石油高騰を抑え込む秘策
6/13(金) 相次ぐガソリンの値上げで、とうとう1リットル172円。。。安かった時期からしたら倍になったようなもんや。。。政府は、何とか有効な対策をせえへんのかね。。。高騰する燃料費のおかげで、漁業関係者の中で、漁を取りやめるところが出てきている・・・100台のトラックを持っていたところが、燃料の高騰に耐えきれずに50台を休ましている・・・なんていう現実。。。どう思っているのかね。。。動いたら損する世界は、やっぱり異常やで。。。
こんなのが続くと、当然、社員のクビ切り問題になる・・・失業者が増大して、今よりもっと社会が不安定になる・・・それなのに、政府関係者からは、何にも救済措置が出てこない。。。これは、政府は国民生活の安定を図るためにある・・・という、最も初歩的な仕事を放棄しているのではないか・・・とさえ、思ってしまうのは私だけやろうか。。。
今の世の中、石油が無かったら生きていけない人ばかりになっとるやんか。。船舶はもちろん、飛行機・トラック・バス・タクシーは石油が無いとお手上げ・・・。いろいろな影響は、驚異的な物価高騰に火を付けている。本来なら、国策としての備蓄で原油は、半月分程度は余分に確保されているはずなのに、あまりにも急激な原油高のために、ガソリンの価格などは、ヒステリックに値上がっている。それでも、政府は何にもしてくれないのか。。。ガソリン税減税が無理ならせめて補助金で値上げを低く抑えさせるような政策は採れないものか。。。もう、お尻に火が付いている状態なのに、火消しもしてくれない。。。。こんなことが続いたら、日本の基幹産業である自動車産業がえらいことになる・・・。車なんて買う人がいなくなるで。。。
イランなどの石油産出国では、ガソリンは1リットル12円なんやと。。。つまり、国が補てんをしているんやね。。。他にも多くの国が国内の需給を安定させるために、いろいろと手を出している。ところが、日本は、ガソリン税の暫定税率は、死守して、値下げなんてさせないようにしている。。国民の生活より、道路族たちの先導している業界の生活の維持の方を優先する政策。。。信じられへんわ。。。そんなことしているから、参議院で問責決議・・・なんていうダメだしをされるのやないかね。。。
多くの国は、自国の石油価格を安定させるために、いろいろいな施策を採っている。価格が安いうちに、油田の権益を確保していて、安い原油を安定的に供給する・・という対策をしているのやね。。だから、ニューヨークの石油先物市場が、いくら馬鹿高い価格になっても、そんなに大慌てしてないのやね。。。特に産油国は、国際価格が上がれば上るほど、自分たちに入ってくるお金が増えるのやから、ホクホクや。。。ボロ儲けしとるところは、何にも発言せえへん。。。
今の世界は、まるで、石油がある国と無い国の間で、ものすごい不均衡が生じているのやね。。。何の努力も無しに、石油が出るだけで、世界中の富が自分の所に集まる。。。日本のように資源のない国は、一生懸命働いて、一生懸命、ものづくりして、何とか食っているのに、その上がりを全部、産油国にかっさらわれる。。。そんな理不尽さが、最近目立つのやね。。。
世界の富が、集まる国では、有り余る資金を、またまた米国などの商品先物市場などに再投資するものやから、またまたその市場が過熱する。。。こんな、悪魔の循環・・・が続いているのやね。。。株なんかの市場が、過熱するとバブルの心配になるのだけれど、商品の先物市場の世界では、実際の食糧不足、石油不足などの恐怖がふるから、なかなかこれらの市場が冷やされない。。。
自由主義社会では、モノの値段が需要と供給の関係で決まるのが、原則なのだが、商品相場や株式相場の世界に、何の歯止めもなく、こんなルールを当てはめてしまったら、どうなるか。。。果てしなく世界インフレが起こり、世界の価値観が日替わりで変わってしまって、どうしようもないことになるのやないかね。。。市場原理主義とも言うべき世界では、本来は国家というものが、有る程度統制して、その市場の過熱を防ぐ仕組みが作用するはずなのだが、こと、商品先物市場などでは、世界中の投機マネーが、瞬時に、しかも膨大な規模で動いてしまう。。。つまり、制御不能なバケモノ市場になってしまうのやね。。。
私は、このようなボーダレス化しつつある市場経済を、国や国際組織などが、何らかの方法で、制限を加えるような必要性が有ると思っているのやね。。例えば、WDIというニューヨーク石油先物市場で扱える商品の量を、その市場のある国で消費される量まで・・・というルールを作って、その範囲しか取引できない・・・っていうようなルールを作るのやね。。。だって、今は、全世界がその市場の指数を神経質にウォッチすることによって、全世界の石油価格が、ニューヨークの市場で決まってしまう・・・というアホな話しになっているやんか。。。このシステムに風穴を開けるのや。。。
アメリカ主導の今のようなルールが、実は、アメリカという国だけに、世界からお金を一極集中させるための作戦やった・・・ということに、早く気付くべきなんやね。。。これらに対抗していくためには、このアメリカ式のルールがおかしい・・・と、誰かが声を上げないとあかんのや。。。かといって、今まで出来てしまったルールを一朝一夕に変えられるもんやない。。。だから、最初が肝心なんやね。。。
これからの時代、中国が台頭してきて、こんなアメリカ主導のルールをだんだんと塗りつぶしていく事が考えられる。その源泉はやっぱり、3億人のアメリカ、15億の中国。つまり、アメリカの5倍の人がいる・・・っていうことや。。。つまり、あと100年もしたら、今度は、日本は、中国式のルールに悩ませられることになる。。。いつまでたっても、日本は独自の政策が出来ない国・・・。それしか生き延びる手がないのは、寂しいことやね。。。