まず日本が知るべき礼節 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

まず日本が知るべき礼節

3/22(土) いま、日本という国は、いろんな意味で岐路に立たされている・・・。長く続いたアメリカのブッシュ共和党との蜜月関係も、オバマかクリントンの民主党が、政権を取ると、またまた米国は内向きになって、保守的な政策しか取らないようになる・・・。それを予見するかのように、為替相場はドル安、株は軒並み安が続く。。。つまり、日本はいつまでもアメリカさん頼みの経済運営ではなく、他のパトロンを見つけないと、生きて行けなくなる。。。という現実があるのやね。。。

 現状でいけば、ここ10年以内に、中国経済への依存度が、やっぱり増えてしまう・・・というのが現実やろうね。。。小泉さん、安倍さんと、親米、嫌中路線が続いたから、随分、中国側も、日本に厳しいことを言うようになったけど、福田さんは、もうええかげん、中国とも関係改善をせんとあかん・・・と、感じているのやろうから、中国に対して、慎重な発言が続いている。。。。もうちょっとしたら、胡錦涛も日本に来る事やしね。。。

 ただ、あんまり、向こうの言いなりになりすぎると、国民から、福田さんは、中国に、なめられすぎや・・・という批判になりかねないから、あんまり露骨に媚びを売るような事は出来ないし、言えないやろう。。。ここいらあたりの閣内、官邸内での、意思統一が本当に一番難しいところやろう。。。

 ただでさえ、日中の間には、毒餃子、尖閣列島、春暁、チベット、靖国、反日運動などの問題が山積している。。。昔のように日本がODAをばらまいて、日中友好を装う関係に、戻れって言っても無理な話なんやろうけど、少なくとも、もう少しは大人の関係には、なれるはずやし、そうしないとあかん。。。そのためには、日中双方が、少しの我慢と、相手国に対する気遣いを持つ・・・そんな関係にならなあかんのやね。。。。

 どうも、今の日中関係を見ていると、日本の時代の流れを反映しているのか、すぐ、ちょっとしたことで「キレ」てしまうような子供じみたところがあると思うのやね。。。もちろん、中国側もそうや。実名が秘匿できるネットの掲示板なんかで、好き勝手なことが、堂々と書き込める・・・・。この自由はええのかも知れないけど、その裏に、遠慮・・・という、現実社会では、とても大事な、相手に対する思いやり・・・みたいなもの・・・これが、全く欠如しているのやね。。。

 普段の生活なら、人と人は、相手に対する配慮とか、遠慮とかするのが当たり前や。。。ところが、最近、こんなのが全く失われてしまって、理性もへったくれもなしに、ただ単に相手を徹底的に攻撃して、完膚無きまでに打ちのめしてしまう・・・こんなことを「是」とする風潮が強くなってきてしまったと思わないか。。。。もちろん、この傾向は日本でも中国でも強くなってきているのやけれど、これは、良くないで。。。

 まして、「衣食足りて礼節を知る・・・」べき方の日本で、中国の方と同じレベルで子供の喧嘩のような言い合いを続けている現実・・・。本当は、これが批判されるべきことなんやないか・・・とさえ、思うのやね。。。

 先日、週刊ニューズウィーク日本語版を見ていたら、これからは、インド洋の時代が来る・・・なんて予測が出ていた。中国、インド、中東各国が、いろいろな意味で石油などの資源外交でイニシアチブを取り、世界経済を牛耳る可能性について説いたものやったけど、これって、あながち、外れてないかも知れないからね。。。。ドバイなんかの、ものすごい投資と繁栄を見ていたら、資源を持つ国が、世界で力を持つ時代の到来も、あるかもね。。。

そうなったとき、資源貧国である日本は、どうして生きていくのか。。。周辺諸国と対立して、いつでも紛争の危機を持って、防衛費に膨大な支出をしながら生きていくのか。それとも、周辺国と、上手に付き合いながら、平和な関係を維持していくべきなのか。。。。答えは明かなのやないかね。。。

喧嘩上手は、本当は、最後に、どういうところに、落としどころをもっていくか・・・。これを一番先に考えるもんや。。。日中でしばらく互いに口げんかばっかりしてきたのやから、もうええかげん、仲直りして、少しは前向きなこともせんと、世界から日本は置いてかれてしまうのやないか・・・。そんな、何かぼんやりとした不安感が、私にはあるのやね。。。