日本は、この不況から立ち直れるのか?
11/19(水) どうも、世の中、不況風が吹き荒れている。リーマン・ショックの影響が比較的軽微である・・と言われていた日本でも、来年四月に就職予定の人が内定中止を喰らったりしているのやて。。。まさしく、不況に人生を狂わされる事になるかもしれない・・・人たちは、死活問題や。。。
その反面、キリンホールディングスがオーストラリアのコカコーラ社を買収するとか、スズキの株をGMが手放したとか、円高に敏感に反応した動きも見られる。日本企業にとったら、海外の大型企業の買収は2割3割、お得なバーゲンセールのようなもの。。。。貯めた円の強みを遺憾なく発揮させようと、新たな投資先探しに必死や。。。輸出業には、決定的な損失を見せつける円高も、海外物件の購入とかの際には、千載一遇の好機やからね。。。資金的な余裕のあるところは、ここぞと、攻勢に転じている。。。
景況感というのは、もともと、業種によって、大きな差が出て当たり前のものやったのに、今までの日本が異常であった・・・という、認識をしておいた方が良い。。。というののは、これからの時代、全部の業種が、同時に良くなったり、悪くなったり・・・ということは、有り得ない事やからや。。。そんなのは、高度成長期だけのこと・・・やからね。。。これからは、やってる仕事によって、より大きな格差がやってくる。。。そりゃ、そうやわなぁ。。。ビールの売上が絶好調の時に、日本酒も好調・・なんて、おかしいやんか。。。焼酎が売れたら、洋酒がダメになる。。。これ、当然や。。。つまり、日本全部が絶好調・・なんてことは、これからは考えられなくて、良いところと悪いところの差がどんどん大きくなってくる。。。のやね。。。
つまり、普遍的な商品力を持っていたり、他が真似出来ない技術力を持っているようなところは、強いけど、どこでも出来るような商品や、比較的技術力が低くても出来るようなところは、どんどん弱くなる・・・のやね。。。海外でも出来ることとなったら、人件費の差で淘汰される・・・のやね。。。
つまり、これからの景況感は、この業界は、良くて、この業界は最悪。。。ぐらいの意味しか持たなくなってくるのやね。。。そもそも、国民全員の消費マインドを、たった1つの指標にまとめてしまう事、自体が、とても乱暴で、無茶な話なのやないのかね。。。
例えば、畳屋さんが、全然注文が無くて、不況や不況や・・・と嘆く。。。そりゃ、そうや、新築住宅で、和室を作る人が2割ほどしかなくなっている。。。でも、家を建てている人は、意外と多い・・・となったら、ハウスメーカーは景気が良いのに、畳屋さんは、ぜんぜん、ダメ・・・ということになるやんか。。。ほな、畳屋さんは、フローリングやら、クッションフロアを敷くような仕事に、職業替えするか、畳表を使った座布団やら、ごろ寝マットなんかを作って売ったら、食っていける・・・ということなんやね。。。こうして、何か、自分の仕事の業態を、時代の流れに即して、常に変えていける・・・というのが強みになるのやね。。。逆に言えば、いつまでも不況業種にしがみついていれば、喰いっぱぐれてしまう。。。ということなんやね。。。これが、シビアな話や。。。
日本は、老舗。。。という考え方が強くて、1つのお商売を、何代もに渡って続けていく。。。という、お商売の仕方が多い。。。いつも時代にも受け入れられて、時代が変わっても、人々に愛され続けられる・・・そんな仕事が有ったら良いのやけれどね。。。そんな老舗が不況には、強いのやね。。。
日本は・・・、というより、アジアは、中小零細企業が多い国や。。。中国で大企業で働く人のほとんど全員が、いつかは起業して、社長さんになりたいと思うのやそうや。。。反対に欧米では、寄らば大樹の陰。。。企業で働き、安定した生活を目指したいと思う人が多い・・のやそうや。。。どっちが、経済が活性化するかと言えば、やっぱり、アジア型のほうなんやね。。。街角で自転車の修理をしている人が、いつかは、バイクメーカーを起こそうと、必死になって働くのやからね。。。
成功するのは、何万人に一人なのかも知れないけれど、国民、全部が、こんなギラギラした気持ちで、毎日生活してたら、スゴイことになる。。。で。。。日本は、戦後、必死になって働き続けて、他と比べると、少し早く発展してしまって、もう、こんなエネルギーの溢れるような国ではなくなってしまった・・・のかも知れないね。。。今は、もう、何が何でも生活を良くしたい・・・というより、少しでも楽で高収入を得たいし、仕事より家庭の幸せを優先する人たちが増えてしまった。。。
一旦、このエネルギーを失ってしまった人たちが、なにくそ・・と、いう気になるためには、一度、落ちるところまで落ちなければアカンのかも、知れないね。。。