現実を直視しだした京都 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

現実を直視しだした京都

1/28(月) 能登半島で土曜日にまた地震。。。震度4を最大に想定していた地震速報装置が震度5弱と、地震が大きすぎたから作動しなかったやて。。。あほちゃうか。。。下手な言い訳も、ええかげんにしてほしいわ。。。どこの世界に予想外に大きかった・・・で作動設計するアホがおるのか?それ以上は絶対に作動するように設計するのが当然やんか。。。こんな、いざとなったら使えない装置に大金を使っていたなんて、よう、しゃあしゃあと発表出来たもんや。。。恥を知れ・・・って言いたいね。。。

 さて、先週あたりから、爆弾低気圧の影響で、日本各地が大雪や猛吹雪に見舞われとる。。。北海道ではマイナス30度を超える冷え込み・・・。灯油をバンバン焚かないと生きていけない寒冷地のことを思ったら、京都はありがたいね。。。まだ、最高気温が7度程度やから。。。そんな京都でもさすがに先週は雪が舞い散ったりして、うっすら雪化粧ぐらいはしておる。。。雪の日の朝、ヘリが飛んでいたら、金閣寺の雪化粧の写真撮りが目的や。。。案の定、読売新聞の夕刊には、綺麗な白と金のツートンカラーの金閣のカラー写真が載っておった。。。

 さて、そんな京都なんやけど、どうも、京都市長選が今ひとつ、盛り上がらない。。。やっぱり、教育長出身の桝本さんの後釜に、またまた教育長出身の門川さん。。。それに自民と民主が相乗りしてたんでは、市民からしたら、共産か、非共産かの二者択一しかなくなってしまう。。。もちろん、ムーバットの相談役の岡田さんとか、左京区の無所属で29歳の現役議員さんの人とかも、立候補しとるんやけど、イマイチ、決め手に欠けるのやね。。。

 恐らく、また小差で門川さんが勝つのやろうけど、ほんとに、これでええのかね。。。大阪知事選の橋下弁護士のような台風の目になるような候補がおらんのやね。。。京都は、そう言う意味では、中々良い人材が出て来ない。。。劇的に変わって欲しい・・・という市民の願いを受け止めてくれるような人材がなかなか出て来ない・・・そんな、感じなんや。。。京都にも有名人は多いのやけど、タレント候補が立候補して通ったためしがない。。。芸能人みたいなもんが、何が出来るねん。。。という風潮があるからかも知れないけどね。。。

 私は、京都人の気質がそうさせていると思うのやね。。。京都は昔から、いろいろな意味での職人のまちや。。。この分野では日本一・・・っていう人が、ほんま、たんさん居る。。。だから、全国からその技術を目指して、良い人たちが集まって来ていたんやね。。。職人さんたちの師弟制度が、その水準を高く維持したまま、ずっと長い間継承していく・・・という事に長けてしたんやろうね。。。

 そのかわり、その人は、良い意味でスペシャリストなのだが、その代わり、世間一般的には、ろくなお付き合いも出来ない・・・とか、ちょっと変わったはる・・・という風なところが有ったのやろうね。。。京都には日本一・・・と呼ばれる人も多い代わり、変人も多い。。。ただ、それをみんなが、お互いに見て見ぬふりをしたり、お互いに尊重したり、少しぐらいは大目に見る・・・という寛容さが育ってきていたのやね。。。

 だから、この道一筋の人が、急に、他のことをやる・・・というのが、認められにくい・・・という、気質があったんやと思うんや。。。つまり、テレビのニュースキャスターが政治家に鞍替えするとか、大学の先生が、バライティ番組に出る・・・なんていうのは、あんまり、良い風には見られないのやね。。。そんな雰囲気のある街だからこそ、なかなか有名政治家は、京都からは出て来なかった。。。確か、大昔に、お公家さんぐらいかね。。。京都選出で首相になったのは。。。

 ところが、最近の京都は、なかなか元気の良い政治家が出ている。野中広務以降、伊吹文明、谷垣禎一、前原誠司前民主党代表、山井議員。。。みんな、なかなかテレビによく出て来る人が多くなって来た。。。何でかね。。。私は、それだけ今まで、京都が政治的に何とか、どっちつかずのまま、いたい。。。という心理が、市民の中に有った・・・ということやと思うのやね。。。

 つまり、京都は1200年以上も都やったんやろ。つまり、全国から、時の権力者が入れ替わり立ち替わり京都を目指してやってきたんや。。。つまり、都を獲る・・・のが天下を治めることになるのだから、市民からしたら、一党一派に荷担することは、次の天下人には排除されることになるから、都落ちを意味する事やったんやと思うんや。。。つまり、町衆は、織田信長が来れば、織田に従い、豊臣秀吉が来れば、太閤さん・・・と慕い。。。常に権力におもねる・・・という、生き抜くための智恵をつけてきたんやね。。。

 だから、自分から政治的な姿勢を鮮明に打ち出す・・・というのは、そう言う意味で、してはならないこと・・・という何かタブーのような感覚が、ずっと有ったんやと思うのやね。。。つまり、政治に荷担すると、身を滅ぼす事になる・・・という代々染みついた教え・・・みたいなものが、どこの家にも有って、我が我がと、政に手を挙げることが、どうしても、下品に見えたり、まつりごとを志すモノは、何か、特別な京都以外の人・・・という感覚に陥って来ていたんやね。。。

 ただでさえ、京都は地方から力のある人が常に登ってきて栄えてきた歴史がある。。。京都で成功した人だけが、京の都に住み続けることが出来て、失敗した人たちは都落ちして、地方に逃げて行く。。。そんな新陳代謝が京都では1000年以上も続いてきたんやからね。。無理もないわ。。。

 ただ、京都出身の政治家さんたちが、全国ネットのテレビ画面で良く出て、活躍されるように、ここ10年ほど、増えてきた。。。つまり、京都人気質、特に政治に関する市民の関心が、少し変わってきた・・・という証しなのやないかと思うんやね。。。

 やっと、京都人は、京都はもう一地方都市であるということを認めだして、それまでのプライドを捨てて、生き残っていくためにはどうしたらよいか。。。これを真剣に考えないといけなくなってきたんやろうと思うのやね。。。京都で金持ちと言えば、室町通の呉服問屋とか、西陣織の帯を扱うような商社のようなところやったんやけど、長引く和装不況で、特にこの10年で、ばたばたと倒産していった。室町通や新町通なんかの呉服問屋街は、次々と跡地にマンションが建って、それが飛ぶように売れ続けた。。。地価が高すぎて、とても人が住めなかったところに、多くの若い人や老後を愉しむために初老の人たちが住みだした。。。そんな感じなんやね。。。

つまり、やっと現実に目覚めて、政治にも言うことを言わないと、自分たちの生活は良くならない・・・という現実を見つめだしたんやね。。。京都よ、お前もか。。。という人も多いだろうけど、地下鉄は延び、高速道路が出来、酷い渋滞が解消した方がより、暮らしやすい・・・という現実の方が大事やと、考える人の方が多くなった・・・。そう、言えるのやないかね。。。