を買ってくれる・・・。こんな、構造的な問題が、ずっと続いているのやね。。。そりゃ、自動車の組立をやっているような工員さんが、年収1500万円も2000万円も、取ってたらアカンわ。。。給料が高すぎるから、安い車が作れないのや。。。こんな当たり前のことが判らないのかね。。。
おまけに、ハイブリッドや新しいデザインコンセプトの良い新車が、米国ではなかなか出てこない・・・。開発費もけちって、ろくすっぽ、技術研究もやらずに、文句ばっかリ言っているのやから、まぁ、自業自得なんやろうけどね。。。こんなことをしていたら、どこか、また潰れるところが出てきて、アメリカから自動車産業が消えてしまうのやないか・・・なんて極端な見通しをする専門家もいるぐらいや。。。
もしものことがあったら、そのパワーや雇用は、軍需産業やら航空機産業なんかに向かったら、また、どこかに戦争をしかけないと、そんな産業が、食っていけなくなる。。。だから、アメリカは、定期的にどこかに、喧嘩をしかけて、金を使わないと、保たないような体質になりつつある。。。馬鹿な話やね。。。なんぼかは、日本もその企てに乗せられている。。。自衛隊は、アメリカの軍需産業の上得意さま・・・やからね。。。
それにしても、労働組合の強すぎるところは、廃れる・・・。っていう鉄則は、ここでも成り立つ。。。日本の社保庁、日教組だけやなかった。。。自由の国、アメリカでも、労働組合が成熟し過ぎて、全く周りが見えてない状況・・・になっている・・・という辺り、同じやんか。。。組合活動が出来るのも、ちゃんと、お仕事が軌道に乗っていて、順調であればこそ。。。まともな利益を上げることも出来ないくせに、給料上げろ、仕事をカットするな。クビ切りするな・・・ってなんぼ、叫んでも、虚しいだけ・・やんか。。。会社や組織そのものが無くなってしまったら、どうしようもない・・・。まさか、そんなことはないやろう。。。という甘い考え方を、いつまでもしている限り、その組織は、アカンやろうね。。。