病室の表札は個人情報か?
11/10(土) やっと平年に近い気候に戻ってきてくれて、今日あたりは、少しばっかり、肌寒い感じ。。。夏から急に、秋を通り越して、冬になる。。。そんなイメージに感じる人が多いのやないかね。。。ついこの前まで、短パンにTシャツやったからね。。。遅れていた衣替えをボチボチ、しなくっちゃね。。。
さて、長崎で入院していた34歳の男性が、病室でいきなり射殺される・・・という事件が起きた。この男性は、ラグビーで怪我をして、入院していて、あと数日で退院・・・というところやったんやて。。。日本では拳銃を持っても良い人は、警察官や自衛隊員、それに猟師に射撃競技の選手ぐらいかね。。。ところが、後を絶たないのが、暴力団による抗争の際に、使われる拳銃。。。どうせ、どこかの国から密輸されてきているのやろうけど、なかなか取り締まることが出来ないものかね。。。
今回の事件を調べている警察は、どう調べても、この被害者の男性が、誰かに殺されるような人・・・ではない事から、先月まで、この病室に入院していた暴力団関係者と、勘違いされて、殺されたのではないか・・・と、見ているのやそうや。。。もし、そうやったら、ほんと、お気の毒なことやね。。。これからは、入院する時に、以前にこの部屋に入院していた人の身辺調査までせんと、おちおち枕を高くして寝てられない・・・なんてことになるやんか。。。
この事件の起きた病院の院長さんの会見を見ていたら、亡くなった方の遺族への謝罪ではなく、お悔やみ申し上げます・・・という表現にされていたけど、私は、病院にも、少しはセキュリティチェック的な部分での落ち度があるのやないか・・・とも、思うけどね。。。金属探知機ぐらい出入り口に有ってもええのやないかね。。。防犯カメラが有るくらいやったら。。。
それと、今回の不幸な殺人事件の、最も大きな原因のひとつが、私は、病室の前の廊下に、患者の名前が出ていない・・・ということにあると、思うのやね。。。日本という国は、おかしなことに、個人情報、個人情報と、何でも騒ぎすぎて、その薬が効きすぎて、今回のような悲劇に繋がっている・・・そんなところがあると思うんや。。。
私は、病院という、本人確認が、最も必要なところで、個人情報の保護のへったくれもない・・・のやないか・・と、思う方なのである。まして、病人への薬の投与を取り違えたり、いろいろな医療ミスが問題になっているやんか。。。これも、患者一人一人への本人確認がちゃんと出来てなかったのが原因やんか。。。それなのに、一番大事な患者の名前を掲示しない。。。いったい、何に配慮して氏名を掲示しないのか。。。教えてほしいぐらいや。。。
以前、JR西日本が起こした尼崎での脱線事故で、被害者が、いったいどこの病院に収容されているか・・・という、被害者の家族にとって、一番重要なポイントが、全く教えてもらえない・・・という、馬鹿げたニュースが、世間の話題になったことがあった。この時も、病院関係者やら、警察担当者やら、救急関係者やらが、やたら口にしていたのが、個人情報保護・・・というセリフである。。。
私は、このような非常時に、公務員の人たちが、一分一秒でも早く、家族の安否を知りたいと思っているような時に、平気で、個人情報保護条例を楯にして、家族にとって切実な情報を教えないこと・・・に、憤りを禁じ得ない。。。その人の身になってみ。。。それが、人として、許されることなんか?と、言いたいね。。。
これと近いものが、今回の誤射事件にも有ると思うんや。。。病院に入院する事は、確かに、あんまり格好の良いことではない。でも、怪我や病気になってしまったもんは、しゃあないやんか。。。お見舞いに来る人もいる。病室の入れ替えもある。それなのに、表札が無いと、間違いのもと・・・やし、みんなが不便・・・なのに、なんで、こんな馬鹿げた事をやっとるのや。。。
都心部のマンションの集合ポストなんかでは、確かにほとんどの部屋に住人の氏名の表示が無い・・・。女性の一人暮らしであるとか、この部屋に住んでいるといことを、他の人に知られたくない・・・とかいうのは、例えば芸能人の人とかは、判らないでもない。。。でも、病院は違うやろ、病院は。。。個人情報保護条例の施行された時に、過剰反応して、いろいろ対策を取った医療機関は多かったけど、ぼちぼち、見直す必要がある時期になっているのではないかね。。。
私は、マンションの部屋でも、表札が無いのは、何かその住人が、他人さんには知られたくない隠匿生活をしてはる人・・・やないか。。。という風に、疑いたくなる方である。ちゃんと、まっとうな仕事をしていて、普通に生活しているなら、何も名前まで隠す必要はないのではないか・・・と、思うのである・・・。名前が無いと、例えば、郵便配達の人や、宅急便の人なんかは、本人確認が出来ない。。。田中さんの表札のある家に、山田さん宛の荷物や郵便物は届けられないやろ。。。つまり、この部屋の唯一の住人である・・・という証明が、本人が部屋の中から出てきて、宛名と同じハンコを捺した・・・という事実だけやろ。。。この大前提が崩れてしまう可能性があるからなんや。。。
名無しの部屋は、あんまり社会的によろしくない事を企んでおる人たちにとって、社会的に格好の隠れ蓑になるからね。。。集団スリのアジトであったり、暴力団員の事務所であったり、何か警察に掌握されたくない理由のある人らにとったら、とても居心地が良いことになるからね。。。
氏名というのは、有る意味、究極の個人情報である。その反面、社会生活を送る上で、自分は他人とは違って、こうこうこういう人間です。。。という、自分と他人を区別するために、必要不可欠な大事なものやと思うんや。。。自分の名前を相手に知られたくない。。。という感情は、理解出来る部分はあるけれど、それをやることによって、とてつもない社会的な不利益が生ずる可能性がある。だから、氏名の表示というのは、とても大事な事やと思うんやね。。。逆に、氏名の表示をしていないことに対して罰則を与えてもええぐらいやと思うんやね。。。
昔、日本で戦さばっかりやっていた時、刀を持った武士は、我こそは○○である~と、「名告り」を上げるのが、戦う相手に対しての礼儀でもあった。自分はあなたと戦うだけの値打ちのある人間である・・・ということを、誇示する意味合いもあったんやろうけどね。。。名のある武将が、雑兵と戦って敗れたのでは「名折れ」になる・・・ことから、「名のり」は、行われて来たのやろう。。。つまり、名告らず、いきなり相手に闘いを挑む行為は、卑怯者のすることであり、自分を誰々である・・・と宣言する行為は、武士道の世界にとって、まさしく、逃げも隠れもしないぞ・・・という、潔い行為であり、相手に対しての礼儀であり、日本人が日本人として立派に生きるための、心の支えのようなことまで意味していたのではないやろうかね。。。
まぁ、今はそんな戦国時代ではないけれど、我々日本人の中には、正々堂々・・・とか、卑怯者にはなりたくない・・・であるとか、こそこそと世間に隠れて生活をしたくない・・・とか、そういう、気概のようなものが、まだ有ると思うんや。。。氏名を法律を楯にして隠すような行為が、私には何か、とても日本人らしくない、おかしな価値観を持って、現代人のなかに広まってしまった事に、えも言われないような、漠然とした、焦燥感を感じるのである。。。
誰が、病室の前にあった表札をやめようと、言い出したか。。。そいつを、ちょっと、吊るし上げたらなあかんのやないかね。。。