税金の使い途に、もの申す!
1/19(土) 読者の皆さんご存知かも知れないが、私は、株をやっている・・・。今のような相場でも株をやっている人は、よほどの物好き・・・やないか・・・とさえ思えてしまうのやね。。。僅か数週間の間で、自分の保有資産が2割も減っていくことに、耐えられる人。。。こんなこと、なかなか奇特な人にしか出来ひんやろう。。。ほとんど、マゾやね。。。ここまで来たら、ほんま、自虐やわ。。。
私の場合は、株主優待のコレクター・・・という、いわば、人とは、少々変わったことをやっている。普通は、株価の値上がりを狙って、株式の売買をする人がほとんどなのだが、私の場合はちょっと違うのやね。。。ちょっと、負け惜しみやけど。。。
だから、株の値段が下がると、資産が目減りするのと同時に、次に買い換える株式の値段も下がっているので、不思議と予定通りの銘柄が買えてしまう・・・という現象も起きてくるのである。今まで120万も出さないと買えなかった株が100万円以下で買える。。。こんなことも起こるのやね。。。
株式市況が右肩上がりの時には、権利落ちの寄りつきで売って、すぐ次の月の銘柄を買う。その銘柄が権利月だから、約定日に向かって少しは値上るから、その値上がり幅と配当、優待を頂いていたら、権利落ちの時に売っても、あんまり大きな損はしなかったのやけど、ここ1~2年は、株価がその1ヶ月の間にどんどん値下がりするから損ばっかりや。。。去年1年で、プラスになったのは確か2月ぐらい。。。あとは全部大幅マイナスや。。。それも大きなね。。。つまり、高い株主優待についた・・・ということやね。。。
今みたいな相場やったら、ほんま、値下がりが怖くてなかなか動けない・・・。そんなのが本音やないかね。。。たった1ケ月弱づつしかその銘柄を持たなくて、それを12ヶ月続けて来たけど、さすがに大負けしていて、少しは買い方を変えなあかんと思う。それにしても、今みたいな下落が続く相場が、まだまだ続くのかね。。。
私と似たような考え方で株を買っている人も、けっこういるようで、これからは、権利付の1日だけ株主になる1日株主。いや、権利付日の、後場の最後にちょこっと買うだけの1時間株主・・・が増えるのやないかね。。。これだと少なくとも、株を持っている間の下落リスクは回避出来るからね。。。権利確定日だけその銘柄を持っていたら、立派な株主さんなんやからね。。。だから翌日、権利落ち日に売って、また現金化すればいい。。。情けないけど、これが今できる防衛策なのかもね。。。
本当は、信用取引をすれば、それなりにリスク回避出来るのだが、私は、身を滅ぼす可能性のある、株の信用だけは、絶対にしない主義なので仕方無い。。。現物主義や。。。
私は、こんなことばかりやっていて、言うのも、なにだが、もっと日本の株は、本来の意味での人気投票的な要素が強い者でええと思うんやね。。。その会社の売っている製品や、やっていることに、「ファン」になる。だから、その会社の株を欲しいと思い、投資する。。。これが本来の株式投資のあるべき姿やと思うのやね。。。日本では。。。
ところが、今の株式市場って言ったら、短期売買で、少しでも利益が出たら、売って、ちょっと上がりそうな材料が出たら、買う。。。そんな、毎日が繰り返されておる。。。だから、そんな株式市場の売買のパターンがもう、コンピータのソフトになっていて、市況が何パー下がったら、これだけ売りを出す。もっと下がったら全部売る・・・なんていうのが、もうプログラムの中に組み込まれてしもとる。。。。
日本の株式市場の6割とも言われている外資のファンドが、みんなこんなソフトを利用しとるものやから、一旦、市況が崩れ出すと、まるで雪崩が起きたように、恐ろしい量の売り注文が浴びせられて、市場は、立ち直るキッカケも与えられないような酷い状況になる・・・。ニューヨークも東証も、必要以上の暴落、暴騰が繰り返されるのには、そんなカラクリがある・・・と言われているんや。。。
つまり、生身の人間が、人の裏をかいて、売り抜けてやろう・・とか、今年一番の底値で買いたたいてやろう・・・とか思っても、そんなのは、みんな、ソフトの中では織り込み済みになっていて、取引の流れまで、コンピータが管理して、「作られている・・・」そんなところがあるのやろうね。。。だから、素人には手出し出来ないような市況が続いてしまっている。。。勝てない素人さんは、株なんて面白くない・・・。そして、日本の株式市場が縮小してゆく・・・という悪循環を作っていくのやね。。。
