104人の死刑囚たち | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

104人の死刑囚たち

4/14(月) ちょっと変わってはる、鳩山邦夫氏が、法相になってから、死刑執行をどんどんやっている・・・。って新聞が批判していたけど、ほな、死刑って何やねん。。。って、素朴な疑問が起きるのやね。。。

 新聞によると、死刑が確定していて、刑の執行が保留になっている、処刑待ちの人が何と104人もいるのやて。。。108人が104人になった・・・というから、鳩山さんは、4人の処刑にサインしはったんやろうけど、そもそも、この104人もの死刑執行待ちの人数にも驚く。。。この人らが、恩赦とか、特赦になるのを待ってはるのやろうか。。。日本って変な国やね。。。

 それより、世界中で死刑を廃止した国が128もある・・・っていう事実。。。これもビックリした。。。アムネスティやら、人権派・・・とか、死刑を宗教的に認めない国は別として、死刑制度そのものが、残酷である・・・。死刑廃止をしたら、野蛮国ではない・・・。こんなアホなことに乗せられている国が多かったのやね。。。死刑廃止にしたらODAがもらえる。。。それって、ちゃうやろう。。。

 死刑っていうのは、確かに残酷な刑や・・・。でも、それだけのことをやらないと、社会的に悪質な犯罪が抑止出来ない・・・となったら、仕方のない刑なのやないかね。。。人は誰も罪を犯そうと思って、この世に生を受けたのではないのやろうけど、結果として、他の誰かの大事な人を殺めたり、他のまともに生きている人たちを恐怖のどん底に陥れたり、幸せを奪ってしまった・・・・という事実がある限り、その人が生きていること自体が、あまりにも反社会的で、他の罰が無い場合・・・。死刑は容認されなくてはならないのやないかね。。。

 ただ、法務大臣が署名せんと刑が執行されない。。。この矛盾はある・・・。誰も、人の命を取るようなことに荷担したくない。。。そうは思うやろ・・・。でもね。100人以上の人を刑務所内にとどめておいて、刑を執行しなければ、社会に死刑になってもなかなか処刑されない・・・ひょっとしたら恩赦で死刑を免れられる事もあるかも知れない・・・なんていう、誤ったメッセージを、社会に、送ってしまう事にならないのかね。。。

 死刑囚の三度三度の食事や、満員で困っている刑務所のことを考えても、死刑が確定した人をいつまでも刑務所内にとどめておくことが、厳しい財政上も、許されてええことなのか。それを誰かが決めて良いことなのか・・・。疑問は多いと思うのやね。。。

 そういう意味で、鳩山のオッサンが、順番に自動的に処刑を進めるべき・・・という意見は、有る意味、正論やと思ううし、これのどこに問題にすべき部分が含まれているのか・・・。マスコミの批判は当たらないと思うのやね。。。

 死刑囚の周りには、自分の大事な人を殺された・・・という多くの被害者家族がいる。。。その人らは、いきなり、何の落ち度もなく、人生を一瞬のうちに狂わされた怨みがある。。。そのことが、犯人の処刑・・・という事実で、報われることは無いのだが、逆に、何かの手違いか、時代の流れで、特赦になり、憎き犯人がシャバに出てくるかも知れない・・・なんていう恐怖を持っても、生きていはるのやね。。。死刑囚の処刑は、その人の死・・・ということで、遺族に人に、何らかの区切りを与え、けじめをつけさせる・・・っていう意味も有ると思うのやね。。。

 人は、自分の命をもってしか、償えない・・・っていうものがある。。。死んで花実が咲くものではないのだが、生きていることで、守られない社会正義・・・っていうものもある。。。死んで貰うしか方法がないのやったら、死んで貰うしかないのやないか。。。オウムの麻原なんとかいうのも、まだ生きておるのやろ。。。小学校に乱入して子供を殺しまくったヤツ・・・。刃物を振り回して無差別殺人をやりよったヤツ・・・。誰がどう考えても、生きている価値が無い・・・のやないか。。。

 人を1人殺しただけでは死刑にならん。2人殺したら死刑・・・これも、おかしなルールや。。。心神耗弱状態やったことを証明出来たら、人をなんぼ殺しても死刑にならへん。。。これも、おかしいやろ。。。いつ、心神耗弱状態になるか判らないヤツを、野に放つことの危険性。。。これも考えてもらわんと、うかうか、町も歩けないからね。。。

 自らの命を失いたくないから、他の人を殺めることをしない・・・。これは、人間の歴史のなかで、大昔からある、最もプリミティブな感情や。。。これが無くなったら、何をしても国に、命を取られることはない・・・。もし、こんな世界になったら、どれだけ犯罪が増えるか判らない・・・。人はやっぱり、極限の厳罰をもってでしか、理性を抑えきることの出来ない・・・悲しくて、弱い生き物なのかね。。。