もっと、子供に触ってあげようよ | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

もっと、子供に触ってあげようよ

7/11(金) 息子が奈良県の十津川村というところに、友達5人とキャンプに行く・・・というので、私のハリアーを取られてしまった。。。おかげで、50過ぎのええ歳をしたオッチャンは、息子のS-MXという若者向けの車で仕事へ行かなければならなくなった。。。とほほ。。。今日は会合があるのになぁ。。。

 さて、私の祖父は明治生まれで父は大正生まれ。私は昭和生まれで、娘は平成生まれ。人の生き死には、その生まれた年代によって、随分と変わってゆくものである。明治時代に生まれた祖父は、質実剛健、何事にも厳しい人やった。孫である私には、よくかわいがってもらったけどね。。。ちょうど今頃の時期には、忙しい両親に代わって、姉や私を連れてよく旅行に連れて行ってくれた。

 祖父も株が好きで、下手の横好きだが、私鉄の株をいろいろ持っていて、その株主優待だけで、タダで、東京まで行く・・。。なんてことをやっていたみたいやね。。でも、実際に私鉄だけを乗り継いで行けるものなのかね。。。京都から近鉄に乗れば、名古屋までは行ける。名古屋からは名鉄か。。。それで豊橋まで。ここで私鉄の路線は消えるけど私鉄経営のバスがある。これで乗り継げば、天竜浜名湖鉄道とかで掛川まで、またバスで・・・なんていうので行けたのかも知れん。。静岡がネックだけど、神奈川に入ると、もう東京まではすぐや・・・。私鉄はたくさんあるからね。。。

 まぁ、そんな祖父が、いつも持っていたのが関西汽船の株券である。今は少し割引率が悪くなっているようだが、当時はまだ船の乗船料が半額になる株主優待をやっていた。これを利用して、大分の別府までよく連れて行ってくれたんやね。。。まぁ、子守りがてらの温泉旅行・・てなところやろう。。。。別府航路は、今も昔も夕方に大阪港を出て神戸港、高松港なんかを経て別府まで一晩で着くナイトクルーズである。おじいちゃんは、よく神戸の元町まで省線(国鉄・JRのこと)か、新京阪(昔は阪急をこう呼んでいた)で行って、神戸でいつも行く行きつけの寿司屋で食事をして、船に乗った。子供ごころに、わくわくして、この年に一度の旅行をたのしみにしていたのを思い出す。

 当時の関西汽船にはむらさき丸とくれない丸、それに、最新鋭のこばると丸、あいぼりい丸なんていうのがあったなぁ。。。特等、一等、特二等、二等の4つの客室ランクがあって、いつもおじいちゃんは、一等の4人個室を取ってくれていた。おばあちゃんと3人の時は、確か貸し切りになるときが多かったと思う。。。

 このように、孫には、べたべたに優しかったおじいちゃんだけど、何か悪いことをしたり、虫の居所が悪かったりしたら、よく叩かれた。今で言う体罰なのやけど、昔は子供のしつけのために、子供を叩くことは、当然やったんやね。。。よくお尻をパチパチと叩かれたもんや。。。いくらか調子に乗って、ほたえて(騒いで・・の意、京都弁)いると、決まってこれが来る。。。もう叩かれるのが嫌だから、自然と大人しくする。。。公共の場所では走り回ったりしたら、特に叱られたから、自然とマナーが身につく。。。

 大正生まれの父は、仕事人間だったから、ほとんど・・・と言って良いほど、あんまり旅行なんていうのは無かった・・・という印象。それより、6人兄弟で親が共働きだから、子守はおばあちやん任せ・・・っていう感じやったね。。。まぁ、そんな父に叩かれた記憶は数回だけやった。。。子を叩く・・・というしつけ方はだんだん薄まってくる。。。

 そして昭和生まれの私は、恐らく子供を一度も叩いたことはない・・・しかりはするけど、ヘッドロックぐらいはいたけど、叩きはしない。。。だんだん、親がひ弱になってきて、そういう時代になってきた・・・といううことかね。。。

 子供のしつけのために、暴力をふるう・・・という親は今でもいる。。。ただ、その大部分が八つ当たり・・・であったり、何か他のことの腹いせ・・・であったり、泣いてくずる・・であったり、ベタベタとつきまとわれて、うっとうしく感じることへの反応・・・っていう場合が多いのやないかね。。。現在では、行政の児童相談所というところが、体罰とか、虐待をしている家庭や親を監視している・・・なんてことになっている。。。

 私は、そこまで、役人さんにやってもらわないとあかんことか・・・と思うのだが、子供への虐待によって、その子を死に至らせてしまう・・・ような事例が増えてきて、その時代の要請・・・によって、こんなところを設置しなければならなくなっている・・のやろうね。。。

 子供同士の喧嘩も、最近は見たことがあまりない。一人っ子が多いから、兄弟げんかも少ない・・・。つまり、いまどきの子供は、非接触な人間関係が増えてきているのやね。。。これが、最近の社会問題を起こしている遠因になっているような気がしてならんのやね。。。

 子供同士が喧嘩をすると、どのぐらい叩いたら、どれだけ痛いか。。。という加減が判る。。。これ以上やったら血が出る。これ以上やってしもたら骨が折れてしまうかも知れん。。。だから、このあたりでやめとく。。。という加減を覚えたものなんや。。。そやのに、みんなが、非接触の関係・・・というのが続くと、いきなりゲームの中の世界と同じで、相手に腹が立つと、刃物でグサッと一刺し・・・てなことになってしまう。。。

 世界で、子育てに一番大切なことは何か・・・を研究している人に言わせると、「触ること」なんやそうである。子供と大人がだっこするのもええ、手をつなぐのもええ、髪をとかすのもええ、ボディランゲージという言葉がある通り、触ることは、意思の疎通のための一種であり、叩くことも含めてとても大事なコミュニケーションの取り方・・・なんやそうである。。。

 そうか。。。そう言えば、私らは、子供たちに少し、遠慮して、これが少なかったかも知れない。。。もう、成人した子供たちにやるのは、難しいけど、まだまだ小さいお子さんをお持ちのあなた。もっと、子供を触ってあげましょう。。。ただし、年頃の娘に、これをしたら、はり倒されるかもしれないけれどね。。。