殺人請負と日本人の良心
10/12(金) 世の中には、いろんなことを考えよるヤツがいるもので、殺人の請負をネット上でやっとったヤツが逮捕された。この人は、21歳の女性から20万円を事前に振り込んで貰って、睡眠剤を山盛り飲ませた上で、ビニールの袋でこの女性を窒息死させていたんやて。。。
委託殺人・・・とか言うのらしいが、昔やったら、自分を殺してくれなんていう依頼なんて、考えも及ばなかった事やけど、今はインターネットのおかげで、こんな闇の依頼まで、簡単にできてしまう。。。怖い世の中やで。。。
報道によると、この女性は「うつ」の治療を続けていたそうで、やっぱり、自殺志願やったのやろうけど、死ぬに死にきれなくて、こんなサイトで、自分への殺人を依頼したのやろうね。。。
それにしても、いくら金で雇われたとはいえ、人を殺す・・・という公序良俗に反する行為を、たった20万円というお手軽価格でやるものかね。。。その女性には、最後まで見届けて欲しいと依頼されていたらしいが、その感覚も信じられない。。。。
人の命は地球よりも重い・・・というのは、今の福田首相のお父さんの福田赳夫が、ハイジャックされた日航機内にいる人質を助けるために、日本赤軍の投獄したメンバーを超法規的措置で釈放した時に言った言葉だが、同じ人の命も、このごろは、とても、疎かにする人が増えて来たこと。。。。
昨日もテレビを見ていたら、亀田三兄弟の真ん中がタイトルマッチに対する意気込みをしゃべるインタビューで、「負けたら腹を切る・・・」なんて、言っていたけど、こんな江戸時代みたいなことを今の時代に言うもの、何かねぇ。。。意気込みはええけど、相手にも、お前が負けたら腹を切れ・・・なんて強要するなんて、あまりにも命を粗末にし過ぎているやんか。。。ボクシングの試合で負けた方が死ぬなんて、ほんま馬鹿げている・・・いや、それを通り越して、話題作りのための話題作り。。。何か、そんな薄っぺらさを感じざるを得ないね。。。
この事件の他にも、自殺サイトや殺人依頼サイトなどが、いとも簡単に開設出来てしまうのも、大きな問題があるね。。。インターネットは、何でも出来てしまう自由さが良いのだが、逆に、現実社会では出来ないことや、考えられないようなこと、非現実的なことまで出来てしまうという、危うさ・・・がある。。。
現実社会で、自分のお店を出して、そのお店が殺人の依頼であったり、自殺の幇助であったり・・・こんなの絶対に有り得ないからね。。。
インターネットはドンドン技術革新が続くけど、法律が、全くと言って良いほど、整備されていない。。。サイトを立ち上げるときにもう少し匿名性を薄めて、本人確認が出来ないと、自分のホームページが出来ない・・・ぐらいまで規制すべき時代になってきているのやないかね。。。
それに、罰則も必要や。。。今の世の中、賞味期限をごまかしたり、産地を偽装したり、いろいろな意味で、無茶苦茶やっている人が多すぎる。。。これは、モラルというより、もう、嘘つき、詐欺のレベルの話である。。。これに対する罪がやっぱり軽すぎる。。。実害が少ないからと言って、罰金10万や100万なんて罪は無いのも同然やんか。。。悪いことしたら10年、牢屋に入れられる。。。そのぐらいせんと、犯罪の抑止効果が無いのと違うかね。。。
人を騙すのも、犯罪やけど、人を殺すもの犯罪や。。。人殺しは、1人の人の命を奪う行為だが、食品の偽装なんていうのは、何万人もの人を騙す犯罪や。。。社会的に与える影響も、かなり大きい。。。中国産のそうめんをメイド・イン・チャイナであることを隠して、包装だけ変えて、いかにも国産の三輪そうめんのように偽装して売っておったヤツも、人に害のある物を売っていた訳ではない。。。でも、三輪そうめんという、食品に対する信用を地に貶めた・・・という意味では、これは大罪やと思うんやね。。。もっと、もっと罪を重くしないと、なんぼでも真似をしよるヤツが出てきよる。。。
日本人の良心はどこへ行ったのかね。。。