暖かい春の旅
5/9(金) 中国の胡錦涛国家主席が今月6日から日本に来ている。中国と仲良くするのに、いろいろな人が、いろんなことを言っているけど、私は、基本的に隣国とうまく付き合っていく・・・という考え方に、異論のある人・・・っていうのは、意外と少ないのやないか・・・と思うのやね。。。フリーチベット・・・を叫んでいる人たちも、何か流行ごとに流されているような感じの人が多いような気もするんや。。。テレビに映るから、チベットの旗を持って派手に叫ぶ。。。あんた、ほんまに、チベットのこと、ちゃんと知っているのか・・・・って言いたいぐらいや。。。。
日本にとって、中国は、米国の景気悪化のなか、日本にとっての生命線・・・のようなもの・・・にもなってくる。。。嫌でも、付き合って行かなければならない国なんやね。。。
そんな国と、角突き合わせて生きていくより、お互いにとって良い関係が続けば、それが、日本にとっての安全保障にもなる。。。喧嘩ばっかりしていても、逆に相手の言いなりだけになっていてもアカン。。。国と国の付き合いは、難しいけど、同じアジア人として、お互いを立てるような関係を続けることが大事やね。。。
そんななか、今回のことで、世界は日中が寄り合った・・・と見ているのやろう。。日本は、欧州各国などで批判の多い人権問題にも、ダライラマとの対話ということを言っているし、その裏には、日本経済が中国というマーケットのために、不況にならずに済んでいる・・・という一面があるのやね。。。つまり、お互いに喧嘩出来ない関係・・・とも言えるのやね。。。その辺りのことが、中国側にも判ってきた。。。だから、日本の国連常任理事国入り支持なんていう、今まででは考えられなかったリップサービスをするのやね。。。
この意味では福田首相は、いいタイミングに首相になっている。もちろん、中国にとってね。。。小泉はもちろん、安倍でもアカンかったやろうし、次の首相候補と言われている麻生、小池でもアカン。。。親中派、媚中派・・・とまで言われている福田・・・とか、中国の言いなりになる可能性のある民主党の小沢・・・やから、うまくいく・・・っていう部分は有ったのやろうね。。。いつもの中国はしばらく鋭い爪は見せないし、五輪、万博までは、あまり無茶なことを言っては来ないやろう。。。
ただ、メンツを重んじる中国らしく、胡錦涛は、天皇との3回もの会見を重視している。。。国家主席である胡錦涛とのカウンターパートナーは、日本では天皇である。。。と、向こうが思っている証拠やろうね。。。3回目は、何と、天皇陛下にお見送りをさせる・・・という、今までの慣例では信じられないような対応を日本にさせている。。。福田じゃ、格下・・・やて、いいたいのやろうね。。。
今回の胡錦涛の来日のお土産は、パンダであるし、逆に日本には、北京五輪の成功のために、皇太子あたりに開会式に出席してほしい・・・って頼みに来たのやないかね。。。国王クラスでは、日本の皇室は古いし、大国やし、来て貰えたら箔が付く。。。って信じ込んでいるフシがある。。。意外と、中国人っていうのは、こういうのに、こだわる人種やからね。。。
一方、毒餃子やガス田問題なんかは、日本側は、口では抗議しているのに、顔が笑っている。。。暖かい春の旅。。。この言葉が、中国側の今回の訪中の思惑を全て表していて妙である。。。