バスターミナルにも手荷物検査場が必要な時代。。。
7/18(金) 山口県の14歳の男子中学生が名古屋まで新幹線で来て、そこからハイウェイバスに乗って、何と、果物ナイフで、バスジャック・・・をした。。。。原因は、同級生の女の子との交際を親に認めてもらえなかったため・・・なんだと。。。親を困らせてやりたい・・・というだけで、こんな恐ろしいことを思いつくかね。。。
中学生・・・という時期は、いろいろと心の揺れ動く時期で、つい、衝動的な行動に移ってしまったり、世の中の常識の枠を簡単に飛び出してしまったり・・・といい事件を起こしてしまいがちである。だから、この時期の学校は、とてももめ事が多い。。。
学校というのは、1つの社会になっていて、外とは隔離された世界がある。だから、この中で、起こっていることが、世の中の常識とはかけ離れている場合も多いのやね。。。例えば、生徒同士の殴り合いの喧嘩があったとする。街でこんなことがあったら、傷害事件として、当然、立件されるのやけど、学校という特別なところでは、生徒の将来のために・・・という特別な理由で、不問に付されてしまう。。。
ある子どもが、イジメに遭っていて、持ってきたお弁当のおかずをクラスメイトに食べられてしまうのだという。。。こんなことをヤッタのなら、立派な窃盗罪という犯罪である。ところが、これもその生徒が捕まることは無い。。。その生徒と親が呼出しを受けて、厳重注意・・・。これだけである。イジメられた生徒は、チクリやがって・・・と、より虐められて、不登校になり、他の学校への転校を余儀なくされる。。。そんな、アホなことがあってええのか。。。と、思うのだけれど、これが、悲しいかな、現実なんやね。。。
そんな親が、学校に損害賠償の訴訟を起こしていたね。。。いじめた子の親に訴訟するのやったら判るけど、学校に転校費用などを裁判で請求とは。。。少しズレているような気もするけどね。。。賠償金かて税金やから。。。
つまり、学校の塀の中というのは、本来、同じ社会の一部であるべきはずなのに、常識とはかけ離れたような治外法権がまかり通っているのやね。。。モンスターペアレンツという、教職員に非常識な無理難題を押しつけてくる輩が増えてきたのも、こんな背景がある。教師は公務員だから、波風が立つことは御法度・・・という感覚が強い。これをええことにして、生徒が、つけあがって、ものすごく偉そうにしているのやね。。。
教師は生徒に指一本触れることなく、教えないといけない。。。そもそも、このあたりから、世の中が逆転している。先生の言うことを聞く・・というのは、社会のルールとして、当然のことなのに、それを無視する。先生と生徒の立場が全く逆転しているのやね。。。生徒は、お客様の感覚。。。生徒のおかげで先生はメシを喰っている・・・のやろう。。。という感覚に近いのやね。。。
これに、怖じ気づいた先生方は、開かれた学校・・・なんて言い出して、自分たちが学校の中をまとめる・・・ということをあきらめて、有る意味、職場放棄のようなことをやり始めたのやね。。。つけあがるだけ、つけあがった生徒達を、抑え込む自信が無くなってしまったから、何とか他の大人達に助けて貰おう・・・という感じなのやないやろうか。。。だから、何かあったら、スグに警察を呼ぶ。。。もう、そうしないと、校内の秩序が維持できないところまでいっているのやろうね。。。
だから、事ある毎に、地域での教育とか、PTAで、家庭教育やしつけの大事さを訴える。つまり、「泣き」が入っているのやね。。。もう、先生が生徒達をちゃんと抑え込んで、授業をちゃんと成立させることをギブアップしてしまった、敗北宣言にも見えるのやね。。。
こんな荒廃してしまった公立中学校の現実が、このバスジャック事件の背景にあるのやないかね。。。100円ショップで購入した果物ナイフとペディナイフで、とても安上がりで、止めることが出来ないような大犯罪を起こす。。。これって、親や学校に不満のある、精神的に不安定な子どもたちは、誰だって、事件の加害者に、あまりにも簡単になれてしまう・・・という事なんやね。。。
もし、ハイウェイバスの乗り口に金属探知機があったら。。。地下鉄やら私鉄の駅に、手荷物を簡単に検査する仕掛けがあったら、それが抑止力になって、こんなことを起こしにくくなるのやないかね。。。経営の厳しいバス会社や赤字の私鉄なんかでは設備への投資がなかなか難しいのやろうけど、日本の公共交通って、諸外国のテロ対策と比べたら、とても、手ぬるいところが多いやんか。。。
セキュリティチェックが厳しいことは、恐ろしいテロ犯だけやなくて、こんな無茶なことをやるような人たちにも、そんなことが簡単にできない・・・ということを認識される・・・という意味もあると、思うのやね。。。これって、大事なことなんや。。。もし、この子の荷物からナイフなどがX線で見えていたら、この子が犯行を踏みとどまったかも知れないからね。。。犯罪に強い社会というのは、犯人たちを早く見つけ出すとともに、犯罪そのものを断念させてしまう。。。という部分もあるのやね。。。
安全は全てに優先する・・・。僅かなセキュリティへの投資をケチったために、取り返しの付かないことにならないように、もう、誰でもかんでもバス会社を経営出来るような社会ではなしに、ちゃんとそこそこの規模で法令の遵守できる企業だけバスの運行を許可する・・・という規制強化の方向に業界を向けないとあかんのやないかね。。。いつまでも、小泉時代のように、自由競争させるだけやなく、有る程度の安全性が確保出来るところだけに、運行を許可する・・・という方向に向かわないと、安心してバスも乗ってられない世の中になる。。。それは、やっぱり不幸なことやと思うで。。。