北九州の肝っ玉かあさんを救え! | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

北九州の肝っ玉かあさんを救え!

9/24(祝) 幼稚園は文科省の管轄。保育園は厚労省の管轄。幼稚園の先生は教諭であって、保母さんと呼んだら怒られるそうや。幼稚園では教育をするが、保育園は勉強を教えない。ただ、お遊びをするだけ。。。もちろん、幼稚園は義務教育ではないので、行かせたい親が行かせたいところに入れて貰うもんである。

 ところが、まだこの他に、無認可の保育所というのがある。共働き世帯が当たり前になっている昨今、子供を幼稚園や保育園に預ける親は、実は、そのあまりにも預かってもらえる時間の短さに驚く・・・。幼稚園に至っては、お迎えのバスの車内で小一時間、幼稚園で50分、またバスに揺られて1時間・・・なんていうところも、ざらである。。。その点、保育園はまだ、時間が長いところが多いが、夜の6時7時まで預かってくれるところは稀で、ほとんどが午後の3時4時まで。。。これでは、親が働いている世帯は大変や。。。

 おまけに、保育所は競争率が高くて、なかなか希望するところに行けないのが現状。。。そこでこんな需要のあるところに、24時間、子供を預かる施設が少ないがある。。。。夜のお仕事をやっている人などにとっては、なくてはならない存在で、少し保育料は割高だが、ここが有るから働ける・・・という人も多いやろう。。。。

 ところが、先日、北九州で、無認可の保育園に4歳と5歳の姉妹が2年間も預けられたままになっている・・・というニュースが出ていた。。。2005年の春から20代の母親がこの子らを預けて、しばらくは毎日送り迎えをしていたらしいが、10月から突然、迎えに来なくなり、そのまま2年間。その子らは預けられたままになっているのだという。。。その後、その子の父親が2度訪ねてきて、二人の寝顔を見て、涙を流していたという。。。どうやら、夫婦は離婚したようで、その後、連絡は途絶えたそうや。。。

 市が両親を捜し出して、事情を聞いたところ、母親は「借金で昼も夜も働いて体を壊し、父親に引き取りを依頼した。子どもたちに申し訳ない」、父親は「働いて迎えに行けるようになればと思っていた」と話したという・・・。情けない話やで。。。

 このことは、匿名の通報で明らかになったそうなのだが、私は、このニュースを聞いて、何か違うで。。。と、思ったんや。。。というのも、この通報によって、責められているのは、この砂津保育園(園児13名)の園長さん63歳や。。。この人は、保育料も受け取らないで、涙を流した父親のことを思い、施設に引き渡すのは忍びない・・・と、この幼い姉妹の面倒を見続けた人やで。。。なかなか、出来る事やない・・・・。他人の子どもやで。。。

 北九州市は、園の対応が児童福祉法(要保護児童発見者の通告義務)違反にあたるとみて調べているらしいが、私には、この園長の「最悪の事態には、養子にしても良いとまで思っていた・・・」という言葉で、この人がやったことが、そんなに悪いことなのか・・・と、責める世間の方がおかしいのやないか・・・と、思ったんや。。。この人は、恐らく九州人によく言う、「肝っ玉母さん」のようなところがあったと思うんや。。。

 他人の子とはいえ、我が子のように育てて、それを市や県に報告しなかった。。。それが、その子らを守りたい・・・という母性反応のようなものをこの人に感じたんやね。。。確かに、他人の子をずつと預かったままにしていめのが良い・・・かと言われれば、あんまり褒められた事ではない。。。でも、世の中には、いろいろに事情で子供たちを養育できない、親失格の人も、残念なからおる。。。

 この園長のやったことを、褒めるならまだしも、叱責するヤツがおるのやったら、ちょっと、文句を言いたいね。。ほな、あんたがやってみろ!とね。。。今の世の中、社会的に立派なことをやっている人を貶めようとする変な動きがある。何が正しくて、何が人として間違っているか・・・そんな区別も付けられなくなったのかね。。。情けない情けない。。。

もう一度言う。。。私は、この人、立派な人やと思うけどね。。。