モンスターペアレンツ対策に悩まされる教師達
11/18(日) いじめによる自殺を始め、いろいろな教育現場の荒廃が話題になっているが、いつも、非難される側にいるのが学校の教師たちである。でも、はっきり言って、いろいろな問題は、先生たちだけが原因ではないのも、また事実やと思うんやね。。。一番の問題は、やっぱり、子供に一番近い存在である親たちや。。。
育児放棄やら、自分の子供を愛せない親、虐待する親、しつけとストレス発散をはき違える親、子供に食事を与えない親。。。親の方にもいろいろ、問題があるケースも多いからね。。。
学校の現場では、自分の子供に関することで、学校にいろいろな事を言ってくる親たちがいる。少子化の時代、教育に異常なほど熱心な親もいれば、極めて利己的な事を、平然と要求してくるような親もおる。。。
先日、新聞を見ていたら、京都府教育委員会が、このような親たちに対する対策を考えるために、いろいろと研究をしていて、そのマニュアルの一部が掲載されていた。その記事によると、学校に理不尽な要求を押しつけてくる親たちを「モンスターペアレンツ」と呼ぶのだそうや。。。怪物のような親。。。まさしく、教師の側からみたら、実感が隠っているようなネーミングやね。。。
そのモンスターペアレンツには、4つの類型が出来るのやという。。。。1つめは、現実正当型・・・学校側の指導力不足を指摘して、もっともな批判をする人たちのことを指す。2つめが、理解歪曲型・・・保護者の責任を棚上げして、学校側の責任のみを追及してくる人たち。。。3つめが、過剰要求型・・・他者を非難して、自分を正当化するタイプ。行き過ぎたレベルの要求をしてくる。。。4つめが最後で、解決困難型・・・学校に、無理難題を押しつけて、解決困難な要求までしてくるタイプ。。。となっている。。。。
まぁ、あくまで、先生サイドから、いろいろ文句を言ってくる親たちを類型して、各々どのタイプに当てはまるかによって、対処法を考えよう・・・ということなんやろう。。。まぁ、こんなマニュアルを作らないといけないほど、学校現場が、こんな対応に追われている・・・ということの、裏返しなんやろうね。。。。
昔は、学校内に一歩入ったら、先生方にお任せする。。。そんな紳士協定・・・のようなものがあったのやけど、そんなものは、どこ吹く風。。。我が子、愛しい・・・が行き過ぎたら、こんなことになるのやろうね。。。先生も大変や。。。生徒のことだけでも頭が痛いのに、親の対応でまた頭を悩まされる。。。。
私は中学のPTAの会長をやっていたことがあるのだが、その親が、学校に押し込んで来る現場を目の当たりにした事があった。その親は、子供が学校で無視される。このことから、学校へ行かなくなり、自殺したい・・・まで言い出している。自分の子を無視した子供たちと、その親を学校に呼びつけて、直に謝らせろ・・・と、押し込んできたのである。これが、実現しないと、マスコミに、このことをバラすぞ・・・のおまけ付き・・・である。。。ここまで来たら、半分以上、脅迫やね。。。
この親御さんが、自分の子をかわいがる気持ちは分かる。。。学校でいじめられて、自分の子が自殺したい・・・なんて言い出したら、それこそ、気が気でないからね。。。ただ、そのことの、犯人を他の人に持っていこうとする・・・・。何とか、責任転嫁をする・・・ここが間違っているのやないかね。。。まして、無視されている。。。というのは、本人が感じることや・・・。他の生徒に、あの子と、ちゃんと普通に会話しなさい・・・なんて、何百ぺん言うたって・・・・そんな難しい事、出来るわけがない。。。つまり、これは、その子の社会性の問題なんやからね。。。つまり、無視されないようにするには、自分はどう振る舞ったらよいか・・・とか、無視されるような人はほおっておいて、他に親しい友達をつくる・・・とか、そんな本人の努力も必要なこと・・・やからね。。。こうして、子供たちは社会性を自分たちの心の中で育てていくのや。。。
ところが、今の世の中、なんでもアメリカ的になってきよって、自分の非は絶対認めたら負け。相手を負かせるためには、どんな手を使ってでもやる。。。そんな、訴訟社会に日本もなりかけておる。。。。ディベートが良くて、話し合いは、ダメ・・・・。これが社会正義。。。みたいになっている。。。。おかしな世界や。。。。何にも、こんなアメリカの真似ばっかりするのが、グローバル化なのかね。。。こんな日本人の道徳観まで変えてしまうような、グローバル化やったら、受け入れない方がマシやのにね。。。ほんま、えらい、世の中になってしもた。。。人との諍いが増えて、儲かるのは弁護士だけ。。。喧嘩や、もめ事を食い物にするような社会が広まって行くことは、不幸なことなんやないかね。。。
教育の現場でも、これからは、どんどん、訴訟沙汰が増えてくるという。。。ところが、教育というのは、なかなかこの訴訟型社会と、どこか、馴染まない部分があるのも事実。。。子供の自殺の原因が、いじめを見逃した学校側に責任がある・・・なんて言い出したら、われわれの税金は、どんどん、こんな親たちへの賠償に使われるようになってしまう。。。それは、やっぱり、おかしいやろう。。。そこらへんのとこ。いま一度、はっきりしておかないとアカンのと違うかね。。。