吉田茂の成し得なかった夢を孫が果たす
10/9(木) 時の宰相、麻生太郎氏のお祖父さんは、吉田茂である。。。吉田茂といえば、戦後、日本の復興のためには、日本は再軍備よりも、経済発展を優先すべきである・・・と主張した吉田ドクトリンが有名である。GHQのマッカーサーと渡り合って、いろいろと日本の意志を、堂々と示した気骨のある政治家としても知られている。。。もっとも、吉田茂氏の引退後の著書では、本当は日本の再軍備と自前の軍隊を蔑ろにした事を悔やむ記述があるそうだが。。。
有る意味、吉田茂の当時の決断は、戦後日本の進むべき道を決定づけた・・・という点で、意義が大きい。。。と、思うのやね。。。軍隊に予算をたくさん回さずに、経済成長に集中的に予算配分をしてきたお陰で、日本の復興は早まった・・・ということは、やっぱり、間違いなかったやろうからね。。。
さて、時は60年も流れて、21世紀、平成も20年になる。これからの日本はどう進むべきか、奇しくも孫の麻生太郎氏が天下人になった。。。私は、麻生さんは、吉田茂氏の果たせなかった夢を実現すべきや・・・と思うのやね。。。それは、日米安保条約の解消である。日本は、戦後60年間、米国の軍事力や、核の傘の下で守られてきた。。。そして、世界第二位の経済大国にまでなった今、いつまでも、米国に、守ってもらっていてええのか。。。という素朴な疑問が有るのやね。。。
もちろん、米国には米国の思惑があり、日本や韓国に自国の軍隊を駐留させているのだが、それはそれ。日本が同盟関係にある米国に、基地を貸してあげている・・・という現実まで変える必要はないのだけれど、米国に守ってもらっている・・・という関係を、ぼちぼち、解消すべき時期に来ているのではないか・・と思うのやね。。。
どこが違うか・・といえば、米軍から、家賃を取れ・・・ということなんやね。。。ここ、大事なところなんやね。。。日本が米国軍に守ってもらっているから、好き放題豪華な官舎とか、贅沢すぎるような待遇が、まかり通ってしまっていたのやね。。。これが、こちらから、お願いして、いてもらっている・・・のではなく、米国の思惑だけで、いさせてくれ・・・と、向こうから言わす・・・そういうこと・・になれば、どうなるか。。。立場が逆転すると思うのやね。。。
日本は、民主主義の国家である。国民の総意として、米軍に、もう守ってもらわんでも、自前の自衛隊でなんとか出来る・・・と、言えるように、なるべきやと思うのやね。。。実際、タダでさえ、日本は、米国の兵器産業の大得意さま・・や。。。高くて最新鋭の戦闘機やら、とてつもなく高いイージス艦など、世界一の装備を誇る最新鋭の装備をどんどん買っている。。。
日本にとって、在日米軍が日本にいてくれるメリットは、昔から比べたら格段に下がっている。。。ただ、太平洋の覇権とか、中国、ロシアとを牽制する意味合いからしたら、まだ意味はある・・・日本がその代わりが出来るまでになるのは、なかなか難しいやろうからね。。。
沖縄などの日本側の負担は、もう限界に近づいている。米軍の駐留経費まで思いやり予算で出してあげてて、そら、米兵さんはええやろ。。。でも、大金積んでグアムへの移転費用を日本側が出してあげたり、米国の身勝手な論理で、無理強いをしてくる関係・・これに、もう、ピリオドを打つ必要があるのやないか。。。日本もいつまでも、納税者が黙っている国ではなくなるやろうから。。。
1964年、日米安全保障問題は、大論争になった・・・。学生運動で、安保粉砕、闘争勝利を叫んでいた段階の世代の人たちは、いま、どんどん定年を迎えている。。。それだけ時代が動いているのに、今のままで日本はええのか。。。ぼちぼち、米軍にお引き取りいただくような方向に、持っていく事が、日米両方にとって、プラスに働くことになるのやないかね。。。
米国も民主党のオバマになったら、大幅に軍事予算を削ってくるのは見えている。。。ドンパチ好きの共和党ブッシュと違って、米国の武器産業は共和党の側にいる。。。どうみても、世界は平和指向に向くしか無いのやないのかね。。。景気も悪いし。。。