神風は常に東から吹いてくる。。。
4/1(火) 日本という国は、いろいろな意味で、不思議なことが起きる国である・・・。元寇の時も、外国の軍隊がやってきた時に台風がやってきて助かる・・・という事があった。神風・・・というのが吹いて、劣勢も一挙に挽回出来る・・・。というラッキーなことが起きると、第二次世界大戦でも、大本営によく使われた。。。森総理の、日本は神の国。。。という発言も、まんざら嘘でも無い。。。と信じている国民もいるのやないかね。。。。
先月の為替相場の状況を見ていると、なぜか日本の神懸かり的な状況が、だぶってくるから不思議である。。。アメリカの景気後退により、NYの株式相場が下がり続け、行き場の無くなった資金が、石油などの現物市場に流れ込み、投機的な意味合いで、原油相場が一時117ドルなんていう、異常なところまで来た。。。多くの近代産業の核を成す石油の価格というのは、普通なら、幅広い産業に影響を及ぼすし、小麦やありとあらゆる穀物や食料は、飛躍的に価格が上がった。。。
ところが、円ドル相場が何と一時97円代にまで動いて、これらの値上げ要因をチャラにしてしまいよった。。。いゃ、それ以上の効果が有ったはずや。。。何せたった2週間の間に、10円近くも円が騰がったんやからね。。。これは、どう考えても神風が吹きよった・・・としか考えられない。。。今までの日本やったら、対米輸出の占める割合があまりにも大きすぎたから、そんなに円高になったら日本の輸出産業は総崩れや。。。ということになるのやけど、どっこい今は変わってきた。それだけ対米依存度が下がってきた・・・ということなんやろうね。。。対アジア、対EUへの分散投資が功を奏している・・・と、言えるのやないかね。。。
日本の主立った自動車メーカーは、とっくの昔に北米に現地工場を建てて進出済みやし、多くの大企業の生産拠点は、すでに日本を抜け出していて、中国や東南アジア各国に移っている。これらの国の成長率は、依然として高く、安定している。。。つまり、日本は、今までせんど悩まされ続けてきた為替で大損する・・・というパターンを乗り越えて、リスク回避を出来る国に体質改善が出来るようになってきた・・・ということなんやね。。。
さすが経済一流の国やで。。。どうあっても、利益が確保できる仕組みを、企業自信が身につけてきた証拠・・・とも言えると思うんや。。。日本は、国民が自ら思っていないほど、どんどんグローバル化していっている。。。政治家の感覚なんかより、ずっと高いレベルで、どんどん対外との関わりが深まっているし、海外との協力がないと、日本の経済が成り立たない状況になっている。。。
その昔、中国と政治は冷たいけど、経済は熱い・・・という意味で、政冷経熱っていう言葉が使われていたことがあったけど、今は呉越同舟・・・っていう感覚が近い部分がある。つまり、喧嘩なんてしている場合やない。。。日中は運命共同体や。。。。という意味合いが含まれているのやね。。。今に、中国人に日本は食わせてもらうようになる・・・というのは、見えているのやからね。。。
国と国との関係というのは、変わり続けていくもんや。。。日中韓にインド・ベトナム・マレーシア・インドネシアなどを加えた地域では、これから有る程度、意識を共有化して、ウィンウィンの関係を拡げて行くことによって、EUに近い、アジア連合のようなカタチになっていくのやないか・・・と思われる。これらの国の間では、生活レベルの差は、より少なくなって行くし、人的な動きは、より頻繁により拡がって行くことが考えられる。。。
そうなった時に、日本はどういう役割を担うべきか、いや、担えるか・・・なんやね。。。その昔、大日本帝国が成し得なかった八紘一宇・・・という時代かがった感覚ではなしに、西欧のような、一方の国が他の国を絶対的に搾取するような関係ではなしに、共存共栄を計りながら、この地域の人たちがより豊かに発展して行けるような形を探す・・・ということになるのやろうね。。。。
日本はこの地域では、早く発展した国になった。でも、国が栄える・・・ということは、栄枯盛衰。。。栄えた国はいつか衰える・・・のならいがある。。。その昔世界の海を制覇したスペインの無敵艦隊が今は見る影もないように、19世紀に栄えた大英帝国が英国病になって、世界一の座から転落したように、世界一を欲しいままにしたにした米国も、その存在感を落とし始めている。。。
ジャパンアズナンバーワン・・・日本の時代は短くて、中国やインドが栄える順番なのかも知れないけど、面白いことに、歴史は不思議と、東から西へ回っているのやね。。。