ピントがずれとる雇用対策法
10/2(火) 季節は10月になった。10月というのは、実はいろいろなことの区切りになる場合が多い。朝の連ドラの「どんと晴れ」は「ちりとてちん」に変わるし、テレビの番組の改編もこの時期が多いね。。。4月から新年度が始まってちょうど半年やからね。。。
法律的なことも、10月1日からスタート・・・というのも、多いようで、先日も、ハローワークから事業主の皆様へ・・・という紙が送られてきた。。。その、中味が、「働く意欲、能力重視で企業力UP!」平成19年10月1日から労働者の募集・採用時に年齢制限を設けることが出来なくなります。・・・というものだった。雇用対策法の改正っちゅうヤツらしいけどね。。。
私は、これを見て、アホちゃうか?と思った。。。我々のような物流会社で、重い荷物を運ばなくてはならないような会社で、どの人を雇うかどうかの決め手になるものの一つが年齢だからである。20代30代の人なら出来る仕事が40代50代なら出来ないという、決定的な現実がある。フリーターを減らしたいというご主旨は判るけど、現実問題として荷物も持てないお年寄りを雇う訳にはいけないんや。。。
こんな法律を作っている人は、きっと、全然、現実的なことが判ってない役人たちなんやろうね。。。年齢を不問にしなければならない・・・という法律を作って、何の意味があるのか・・・と、私は思うけどね。。。役人達が、法律では年齢不問にしている。。。年齢を理由に不採用にするのは、企業側が悪い・・・と、言っているようなもんやんか。。。土台、この法律に無理がある。。。役人の言い訳のためだけの法律。。。こんなの、全く絵に描いた餅やで。。。
それなら、大企業の新卒者にも、こんな法律を適用するのだから、45歳で肩たたきされた人も、大学を出たての人も、採用の決め手・・・にしてはいけないことになるやんか。。。けど、現実問題として、そんな年寄りを欲しい会社なんて無いやろう。。。つまり、こんな法律を作っても何の意味もない・・・っちゅうことなんや。。。年寄りは現実的に不採用にされるからね。。。
ただ、不採用の理由が高齢のため・・・というのが認められない。。。というだけの、言葉だけの問題・・・やと思うのやね。。。職務の遂行に支障があること=高齢であること。。。。というのは、現業作業を伴う職務においては当たり前のことやんか。。。
役人達が、こんな法律を作ってまで、何とかしたいけど何ともならないのが、高齢者やフリーターなどの一部の労働者の就職なんや。。。ウチも人を募集したら、たまに凄いのが来る。ほとんど浮浪者みたいな人がね。。。この人は、多分、どこへも就職出来ひんやろう・・・という人がね。。。就職は、応募する本人も必死だけど、雇う方も必死である。企業は人なり・・・というのは、良く言ったもので、良い人材を確保することが企業の業績を左右する・・・。中小企業では、余分な人間を雇っておくだけの余裕は無いからね。。。
お役人達は、ある程度の年齢になったら、いろいろなところに天下りしたり、出向したりして、一部の人たちしか、その組織の上に行けないようなシステムを作っておる・・・。そのおかげで、役人の組織は、恵まれた待遇と、雇用年齢が比較的若く保たれている。。。こんな法律を作るのやったら、まず自分たちが率先して年寄りをもっと長く雇用せえよ・・・って言いたいね。法律作って、民間には年寄りを、雇え雇え・・・と言っておいて、自分たちは全く逆のことをやっとる。。。この自己矛盾はどうするねん。。。って言いたいわ。。。
雇用政策というのを、国がやっている国って、他にもあるのやろうか。。。タダで人材をあっせんしてくれるのはええのやけど、これって、ひょっとしたら民業圧迫という部分もある。。。労働局っていう役所の不正もどんどん出ているようやし、これって、よく考えたら、地方自治体に任せた方が良い仕事のナンバーワンやないのかね。。。ハローワークの職員さんが、給料のバカ高くて、とても身分が保証されている国家公務員さんである必要は全く無いと思うのやね。。。
日本の世の中全体が、これからもっともっと高齢化してくる。。。平均寿命もどんどん延びる一方やし、年金を貰えるようになる年齢もだんだん遅くなって来る。。。60で仕事をクビになって、65からしか年金もらえないのなら、その間、五年間、働けるけど仕事しない人や、働きたいけど仕事が無い人が世の中にあふれ出るやんか。。。そんな当たり前のこと、読めなくて、こんな制度設計したのかね。。。こりゃ、役人達の大きな失策やで。。。。
私は、高齢化が進む日本で、55歳とか60歳の定年制度なんていうこと、自身が、とてもナンセンスなことやと思うんやね。。。平均寿命・・・でいったら、男で75、女は80近いやろう。。。年金もらって死ぬまで、生活出来る年齢はやっぱり10年間ぐらいが適当と違うか?となると今に年金の支給開始年齢が70歳から・・・なんてことになる。。。となると、69歳までは、何とか今の企業や組織で働けるような仕組み作りが必要になってくるのと違うかね。。。
これを何とか目指そうと、国は、高齢者を再雇用、継続雇用してもらったら、金出しますよ・・・なんていう制度をこさえておる。。。これも、税金から出てるお金でやで。。。私は、この助成金やら、補助金というのが大嫌いで、こんなのに、たくさん納めた税金を使うなんて・・・とんでもなく不公平を拡げていると思うのやね。。。エコキュートのテレビCMで、国の助成金貰えます・・・っていう宣伝やっとるの。。。あれ、即刻止めさせるべきやと思うのやね。。。。だって、一部の人だけに税金回すのを、売り物にするなんて。。。私は不見識やと思うで。。。
私は企業が例えば40になったら昇給停止。55になったら、給料がだんだん下がってくるようなそんな給与体系が良いのやないかと思うのやね。。。55ぐらいになったら、子育ては済んでいるから、もうそんなに大きなお金は必要無い。40~50が一番子供の学費やらで金が要る。。。55か60になったら子供は結婚するぐらいやから、それから後は、そんな大金はいらん。。。そして、69まで出来る仕事を何とか企業でやらせてもらう。。。こっちの方が良いと思う人は多くないやろうかね。。。
国民みんなで、どうしたらこの高齢化社会を乗り切っていけるか。。。もっと真剣に考えるべき時期に日本は来ているのやないかね。。。