生まれて来なければ良かったいのちなんて無い
5/22(木) 熊本県の慈恵病院で赤ちゃんポストが設置されて、早いものでもう1年になった。設置当初は話題になり、いちいち詳細な報道が、されていたけど、問題が人権に関わる事柄であったり、人の生命に関わる問題であったりしたことから、その内容の公表がしばらくされてこなかったやろうね。。。。
それが、ぼちぼち1年間ということで、マスコミに発表があったようである。それによると、この3月末までに赤ちゃんポストに預けられた子供は、17名。うち、9名の身元が明らかで残りの8名が匿名だつた。男女別では男の子が13名で女の子が4名。中には報道された3歳児までもが入っているのやろうね。。。
ここまでの報道だけだったら、そうかぁ。。。17名の命がこれで救われたのかなぁ。。。と、思うだけやったのやけど、その先にラジオから流れてきたアナウンスに、とても、嫌な思いになった。。。赤ちゃんポストに預けられた子供の中には、複数の障害者が含まれていた・・・のやて。。。
このことが何を意味するか。。。生まれてきた子供が障害者だったから、赤ちゃんポストに捨てられた・・・。そう、ストレートに読み取れてしまう。。。なんか、情けなくて、切なくて、涙が出てくる。。。
子供を産む・・・っていうことが、どれだけ尊厳のある事か。。。人の命っていうものが、どれだけ大事で、みんなで、いや、せめて親だけでも、その子を守ってやらないと、この世の中は成り立たないやんか。。。自分たちの血を分けた子供を、そんなに簡単に手放す・・・。この大罪の重さを、もっともっと、感じるべきなのやないやろうかね。。。
まして、不幸にも、障害者に生まれてしまった子を、育児放棄したり、養育拒否をすることは、親として、人間として、許されて良いはずがない。。。そうやないと、こんな道理が許されてしまっていたら、出産の選別になってしまう。。。人の道にも反することやと私は思うのやけどどうやろう。。。
日本では、毎年、多くの堕胎がなされている。せっかく授かった命やのに、親の身勝手で、殺されてしまう命。。。生まれてから殺したら殺人だけれど、生まれる前に殺したら、罪にならない・・・なんて、おかしなことやないか?まして、生まれた子供が、例えば障害があるから・・・という理由だけで、親が見放してしもたら、どうなる。。。
この世の中に、生まれて来なかったら良かった命なんて、1つもない・・・って信じたい。みんな、周りの人たちの祝福され、愛されて生まれてきたい。子供には、そんな権利があるのやないか。。。。
NHKの朝の連続テレビ小説で、「瞳」っていう、里親制度が紹介されているが、何らかの事情で、親が子供を育てならなくなった子供たちが、ボランティアの里親さんの家庭で、大人になるまで養育する制度である。親子とは何か。家族とは何かを、今一度考えさせてくれる番組でもある。。。
人は、この世に生まれてきた限り、誰もが幸せになる権利がある。このことを言い換えたら、親は、子供を不幸にしてはいけない・・・っていう義務があると思うのやね。。。いくら、世の中が変わっていったって、このことだけは変わらない。。。そう、願いたいものやね。。。