株の世界では、インターネットを使って売買をする人が圧倒的に増えた。特に個人投資家は、パソコンで取引する人がほとんどや。。。売買手数料がバカ安やからね。。。本当は、ここに、少し問題がある。手数料が安いということは、一見、投資家にとっては大変良い事のように見えるのだが、実は、市場全体のことを考えると、フリーカント・トレーダー(頻繁に株式売買を繰り返す人)を増やしているだけ・・・という意味もあるのや。。。
こんな人たちが増えると、株屋は儲かるのだが、安定株主の比率がどんどん低くなるんや。。。つまり、ここが日本企業にとっての一大事なんやね。。。上場企業というのは、往々にして、市場に出回っている自社株の、ほんの数パーセントしか、経営者が保有していない。つまり、市場で自社株がたくさん流通すると、それだけ、悪意を持って、その会社を乗っ取ろうとする人たちからしたら、楽に、買収が出来てしまうことになる。。。
日本人のほとんどは、この問題にとても脳天気だが、実は、ある日突然、ファンドマネージャーが会社にやってきて、私がこの会社の株式の51%を持っています。現在の経営陣の全員解雇を要求します・・・って言われたら、従わなくてはならない・・・という現実には、全く無頓着なところが多いのやね。。。外国資本への参入障壁が取り除かれた時、資金力に余裕があり、市場から資金調達をしなくても良いような会社は、自ら上場廃止を申請して、上場企業の看板を外すことを厭わなかったところもあった。。。
つまり、日本の会社の多くは、上場企業であるという看板が欲しくて上場しているところが、実はかなりあるんや。。。未だにね。。。だから、買収防衛策なんて、取っていないところがほとんど。。。つまり、隙だらけ。。。という現実があるのやね。。。だから、色々外資にねらい撃ちにされて、ええようにされてきた。。。ハゲタカ外資は、資産を多く持つ会社の株を買って、それを処分させて、もっと株主に配当しろ・・・と要求して、骨と皮だけになったら、他に高値に見せかけて、売りつけて逃げよる。。。そんなことばっかりやっとるのやね。。。まさに、ハゲタカや。。。
そして、そんな外資が、また今、猛烈に日本を売って、新興国シフトに動いた。。。年明けからの日本株の動きは、こんなところが原因なのかね。。。日本がやるのは、こんなハゲタカ外資からもう狙われないようにガードを固める・・・。日本で得た利益をはき出させるように、高い税金をかける。。。などの方策がある。。。
ただ、今の「日本売り」の状況は、実は、国際的に見て、日本の法人税が高いことにも原因がある。法人税が高いから、思ったほど利益が上がらない・・・だから、他へ資金が流れる・・・という側面があるのやね。。。だから、もう、外国企業であるから・・・と言う理由で、そこにだけ特別な税金を掛ける・・なんて言う方策は取れないのやね。。。日本市場は開放されてしもたんやから。。。
となったら、日本は、どうしたら、もっと世界からの投資が増えるか・・・という難しい問題に取り組まないとあかんのやね。。。それには、やっぱり、日本国内の投資、特に、大きな金が回るようなものが必要になってくる。。。となると、少しは、本当に必要な公共事業だけは、しっかりやっていく。。。という必要が出てくるのやね。。。
新東名高速・新名神高速・リニアモーターカーなどのビッグプロジェクトへの公共投資が、ここ数年、余りにも押さえつけられてきた。。。田中角栄の時には、1億総土建屋。。。と言われたけど、今は、ほんと廃業してしまったところが多い。。。本当に必要な投資まで、押さえつけられてきた傾向があるから、それを少しは、ほどいていく勇気も、今、必要なのやろうね。。。だって、公共工事関係は、税金の使い途として、最も目に見える国民へのお返しやからね。。。
税金を集めて、それを、年寄りの年金の支払いやら、病院代やら、公務員の給料ばっかりに使っていたら、そら、みんな、おもんないで。。。蛸が自分の足を食っておるようなもんやから。。。納税意欲もそがれるわ。。。ほんまに、日本の国のためになっている・・・というのが実感出来るような税金の使い方をしてもらうのも、大事やと思うのやね。。。大気圏を飛ぶような国産のジェット機の開発に使うとか、水だけで走る自動車の国家的な開発に使うとか、世界一の金融センターとか、ハブ空港の整備に使うとか、和歌山-四国-九州を貫くトンネルでも作るとか。。。海底開発にもっと本腰入れるとか・・・そんなのが大事なんやないかね。。。
だからといって、無駄なダムやら、人より熊の方がたくさん通るようなところに道路を作るのは反対や。。やっぱり、人のたくさんいるところに、適当な投資をして、計画的に、街を発展させる・・・。この努力を惜しんだら、日本の右肩下がりは止まらないと思うで。。