アメリカ型経済運営は崩壊したのか? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

アメリカ型経済運営は崩壊したのか?

9/18(木) リーマンの次はAIGやて。。。日本でも有名なAIUの親会社やんか。。。でも、こんな大手の保険会社が潰れたらどうなるのかね。。。ただでさえ、保険会社なんて、何にもなけりゃ、ボロ儲けの商売なんやけど、会社自身が潰れてしもたら、その会社の保険に入っていた人の保険掛け金はどうなるのや。。。チャラにされて終わり・・・なんてことになったら、怖くて保険会社になんか、資金提供出来ひんがな・・・。ただでさえ、貯蓄的な保険商品がいま、増えているのに。。。。

 銀行やら証券会社やら、保険会社やら、お金を扱う商売の会社の間は、近年、どんどんボーダレスになっている。信託銀行やら、政府系金融機関とかもどんどん民営化され、合資会社などが多かった保険会社も、どんどんグループ化が進んで、単独ではなかなか、成り立っていかないような世の中になっている。まちの郵便局で、国債や債権、投資信託を扱っている時代やからね。。。

 金融ビッグバンが進むと、多くの会社は互いに、資金や債権を融通しあって、リスクを分散するような方策を採る。余剰資金の投資先を1個所にするのではなく、広く薄くするのは、もし、そこが破綻しても、全体として、何とか持ちこたえられるように・・・のためである。ただ、この持ち合い的な部分が、もたれ合いになってしもて、1つ転けたら、連鎖的に破綻が拡がる・・・っていう側面もあるのやね。。。

 外国の証券会社1つ潰れたぐらいで、どうってことない・・・と思っていたら、とんでもない。。。リーマンブラザース証券に資金を出していた新生銀行、みずほ銀行、UFJなど30億円~200億円ほどの資金が回収不能。。。つまり、踏み倒されたことになるそうや。。。もともと、この金は、日本人がせっせと貯めたお金やんか。。。郵貯が民営化して、市中銀行に流れた資金のうち、サブプライムローン関連に流れた、より高金利を目指して、動いたリスキーな資金が、焦げ付いた・・・ということなんや。。。実際には、銀行が被害を被った・・・のやけど、預金者や国に、火の粉が全く飛んでこないわけではない。。。これから、貸し渋りやら、資金供給量の縮小で、体力のない中小企業などでは倒産が増えるかも知れないし、失業率が上がって、タダでさえ後退傾向になった日本の足をより強く引っ張ることになるのは、間違いないからね。。。

 今度の経済危機で、アメリカは、リーマンは救わず、メリルリンチは、バンクオブアメリカの救済合併を通じて助ける・・・という対応を取った。もちろん、バックにはFRBの存在がある。つまり、リーマンブラザーズに公的資金は投入しない・・・という明確な意志を表明している反面、強力な経済出動を見せて、アメリカの不況阻止に対する強い意志も見せた格好なんやね。。。AIGも9兆円も資金をぶちこんで助けた。。。世界中が大パニックになるからね。。。何せ世界一の保険会社やから。。。

 これと似たような状況は、実は少し前の日本で起こっている。バブル崩壊で、日本の金融機関に信用不安が広まったとき、日銀は、思い切った資金注入を徹底的にやった。。。国際通貨「円」のプライドを賭けた勝負やったと思う。。。そのお陰で日本経済は、再び盛り返したのやけれど、これが今のアメリカには大変参考になるはずや。。。日本発の経済恐慌は決して起こさせない・・・という強い意志がなけりゃ、これは出来ない。。。これに近い事が、今の難しい時期である共和党ブッシュに出来るのか。。。まだまだ、予断を許さないところやね。。。