中国も、変わらなきゃ。。。
3/28(金) 何やかんや言ったって、北京五輪へ向けての、最初のセレモニーである聖火の採火式がギリシャのアテネで開かれた。チベットでの中国当局の、人権弾圧に抗議する人たちがこの採火式にも押しかけて、北京五輪へのボイコットを呼びかけていたけれどね。。。
私はこの聖火リレーがこれからいろいろな地域を回る・・・ってことは知っていたけど、まさか日本の長野に来るなんてことは知らなかった。昔、冬季五輪をやったから・・・ということなんやろうけどね。。。
ところが、この聖火リレーを日本でやる際に、中国側が、少し条件を付けて来よったんやて。。。それは、聖火の中継などをする際に、チベットフリーなどの、中国政府を非難するプラカードや横断幕を規制してくれと、日本の警備当局に申し入れしてきたんやね。。。。中国にとって、人権問題で騒ぎになるのは、大変困った問題なので、神経を尖らせている・・・というのが、よく判る。。。
でも、この申し入れをしてきた人は、どうやら日本という国を、自分の国と同じような体制の国と勘違いしているようである。日本は自由主義国家であり、信教の自由や、政治結社の自由、集会の自由など、中国では全く保証されていないような自由がある国だということをね。。。いくら強靱な国家権力をもってしても、個人のこれらの主義主張などは最大限に尊重されるべきものである。これが自由主義国家なのやからね。。。
この思想の根底には、一個人の自由を保証できなければ、真に民主的な国家であるということにはならない・・・という世界の常識がある。つまり、一部の少数派の意見であっても、公平に発言の機会が与えられ、その意見も尊重されなければならない・・・という、思想が民主主義の中には有るのやね。。。これが保証されない世界というのは、権力を持った一部の人たちが、言論弾圧をして、独裁国家を作ってしまった・・・という過去の苦い経験と反省が根底にあると思うのや。。。
ところが、今の中国は、未だに、中国共産党の、一党独裁で、一部のエリート集団が、多くの愚民たちを権力や政治力、思想などを駆使して、抑え込む・・・という、類い希なる時代遅れの国なのである。。。そこには、まだまだ中世のような封建社会が色濃く残り、力のある地方役人たちが、民衆を武力や権力を楯にして抑え込んでいる・・・という現実があるのやね。。。
中国側のお門違いな要請に日本の警察も戸惑ったようで、聖火のリレーを妨害するような者には取り締まれるが、プラカードや横断幕で、自らの主義主張をアピールすることは、取り締まれない・・・と回答したそうや。。。そりゃ、そうやで。。。
この事は、いみじくも、中国という国が、まだまだ民主主義に関しては、全くの未成熟で、何でも国家が管理しなければいけない・・という政治体制の国である・・・ということを露呈してしまっているのやね。。。
いま、中国は、世界の他の国々と、ちゃんとまともにやっていけるか・・・という踏み絵を踏まされている・・・とも言えるのやね。。。チベットに他国の報道陣を入れる、入れない・・・の件でも、民衆への暴力が無いなら、なぜ外国の記者をオフリミットするのか。。。中国側にやましいことが無いのなら、世界に自らの恥部を見せるべきである・・・と、言われているのやね。。。
今までの中国やったら、こんな時、チベット問題は内政問題だから、内政干渉はやめろ・・・で終わりやったのだが、今は北京五輪のボイコットをちらつかせられている時期やから、世界の言うことを聞かないとあかん。。。これが本音のところやろう。。。内戦の続いているような状況なら、オリンピックに、不参加するぞ・・・と、いろいろな国が言っているのやからね。。。つまり、チベットやモンゴルの問題は、もう中国の国内問題では済まない・・・というところまで来ている。。。という現実があるんや。。。
中国も、いま変わりつつある。大昔はガイドという名の見張り役がいないと、外国人は中国国内を行き来出来なかったけど、今はそんな不自由は無くなっている。つまり、いつまでも、毛沢東主席のおかげで。。。なんて言ってられるご時世ではない・・・ということに、とっくの昔に気付いている・・・ということなんやね。。。もっと現実的に世の中が変わってきていて、イデオロギーとか、国家権力の体制だけが大昔のまま・・・。こんな自己矛盾がいつまでも続いている・・・これが今の中国なんやね。。。
多分、中国自身も、変わりたいと思っているし、変わらないといけない・・・と感じている。私はそう思うんや。。。。日本は、その手助けをしてあげる。それがいま、大事なことやないかね。。。