風が吹いたら桶屋が儲かる。石油が騰がれば?
7/17(木) ガソリンや軽油、重油などの高値で、政府が何の緊急対応策をしないのに抗議して、全国の漁船が一斉に休漁した。燃料代の負担があまりにも大きくなりすぎて、赤字になるという窮状を、みんなに判って貰いたい・・・と言う願いが込められたアピール活動である。
仕入れ値から積み上げで決まる工業製品などの価格体系とは異なり、水産品は、市場価格によって、その価格が決まっていく。値段の高い魚がたくさん取れるのなら良いのだけれど、さんまやあじ、鰯などの価格の安い魚は、いくら獲っても、燃料代にもならない・・・という現実があるのやろうね。。。市場絶対主義の怖さと、矛盾点がここにある。。。。
それなら、良い値段の付く魚だけ、獲れたら良いことになるので、そんな魚ばっかり狙う人が増えて、またまた市場は混乱することになるのやろうね。。。だから、ニシンなんて魚が豊漁の時なんかは、畑の肥料にしていた・・・なんてことがあるのやね。。。さんまが獲れすぎた時もそうや・・・。サンマ1匹100円。。旬の魚が安くて美味しいのは、庶民にとって有り難いのだけど、漁師さんやら、魚を運んでいるトラックの運賃・・・こんなに安くて採算が取れているのかねぇ・・・と疑う時もあるやんか。。。
燃料高が世界的に進んでしまっていて、石油製品の価格がどんどん高くなっていく。。。風が吹いたら桶屋が儲かる・・・という、ものの例えがあるが、まさに、石油が騰がれば・・・、いろいろなビックリするような事が起きてくる。
都心部では、車を手放す人も増えて、月極駐車場に空きが出てくる。マイカー通勤を控える人が増えて、通勤電車が混雑しだす。ハイブリッドカーなどの燃費の良い車が3ヶ月納車待ちなのに対して、ガソリンをたくさん食う大型高級車が、サッパリ売れなくなる。高速道路が、がら空きになる。JRやバスなどの公共交通機関を使ったツアーが受ける。。。お盆休みのハワイやグアム旅行へ行く人が3割減。いつもは空席待ちが当たり前なのに、まだ予約が取れる。。。
マイカーでしか行けない郊外型のショッピングセンターの売上が落ち込み、都心部のお店の売り上げが戻ってくる。外食産業の売上が減り、家で食事をする人が増えて、パンは高いのでご飯が売れる。休みの日の過ごし方が、マイカーではなく、電車で都心の繁華街に出かける人が増える。給料は上がらず、物価が上がっていくので、粗食になる人が増えて、メタボな人が減る。すると、健康になる人が増えて、医者に行く人の数が減る。
旅行に言って旅館やホテルに泊まる人が減り、近場で泊まらずに行ける行楽地であるディズニーランドやUSJなどが人気になる。近くの公園で遊ぶ人やら、自宅近くでウォーキングしたり、キャンプなどの、安く愉しむレジャーが増える。
こんなのが進んでくると、今までの価値観まで変わってくるのやね。。。高給を取っている人と、働いても働いても生活に窮する人との格差がより大きくなるのやね。。。企業は、ロイヤルカスターマーと呼ばれる資産があり、生活に余裕のある人たちの囲い込み戦略を拡げ、お客によって、対応やら取引条件を、露骨に変える方策をより進めるのやろうね。。
病院なんかも、顧客の差別化を進める。産婦人科でも、検診を事前に受けると、お金がかかるので、出産間際に飛び込みで来る人が増えているのやて。。。こんな人は、自分の命も、赤ちゃんの命も危険にさらしているのに、経済的な理由で、そうせざるをえない・・・のやね。。。寂しい話しや。。。つまり、石油が騰がると、ワーキングプアーが増えて、飛び込み出産が増える。。。。ちょっと、無理があるコジツケでした。。。