米国と距離を置くようになる日。。。
12/11(火) 政界では、埋蔵金、埋蔵金って、騒がしい。。。40兆ものお金があるの無いのって。。。ほんまに、そんなお金があるのなら、企業で言う、有利子負債である赤字国債を一日も早く、返してしもて、早く国の財政を健全化せえや。。。と思うのやけどね。。。
私は、いつも、こんな途方もない額のお金の議論をするときに、お金って何や?と、思うのやね。。。その昔の金本位制だった頃って、日本なら日本銀行が、アメリカやったら、FRBみたいなところが、どこか地下の大金庫みたいなところに、ドカーんと、山のような金塊を保管してあって、その金塊と同じ量だけのお札が発行されとった。。。。兌換券というネーミングも、確か、金と交換出来る券。。。っていう意味やったやんか。。。
でも、今の時代、そんな時代遅れなことはして無くて、実際にドル、ユーロ、円などの基軸通貨と交換出来る比率、つまり為替で、その国の経済力が示される・・・っていう時代やんか。。。だから、無節操にどんどん自国の通貨を印刷していたら、どんどんその国の通貨価値が下がってきてしまうから、そんなインフレになる政策を採れないだけ。。。やんか。。そんな、世界各国の暗黙の了解のような物の前提で世界の経済は動いとる。。。
だから、もし、北朝鮮のような国がどんどん自国の通貨を隠れて刷りまくっていたら、そんなヤバイ国の通貨の価値という物は判らないから、そんな国の通貨と両替したい人なんてなかなかいないやんか。。。つまり、通貨というものは、その力関係で、いろいろ価値が変わるんや。。。その基準になるのが今では圧倒的にドル、ユーロ、円なんや・・・というだけの話なんや。。だから、中国がかなり経済発展してきたと言っても、人民元という中華人民共和国の発行するお金の価値が、どれだけ高まるか・・・というのは、そのお金の使える本当の価値に比例することになる。。。
ただ、中国は自国内に15億人もの人たちが生活するマーケットがある。つまり、実需やね。。。ここで流通する・・・というのは、他の小国が刷るお金とは別の意味を持ってくるのや。。。そういう意味では安定感があるんやね。。。確かに、中国という国は、政治的には、中国共産党の一党独裁の国である。共産主義だからこそ、それまで、戦争ばっかりやって、各民族がバラバラだったとい・・・多民族国家を1つに束ねられて来た・・・という部分は否定出来ない。
問題は、豊かになってきた中国人たちが、いつまでも、政治の中枢に巣くって、好き放題やっとる政府の役人たちを許せるかどうかなんやね。。。地方役人たちの汚職やら、身内だけを重用するシステムに対する不満は、どんどんマグマのように力を貯めているような部分があるやろうからね。。。こんなのを、ガス抜きするのに失敗すると、いつか大噴火になってしまう。。。それが、チャイナのカントリーリスクになるんやね。。。
さて、話を日本に戻すと、実は、日本という国は、本当に、だらしない為替政策しか持ち合わせていない。。。国として、どうしたいか。。。そんな意志に、本当に乏しいのやね。。。1ドル360円やった時代から、日本経済はどんどん輸出によって大きくなってきた。変動相場性になって、日本製品が売れすぎて、日本が儲かりすぎると、1ドル80円もの円高にされて、その儲けを他の国に持って行かれ、反対に日本が豊かになって、逆に都合の良いものを日本に売り込もうという時には、どんどん円安に操作されて、牛肉や兵器、航空機などの米国製品を高く買わされたりする。。。向こうの言いなりやね。。。
よくよく考えてみたら、日本はアメリカの51番目の洲や・・・と揶揄されるように、米国のやりたい放題の60年を、この戦後、送ってきたのやないかね。。。進駐軍がやってきた昭和20年以降、未だに、日本各地には、米軍基地がたくさんあり、米国の世界戦略の中に、日本も、はめ込まれて来たんや。。。
歴代の日本の首相は、日米安保が何より大事・・・という、米国ベッタリ戦略を採ってきた。。。いや、採らされてきた。それ以外の選択肢が無いように、されてきたんやね。。。その、結果がどうやろう。。。本当は米国の都合で、日本というロシア、中国という大国ににらみを効かすための米軍の日本駐留が、いつのまにか、日本を守ってやっている・・・という、論理にすり替えられて、アホな日本は、またまたアメリカさんの言いなり・・・今では米軍の駐留する経費を「思いやり予算」という馬鹿げた名前まで付けて、税金から払っている。。。それも非常識にバカ高い金額をね。。。
おまけに、その沖縄にいた米軍が、やっとのことで、ほんの少しだけグアムに引越しよることになったら、何とその引越代やら、グアムに新しく作る兵舎やらの費用まで、日本に払えやと。。。ほんま、図々しいにも程がある。。。同じように駐留しておったフィリピンの米軍基地が民衆に追い出されて、撤退した時に、そんに話、聞いた事ないで。。。日本は金づる以外の何者でもない。。。ほんま、こんな間抜けな話は、世界中、どこを捜しても無い。いや、歴史に残るほど、馬鹿げた話や。。。
日本経済は、これから、厳しい時代に向かう・・・。人口は減り、相対的な国力が下がり、日本の株価は、世界の中でただ一人、下がり続けておる。。。世界の中で日本の占める位置は、どんどん低下しとる・・・。もうこの流れは止められないのか。。。。
ただ、その前に、日本は早く先進国になったメリットを、今のうちに残しておくべきやね。。。イギリスのロンドンがまだ世界の金融の一翼を担っているように、日本は金融や為替の世界で、中国経済との微妙なバランスを考慮しながら、円の価値を下げないように、自国でコントロール出来る力を付けなあかんと思うのやね。。。
今に、中国は、米国と肩を並べる経済大国になる。それが見えているやんか・・・。インド・ロシアなどの遅れてきた経済大国も、これからどんどん力を付けてくる。日本は今持っている優位性を最大限活かして、何とか世界の大きな流れが、アジアにシフトするこの好機を逃したらあかんのや。。。中国に次ぐナンバーツー・・・と割り切って、これから、どうして日本は生きていくのか・・・その世界戦略を国として、しっかり持たないと、かつて、一世を風靡したスペインやポルトガルのようになってしまうことを、肝に命じておくべきやと思う。。。
アメリカとも、距離を少し、置くべき時が、ここ数年~十数年のうちに来るのやないかね。。。そんな気がする。。。ブッシュの次は、米国も、また日本に厳しい方の民主党になるのやろうからね。。。また、肉買え、車買え・・・って言って来よるのやろうしね。。。