世界遺産を大事に思う心 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

世界遺産を大事に思う心

7/1(火) ヨーロッパの文化遺産で、日本人の学生がやった落書き・・・が話題になっている。岐阜市立短大のグループやら、京都産大の学生やらが、つい、自分たちの想い出づくりのために、大事な文化遺産に、軽い気持ちで、らく書きをしてしまう。。。困った事やね。。。

 私の住む京都にも、たくさんの寺社仏閣があり、それらの文化遺産は、常に落書き攻撃に晒されている。。。落書きをする人の心理は、自分がここに来たことの証しを何か残したい・・・という衝動から・・というのが多い。。。これに着目して、各観光地では、旅の落書き帳を置いているところもある。民宿などがやっているのと同じ発想やね。。。恋に破れた女の人が、一人で訪れるようなお寺では、悩みや、寂しさをノートに書きつづってあり、人の悲しみを見て、それよりはマシ・・・と、勇気づけられる。。。という発想なのだろうか。。。女心は、いくつになっても判らん。。。

 そう言えば、関東の方のお寺に行くと、山門や仏閣が、めったやたらと千社札が貼ってあるのが多いね。。。あれを見た、我々、京都人は、汚いなぁ。。。と思ってしまうのだが、関東人の人は、どうなのかね。。。落書きも千社札貼りも、その建造物を汚す・・・という点においては、あんまり変わらないのやないかね。。。

 そもそも、歴史的建造物を大事にしよう・・という発想は、人間のモラルに依存するところが大きい。吉野古道の石仏の首を割ってしまったり、沖縄の珊瑚礁を傷つけて落書きしたり、駅前の道路に植えられている綺麗な花を傘を振り回して折ってしまったり、世の中には、大多数の人が大事にしているものを、出来心とかで、壊してしまったりして平気な人が多い。。。

 これは、大事な物であるから、みんなで守っていかなければならない・・・という意識が欠如していること・・・からくるのやね。。。自分さえ良ければよい。。。人のことなんてどうでもいい。。。という発想が、この手の事をやってしまうようなヤツをたくさん作っている・・・と思うのやね。。。つい出来心で・・・古い大事な建物・・・とか、掛け替えのないもの・・・とか、簡単に修復ができないようなものまで、傷つけてしまう。。。このことに対する罪悪感が全く足らないのかね。。。厳罰にせんと、こんなことを防止出来ないのは、ほんと情けないような気がする。。。

 人のものに、落書きをして、自分を表現する・・・ということが、実は、その人自身の顔に、泥を塗っていること・・・になるというのが判らないのかねぇ。。。閉店した商店街のシャッターにスプレー缶で、落書きをして、これがアートや・・なんて勝手なことをしておるヤツがおる。。。これがまた、結構、絵が上手かったりするから困ったものなのだが、あかんものは、アカン・・って言わないとあかんのやね。。。

 防犯カメラに映った映像で逮捕されたりしているけど、彼らはやっぱり愉快犯・・・なんやね。。。自分を表現してスッキリしたい。目立ちたい・・・そんな発想が根底にある。。。だから、こんな軽犯罪でも、人のものに、落書きをする・・・という行為が、割に合わない犯罪・・・にならんと、どうしても収まらない事なんやね。。。

 落書き犯には、落書きを消す・・・という罪を被ってもろたらええ。元は、軽い気持ちで、自分がやったことが、この落書きを消す作業がいかに大変か。。。これを実感してもらわんとね。。。ゴミ掃除のボランティアと同じ発想や。。。これだけ大変やというのが判ったら、自分らがいかに、ひとさまに迷惑をかけることをやっていたか・・・というのが判る。。。それだけでも、その犯人の人の意識が変わると思うのやね。。。

 世界遺産に落書きした学生さんが、謝罪して、その落書きを消すために、もう一度訪れたい・・・と、言っていた。。。まだ、この人たちの神経はまともや・・・と、少し、ホッとした。。。もう、やらんときや。。。こんなアホなこと。。。世界遺産っていうのは、世界中の人が大事に大事にしているものなんやからね。。。