大都会の真ん中にもあった大自然の脅威 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

大都会の真ん中にもあった大自然の脅威

8/10(日) この前、関西でもあったけど、どうも今年の夏は、ゲリラ豪雨に各地とも悩まされとる・・・。突然、わき上がる積乱雲とバケツをひっくりかえしたような大雨。。。何か、南の島のスコールを思わせるような激しい雨が、突然降る。。。これらの気象情報は、なかなか予報は難しく、急にやってきて、短期的、集中的に大きな落雷とともに、一気にやってくるのやね。。。

 神戸の川では子供たち5人が犠牲になったし、東京の豊島区ではマンホールに入っていた人たちが、突然の降雨で出た鉄砲水に流されてしもた。。。ほんとうに、気の毒なことや。。。

 今回のゲリラ雨の被害は、都市部で起こっている・・・という特徴がある。地面がアスファルトで覆われていて、、コンクリートの土管を流れる水は、山間部と違って、雨水が地中に浸透する事がない。。。つまり、ほぼ、100%の雨水が、低い下水管や急な傾斜の小川に集中して流れてくる・・・。これが許容量を超えると、こういうことになるのやね。。。

 そう思うと、山の森林などに降る雨や雪・・・っていうのは、本当に有り難いものなんやね。。。土壌の中やら、湖やら、積雪の中に水分を貯めておいてくれるのやから。。。それを少しずつ、川に流してくれるから、川はいつも澄んだ水が途切れることなく流れているし、干上がったり、氾濫したりしなくてすんでいるんやね。。。これを山の持つ保水力というのやそうやけど、このおかげで、我々は水不足に陥らないで済むし、大水で、苦しまないで済むのやね。。。つまり、天然のダムのような役目をやってくれているんや。。。

 ところが、都市部に降る大雨は、この機能が通用しない。。。一気に降った大雨は、低くなったところを目指して、一気集中的な流れになって、襲いかかる。。。これが、不幸な事故につながったんやね。。。都会では、傘を差したり、長靴をはいたり、しなくても、生活が出来る便利な町を我々はつくってきた。。。そんなまちづくりにも、思いがけないような弱点があった。。。これからは、浸水性のある舗道ブロックとか、緑地を増やすことなどで、水を一気には流さないような工夫も、必要な世の中になってくるのかね。。。

 便利になりすぎた都会の生活。。。水に親しめる親水施設も増えてきた。ところが、万が一の急な大雨のようなとき、誰でも、恐ろしくなって避難するもの・・・と、我々は体験的に覚えてきた・・・。ところが、そんな原体験の少ない人たちが、ほとんどの都市部での生活では、わずか、水深5センチしかなかった流れが、僅か数分後に、腰までの猛烈な流れになる・・・なんていう予測をすることが不可能なんやね。。。今回の2つの事故は、改めて自然の脅威の恐ろしさを、街のど真ん中でも感じるような、そんな教訓を教えてくれている。。。あらためて、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。。。     合掌・・・。