鳩山VS朝日・安倍VS山拓 人の喧嘩は面白い
6/24(火) 人がやっている喧嘩ほど面白いモノはない。。。火事と喧嘩は江戸の花・・・とも言われた通り、暇人にとって、野次馬根性をむらむらと興してくるのは、やっぱり、昔と変わらず、こんなことなんやね。。。
就任以来、13人もの死刑執行をした鳩山法相を、朝日が夕刊の素粒子というコラムの欄で、「死に神」とあだ名を付けた。。。これに起こったのが鳩山さん。なぜ、私が死に神呼ばわりをされなあかんのか。。。死刑の執行という人の嫌がる仕事をやっている者に対して失敬やないか・・・って言いたいのやろうね。。。これは、鳩山さんの言っている方が、筋が通っている。朝日は当初はノーコメント。しばらくしてから、「鳩山氏を誹謗中傷したものではない・・・」と苦しい言い訳。。。子供やあるまいし、誰かて、死に神なんて言われたら、怒るで。。。朝日には、しもたっ・・・って思ったのやったら、たまには素直に謝ったらどうや・・・って言いたいね。。この新聞社は、もし、間違いがあっても、謝ったら自分の方の負け・・・という社風なのだろうけど、これも、社会の常識からかけ離れとるのやないかね。。。
そして、もう一つのバトルが、安倍晋三氏と山崎拓氏。。。同じ自民党の中なのに、北朝鮮に対する対応で、ここまでキッパリと意見が食い違っていて、それを臆面もなく公表するのもどうなのかね。。。国民は迷ってしまう。。。ヤマ拓氏は、もう過去の政治家・・・っていうイメージが強いのだが、何とか一花咲かせたい・・・。逆転満塁ホームランを打ちたい・・・っていう想いが強いのやろうね。。。
だから、少々のことは目をつぶって、日朝平和友好条約を締結して、国交正常化を図りたい・・っていうところなんやろう。。。私は、その方向性自身に、間違いは無いと思うのやけれど、大事なのは、その時期とタイミングやと思うのやね。。。北朝鮮という特異な国を、何とか普通の国にするためにも、あるいは、日本の安全保障上の危険因子を減らす意味でも、北朝鮮との国交正常化は、望ましいことではある。こんなに近い場所にある国が、核爆弾やらミサイルをたくさん隠し持っていて、その矛先がこっちに向いている・・・なんていう現実を思うと、一日でも早く、その状況を改善したい・・・っていう気持ちになるのは当然と言えば当然やからね。。。
ところが、一番の問題は、この国の政治体制や。。。東アジアで唯一と言って良いほど、軍事独裁を徹底しているこの国を無毒化するのに、いったいどれぐらいの月日とコストがかかるのか。。。それを何故、日本が負担しなければならないのか・・・という、素朴な疑問が出てくるのやね。。。ただ、そんなことも、言ってられないから、だんだん他の周辺国と貿易やら人的交流やらを通じて、北朝鮮にいろいろな意味での、開国を求めていかないとあかんのやね。。。
それに、日本には、喉に刺さったトゲのような「拉致問題」があるのやね。。。国家が起こした誘拐という犯罪。。。これが、あまりにも残酷で酷すぎる・・・という国民的な世論が、既に、出来上がってしまっている。。。比較論で言ってしまうと、戦時中に何万人もわれわれの肉親を殺した国が、たった数十人もの人をさらったぐらいで、何を言う・・・という北朝鮮側の論理も、国際的に通じないでもない。。。比較論からすれば、日本の方が、何万倍も酷いことをやってきたのではないか・・・。向こうはそう言いたいのやろうね。。。。でも、日本は、もう国論として、北朝鮮が拉致を認めたのに、被害者を帰さない・・・。こんな人でなしな国と、付き合ったり、貿易したり、我々の税金を使って、人道的支援をしたりするな・・・というのが、大勢の意見になってしまっているのやね。。。
これを向こうは、完全に読み違っている・・・。有る意味、日本は国民心情が優先されるところがあって、ヒステリックに泣き叫ぶ人・・・とか、大きな声で怒鳴る人・・・には、基本的には弱いんや。。。拉致被害者家族の人たちの訴えに涙した人は、もう大方が、その人たちの味方になっていて、それに反する人たちは、とんでもない非人間・・・であるかのように思ってしまうところがあるのやね。。。日本独特のメンタリティ・・・っていうところや。。。
これが外交のプロであるところの外務省職員にとっては、とても悩ましい部分なんや。。。拉致問題で譲歩することは許されないし、かと言って、向こうの言いなりになったのでは、何をしている・・・と批判される。。。人道的支援やら、軽水炉建設のための費用を出そうということになったときも、1億総批評家になってしもて、そんな金を出すな!となってしまう。。。つまり、日本外交の一番の飛び道具である、現金でカタをつける・・という手がなかなか使えないのやね。。。こうなると日本の役人は弱い・・・。もともと、交渉ごとにそんなに長けている民族ではない日本人にとって、交渉上手な北朝鮮のような相手と向き合うのは、ホント大変や。。。
バトルと交渉ごとは、別の話や。喧嘩は相手を罵倒するのやけど、交渉は相手を持ち上げる。。。押したり引いたり、ありとあらゆる戦略を駆使して、如何に自国に有利に事を運ぶか。。。これに全神経を集中させる。。。北との関係は、しばらく、睨み合いが続くのは仕方がないことやろうね。。。