農村へ帰ろう!日本の食は日本人が守らんと。。。
10/19(日) 殺虫剤が混入していた、中国製冷凍いんげん豆の袋に、何と、1ミリぐらいの穴が見つかったのやて。。。これで、この殺虫剤が、ひょっとしたら、日本の店頭とか、流通過程とかで、注射器による混入・・・という方法も可能性として、出て来た・・のやね。。。
前のメタミドホスと違って、今度の殺虫剤は、日本でも比較的容易に手に入るものらしいから。。。中国製野菜の評判を落としたい・・・何らかの意図を持ったヤツの犯行・・・っていう線も、出てきた・・・ということやね。。。
となると、これは、縫い針をパンに刺したり、布団に潜ませたりするような類の、いやがらせ犯・・ということになるのかね。。。悪いのは、日本や・・・、いや中国や・・・という、国家のメンツ的な話ではなくて、何国人かは判らないけど、一人、多くても4~5人の犯行・・・っていうことになるから、日本じゃ、威力業務妨害。致死量の薬物を使ったのなら、殺人罪で、捜査されることになる・・・のやろう。。。
この手の事件を見ると、昔のグリコ・森永事件を思い出す。お菓子に青酸カリを入れたぞ・・と、特定の企業を脅す。その企業から、やられたくなかったら、何千万、カネをよこせ・・・っていう話やったから、その点は、ちょっと今回とは違うけどね。。。
この事件以来、日本の食品メーカーは、製品をフィルム包装したり、一度開封したら、明らかに判るようにガードを固くした。売り場でも、多くの店舗で防犯カメラが設置され、縫い針や、毒物などの異物を混入されても、その証拠映像が残るような防衛策を採ってきたのやね。。。その結果、これらの犯罪を封じ込めるのに、成功した・・・という部分はある。。。
中国国内でも、毒餃子事件以降、工場内に監視カメラが設置されたり、社員の厳正な持ち物検査など、セキュリティ面で、随分レベルが上がってきたのやね。。。高いハードルをクリアしないと、外国に輸出出来ないように、中国政府が、監視体制を強化したからね。。。それでも、また起こってしまった。。。これからは、倉庫内とか、流通の各課程までも、監視の目を強化せんといかんのかね。。。犯人と当局や企業側の、化かし合いは、続く。。。。
日本は、いろいろな意味で、他の国から食料を輸入しないと、食っていけない国である。食料自給率の低さ・・・と言ったら、他の先進国と比べても最低クラスや。。。情けない事に、米は有り余って、米を作らないために、減反奨励金という税金まで農家に支払って、米を作らないでいてもらっているのに、他の多くの作物を、中国、米国などからの輸入に、頼り切っている・・・という現実があるのやね。。。つまり、日本で、高いコストをかけて作るより、安い外国製の野菜を買った方が、よっぱどまし・・・。という、経済的な理由がメインなんやね。。。
でも、これからは、少々高くても、安全性の高い食品の需要が上がってくる・・のだと思う・・・。つまり、これからは、農業が有望産業になる可能性があるのやね。。。ただ、そのためには、国は、大英断をしなあかんのや。。。それは、農地法の改正である。現在、農業というのは、基本的に企業が、大々的には出来ない仕組みになっとる。農業に従事する人の数が多くて、この人たちの選挙の時の票・・・っていうのが、日本の政治を左右している・・・という現実が過去からずっとあったからなんやね。。。
だから、有る意味、農家は、政治的に膨大な補助金を貰って、税制面でも、ものすごく有利な固定資産税で手厚く守られているのやね。。。民主党も、自党のマニュフェストの中で、農家の特別優遇措置を、ドーンと唱っている。。。つまり、農業政策=政治という、有る意味、癒着の構造に近いモノがすっかり出来上がっていて、農家は、共同組合を作って、そこに、大量の税金からもらえる補助金をプールしているという、歪んだ構造が、慢性化しているのやね。。
だから、本来、日商岩井、三菱商事、住友商事、などが代表する食料に強い商社などは、企業として、自前で、農産物を大規模に低コストで作ろうと思っても、法律でこれを禁止している・・・というおかしな事があるのやね。。。つまり、弱小零細農家・・・は、政治的な1票になるけど、これを企業として大規模にやられたんじゃ、困る・・・というので、農家保護をやっとる・・・。これが現実なんやね。。。
私は、農家の高齢化が進み、どんどん農業をする人たちが減ってきて、日本の耕地面積がどんどん減少していってしまっている・・・という現実。。。これを国は、もっと直視すべきやと思うのやね。。。休耕田や、耕作放棄された畑を、借り上げて、まだ力のある人たちが、集まって、農業会社をつくり、大規模低コスト安全を売り物にして、いろいろな作物を作る・・・こと。。。これを、奨励すべき時代に来ていると思うのやね。。。
これは、有る意味、日本人が、日本人の食の安全を守る・・・という、当たり前と言えば当たり前の、大きな意義がある・・と思うのやね。。。未曾有の経済危機の中で、日本だけ一人勝ち・・・っていうワケにもいかないから、日本のGDPは下がって来るやろう。。。大企業は生産調整をして、多くのパートや期間社員、派遣社員なんかが失業するようになる。。。そうなりゃ、失業率が一気に上がる。。。これは、社会不安を増大させて、浮浪者や、ネットカフェ難民などを急増させることになる。。。
でも、モノは考えようで、地方に行けば、土地はあるし、農地はある。その土地を使って、作物を作る仕事っていうのは、地道だけど、そんなに大きな収入にはならないかも知れないけど、それでも、食っていけるぐらいは、かせげる事業なんのやないのかね。。。都会で余った人材を何とか、地方で起こった農業企業などが受け入れることが出来たら、一挙両得。都会は浮浪者が減るし、農村には比較的若い働き手が増えて活性化する。。。そんな、夢は描けないやろうか。。。
日本人が作った食物を日本人が食べる。。。こんな、当たり前のことなのに、今の政治は、どんどんこれとは逆の方向のことばっかりやっている。。。既存の農家を擁護するだけやったら、今の日本が抱える根本的な問題は解決しない。。。個人個人の農家ではなく、あくまで戦略的な農業企業が、日本の市場で、少々高くても、消費者が買ってくれるような、安心安全な食料をたくさん、安定的に、供給する。。。そこに、活路があるのやないやろうかね。。。