緊張から緩和へ、歴史は流れる。。。 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

緊張から緩和へ、歴史は流れる。。。

9/29(土) 日本には、武士の情け・・・とか、死者を鞭打たない・・・という精神文化が有ると思っていたのだが、どうやら、そんなことまで、薄れて来たのかね。。。

 安倍首相の退陣を受けて、バタバタと福田政権が出来たのだが、まだひつこく、安倍元首相を叩いているマスコミがある。。。結局、安倍氏は極限まで来ていて、フラフラだった・・・というのが後になって判ったのだが、やれ、朝青龍に続いて、仮病だ・・・とか、そんなに身体の調子が、悪かったのなら、なぜ嘘をついたのか・・・だとか、臨時総理をなぜ、指命しなかったのか・・・だとか、世間では安倍る・・・という言葉が、物事を途中で投げ出す意味として、流行っている?だとか。。。ボロクソや。。。そんな言葉聞いたこと無いけどね。。。

 数日の入院でやつれた安倍氏に、まだ執拗に後追い記事を打つことに、いったい、何の意味と、社会的正義があるのかね。。。辞任した首相をまだ虐めるマスコミは、何をやってもいい特別な機関なのかね。。。

 私は、安倍氏は有る意味ではよくやったと思うよ。そりゃ、若い首相だったから、すっと受け流す事が出来なかったり、大人の受け答えが出来なくて、いつも必死。。。そんな感じやったけどね。。。ちょっと、やりたいことが山盛りで、全部を自分の任期中にやらなあかん・・・と、自分で自分を追い詰めていたのやろうね。。。今となっては、お気の毒に。。。という感想を持つばかりや。。。ちょっと、真面目過ぎたのかもね。。。

 そんななか、防衛庁の防衛省への格上げとか、教育基本法の改正、憲法改正の第一段階とも言える法律の改正、など、いろいろな改革をやった。どれも、十分なものではなかったけど、やらんよりマシや。。。ただ、美しい国日本とか、戦後レジームからの脱却。。。とか、自分たちのやろうとしてきた改革と、国民が望む改革との間に、かなりの行き違いが出てきた。年金問題や、政治とカネが関心事なのに、自分は国家百年の計のような壮大な事をやろうとした。。。この辺が、空気が読めない首相・・・というレッテルを貼られてしまう原因になったのやろうね。。。

 ブッシュ政権も、右翼的なネオコン勢力が、米国の下院選挙の大敗によって駆逐されたように、時代は緊張緩和(デタント)に向かっている。外向的に穏健派と呼ばれる福田氏が、ややタカ派と思われる麻生氏を抑えて総裁になったのも、そのへんの大きな流れが関係しているのやないかね。。。喧嘩するより、仲良くしようや。。。という感じかね。。。。

 日本は平和を世界一享受してきた国や。。。ここ60年、世界のどの国とも対立関係を作って来なかったし、もめ事はカネで解決してきた。。。そんなところがある。。。。だから、丸く収まっていた。。。ところが、小泉・安倍政権は、対立を演出して、国民の支持を集める・・・という、戦後日本では、タブー視してきた手法で、世論を味方に付けようとした。今まで、日本政府のやっていたことに、自虐史観だと批判的だった人たちは、大手を振ってよろこんだ。。。

 でも、結局、何が残った?中国や韓国を嫌いな人は少なかったのに、ここ数年で飛躍的に増えてしまった。向こうもそうや。。。反日の人の割合は飛躍的に伸びて、多くの中国人や韓国人が、日本を嫌いな国・・・と、感じるようになってしまった。。。これは、不幸なことやね。。。お互いに。。。

 確かに日本のやってきたことは、日本のプライドからしたら、許せない人も多いやろう。。。中国や韓国に資金援助や技術協力で、日本は多くの予算を使っていたからね。。。これが、戦後賠償の代わりになっていた。。。それなのに、向こうは謝罪と賠償を要求し続ける。。。まるで自殺した高校生にたかってカネをせびっていたヤツらみたいなものや。。。終わることのないこの関係を、どうにかしたいから、高校生は自殺した。日本政府は友好関係を犠牲にして、ダメ出しをした。。。これが、ここ数年の日本やろうね。。。

歴史は振り子のように右左に揺れながら、ゆっくり進む。。。福田氏は、また、中国に細菌兵器撤去費用の名目で、カネをとられよるやろうし、腹が立つけど、北朝鮮の復興支援やら、食糧支援に乗り出していくやろう。。。何度嘘をつかれてもね。。。それが歴史になるのやから仕方がない。。。今は、その大きな流れを創って行く時期やからね。。。。