伊賀の点滴感染事件から見えてきたもの | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

伊賀の点滴感染事件から見えてきたもの

6/14(土) 三重県伊賀市の整形外科で、点滴を受けた人が具合が、急に具合が悪くなったり、酷い人は、亡くなったりしていた。。。田舎にある診療所のようなところだが、お年寄りの方からしたら、この地域には、ほぼ、そこしかない、まち一番の、うでききのお医者さん。。。設備も新しくて立派やし、万全の信頼を寄せていたのやろう。。。1日に何百人もの患者さんが通っていたこの繁盛医院には、実は、とても大きな危険が隠されていた。

 お医者さんの世界では、医師の診療報酬というのは、点数制度になっている・・・。レントゲン何点。注射何点、検査が何点・・・てな調子になっとる。。。1点がなんぼで、全部で何点でかけると、治療費が計算される仕組みなんやけど、これに、個人が3割負担やったら、それだけが本人に請求され、残りの7割が健康保険などに請求される仕組みや。。。

 その中で、長い時間がかかる点滴っていうのは、比較的、この点数が高い。。。当然のように医院は、点数の低い注射より、点数の稼げる点滴をやりたがる・・・。患者も何か丁寧に治療してもらったような感覚になるのかね。。。注射の内容はほとんど生理食塩水なのやけど、薬剤を直接注射するより、点滴のほうが、薄めて投与するから、激変する危険性は低いと思われるから、点滴は多用されていたようや。。。

 ただ、この医院は、かなり、鎮痛剤の点滴を受ける人が多かった。。。8人いる看護師さんは、患者さんの腕を見てから薬剤の調合をしていたんじゃ、効率が悪い・・・と、感じていたんやろうね。。。まさか、調合済みの点滴剤が、細菌の繁殖とかで、そんな危険なもの・・・という認識も薄かったのやろう。。8個とか10個とかの点滴剤を前もって調合しておいて、たくさんの患者さんにあんまり待って貰わずに点滴を効率よく受けて貰おうとしていたのやろう。。。つまり、作り置きをしていた・・・のを白状した。。。場合によっては、次の日に余ったのを使い回しもしていたそうや。。。あんたのとこは、船場吉兆か。。。。

 筋肉注射と違って、直接血管内に薬剤を注入する点滴は、外部からの細菌をブロックする障壁が全くと言って良いほど、ない・・・。少しでも菌の繁殖した製剤があれば、その菌が体内に入り込んでしまい、抵抗力の弱い人などは、これに対抗できない。。。これが感染の仕組みや。。。

 今回の問題は、医業に携わる人たちのちょっとぐらい大丈夫やろう・・という、独りよがりの過信から来ている・・・と思うのやね。。。点滴のベースになる生食のパックは、厳重に滅菌パックになっていのだが、底部のシールを剥がした瞬間から、そのシーリングが外れて、外部からいろいろな細菌がパック内に入り込む危険性の高いものになる。。。この状態で放置された点滴剤を使ったら、頃合いに雑菌が繁殖してしまった薬剤を患者さんに投与することになる・・・という認識が薄かったのやろうね。。。医療のプロであるはずの30代の看護師さんの、過信・・・。これが全てや。。。

 こんなことで、亡くなっていたおばあちゃん。。。昔やったら、年寄りやったから・・・で済ませられていた事故なんやろうけど、こんなにたびたび、あそこで点滴をしたら調子が悪い・・・ってなったら、誰かておかしいと思うわなぁ。。。

 ただ、今回の事で、少しだけ、病院の医療費を、何とか、少しでも稼ごうとするような体質・・・これが垣間見えた・・・のやないかね。。。注射でええのに、センでも良かったかも知れない、無駄な点滴をして、墓穴を掘った・・・そんなところやろう。。。

この医院さんだけやない・・・。全国のお医者さんは、せっせと点数稼ぎで、国民の医療費を少しでも膨らませるように、日々、邁進している・・・っちゅうのがみえみえや。。。医療保険とか後期高齢者問題とかもええけど、こんな出る方の馬鹿げた無駄な治療方法まで、制約していかんと、だだ漏れになっていく医療費の増加は、止められないのやないかね。。。。