薄っぺらな政治家たちのつくりかた | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

薄っぺらな政治家たちのつくりかた

7/16(水) 民主党の支持率がまた下がっている・・・。福田内閣の支持率が、横ばいから微増なのに対して、政権を取るぞ・・・という覇気が、民主党には無いのやね。。。年金やら後期高齢者の問題、ガソリン税、原油高、これだけ政府のチョンボが続いているのに、解散総選挙に追い込めなかった・・・。自民への批判が強いうちになら、政権交代も可能やったかも知れないのに、最近の世論調査では、またまた自民党の支持率がトップになっとる。。。アカンなぁ。。。

 いま、自民党の中でも、官僚主導主義の旧主派と、改革推進派とが、いろいろと、つばぜり合いを繰り広げている。ところが、民主党は蚊帳の外・・・っていう感じなんやね。。。今までやって来た役人さんたちの不祥事がこれだけ続いているのに、それでもやっぱり、日本は、役人さんが中心になっている国なんやね。。。この大前提をなかなか、崩せないでいる。。。

 いつも、官僚批判ばっかりしていてもナニだから、今日はちょっと視点を変えて、官僚制度のええところ・・・も見てみようと思う。日本のトップである東大のエリートたちの多くは、国家公務員を目指す。昔から、日本は、優秀な人材を国の運営のために、集めるエリート集団育成システムというのを、構築してきたのやね。これは、別に悪いことやなかった。優秀な人材は、国の発展やら、国の行く末、国策の策定などの全てに関わって、頭脳集団として、日本という国家の運営をやってきたんやね。。。

 この精神には、崇高なものがあったし、純粋に国の行く末を真剣に考える・・・という点においては、素晴らしい役割を果たしてきた・・・とも言える。特に大蔵省(現在の財務省)の官僚達は、官僚の中の官僚と呼ばれて、超エリートしかなれなんだ。。。ただ、そんな人たちも、官僚でありつづけるのが、頼りなく思えるようになってきたんやね。。。だから、今は、高級官僚が政治家に衣替えする・・・というパターンがものすごく多い。。。

 官僚たちが、いくら一生懸命やっていても、アホな政治家が大声出して、押してきたら負けてしまうからね。。。国民の代表である・・という錦の御旗が向こうにはある。田中角栄みたいな、ド田舎の土建屋に、アゴでこき使われる。。。こんなのに、耐えられない・・・というエリートたちもいたんやろうね。。。そんな多くの人たちが代議士先生になっとる。。。

 この傾向が、最近とても顕著なんやね。。。政治家になる人・・・っていのは、昔は、町会議員、市会議員、県会議員・・・とステップを踏んでのし上がってくるもんやった。ところが、今は、元官僚やら、松下政経塾出身者が、いきなり、ポンと政治家に転身する・・・っていうパターンが多い。。。これが何を意味するか。。。政治のシステムを意外とあんまり知らない、下積み経験のほとんどない先生が大量生産されている・・・のやね。。。これが、政治家に、重みがない・・・原因になっとる。。。

 重みのない、押しのきかない政治家の増加は、政治家のワイドショー化のようなものでも顕著で、テレビによく出る政治家は、面白可笑しく意見を述べる。そんな人がウケが良く、票が取れるのだが、国民に判りやすい・・・・・という主張も、言い方を変えれば、思いつきやら、あんまり勉強していない人たちが、好き勝手なことを言うだけ・・・という空虚なものになりかねない・・のやね。。。

 特に、民主の議員さんに多いのだけれど、若いだけで、政治討論会のパネラーには向くけど、そんな人が、大臣になって、何が出来るの?っていうことも多いと思うのやね。。。この辺が、自民と民主の安定感の差の見えているのやね。。。民主が本気で政権を取るつもりやったら、もっと、重みのある人材の層を厚くせんとあかん。。。モナちゃんと写真週刊誌に写真を撮られたり、嘘のメールを真に受けて、裏を取らずに国会質問に使ってしまったり、何か、軽いのやね。。。このへんのところを、しっかりケアせんと、民主の政権取りは、なかなか難しいやろうね。。。