石油価格をNYだけに決めさせるな!
5/4(祝) それにしても、今の日本は、近年稀に見るような物価の値上げラッシュやね。。。小麦粉、石油、穀物、ありとあらゆるモノがどんどん値上がっていく。。。こんなこと、ここ20年ぐらい無かったのやないかね。。。期せずして、インフレは、当然デフレを抑えるし、少しのインフレーションは、経済を右肩上がりにしていくためには、必要悪。。。っていう見方も成り立つ。。。
日本のように、人口が減ってゆくような国で、経済成長を続けようとすると、物価の値上がり・・・というのは、有る意味、成長のための燃料になることが多いからね。。。ただ、インフレっていうクスリは、実は、調合が難しくて、放っておくと、どんどん加速する傾向がある。。。どんどん円の価値が下がっていくと、何もカモを日本が失ってしまう・・・なんていう、為替のトリックに陥ることがあるからね。。。要注意なんや。。。
もともと、今の物価高は、アメリカのサブプライム問題で、資金が株式やら債権市場を抜け出して、ニューヨークの原油先物市場に大量に流れ込んだことに端を発している。。。石油の価格が、OPECなどの産油国側の調整で上下するのは、有る程度納得出来るのだが、世界規模から見たら、僅か数パーセントのシェアしか無い小さな先物市場で、あまりにも、荒すぎる相場展開で、原油価格が、どんどん現実離れした価格に引き上げられていく・・・ということに、われわれは、指をくわえて見ているだけ・・・しか出来ないのやろうかね。。。
ニューヨークだけに、原油先物市場のイニシアティブを取られている・・・という事に、もっとみんな疑問を持つできなのやないかね。。。そうやないと、結局、アメリカのメジャー石油会社がボロ儲けするだけ・・・。つまり、世界中の富を、産油国ではなく、アメリカという一国だけがかきあつめてしまう。。。ということの愚かさに、早く何か対抗軸を持つ必要が有る・・・と考えるべきなんやね。。。
石油っていうのは、現代社会では、ありとあらゆるものの基礎になる資源なんやけど、この石油が、ほんと限られた国のコントロール下でしか売買出来ない・・・っていう代物になりつつあるのやね。。。つまり、石油っていう資源が、言い方は悪いが、「武器」になっているのやね。。。石油を制するモノが世界を制する・・・という風になりつつある。。。
だから、いま、日本が取り組むべき課題は、脱石油。。。というテーマなんやね。。。水だけで走る自動車。。。水やないけど、水素ガスで走る車は、もう出来ている。。。問題はコスト。。。ところが、石油がどんどん上がってくると、高い水素ガスでも、とんとんのコスト・・・っていうことになる。。。幸い水だけは日本は豊かや。。。だから、水素ガスを使った動力や発電は、今後、飛躍的な成長が見込める。。。
それと、昔、もう割高なため、止めていた石炭産業が少しずつ、再開されているのやて。。。安かったはずの石油が高くなってきたら、割高で無駄の多かった石炭が見直されてくる。。。これも、何か皮肉な話やね。。。
中国なんかは、人口が多いから、その国民が全部豊かになってきたら、エネルギーなんて、ぜんぜん足りなくなる。。。だから、資源を目指して、アフリカなんかと、仲良くなって行きたい。。。ところが、アフリカはもともと、ヨーロッパ諸国の植民地だったところが多い。。。アフリカの権益を取りに来た中国と欧州先進諸国たちは、当然、利権を巡って、ぶつかる。。。北京五輪の聖火リレーでのごたごたも、こんな、資源争奪合戦が、背景にある・・と思って見ていたら、オモロイもんやね。。。