役人叩けば、うけると思っててもね。。。
9/3(月) 埼玉に住んでいる、この8月24日まで九州厚生局の局長さんだった松嶋賢(59)という人が、大阪の枚方市にある社会福祉法人の理事長(80)から、高級車を中古とはいえ3台も譲って貰っていたり、自宅の改築費やお小遣いをたびたび貰っていたというのが問題になっている。
ただ、このオッサン。淡々とテレビの、インタビューに応えてはいるものの、とてもそんな大それた悪事を働いていた・・・という認識は無いようである。。。。。。ひょうひょうとしてはるのや。。。聞けば、この人のヨメサンと件の理事長の亡くなった内縁の妻がいとこ同士の関係なのだという。。。胃ガンで摘出手術して助かった御祝いに車を貰った。。。家の新築に何百万かの御祝いをもらった。。。と、言われれば、そうかいなぁ・・・と、思ってしまうのである。
ひょっしたら、この理事長さんは古くから老人ホームをやっている人らしいから、けっこうなお金持ちで、生い先短いから、人に施しをしたり、お金をあげたりをするのが好きな人なのかも知れん。。。20以上も年下のこの人に、小遣いをあげて、ええかっこうをしたかっただけ・・・とも言える。。。
ただ、マスコミは黙ってへんね。。国家公務員が、例え、九州と大阪とはいえ、監督される側が、監督する側に金品を送っていたのやから、問題や。。。となるわなぁ。。。私は、普段から、役人達のええかげんさや、怠慢を叩いて来たのやけど、今回だけは、ちょっと違うかなぁ。。。という勘がする。。。直接、この人が80の理事長さんところに便宜を図っていたとか、そういう事実は、多分出て来ないような気がするんや。。。
と、言うのも、私たち昭和30年代生まれの人間にとったら、小さい時には、明治生まれのおじいちゃん、おばあちゃんをリアルで知っているやろ。。。昔のお年寄りの人っていうたら、若い者の面倒を見るというのが、自分たちの指命であるような感覚が有ったんや。。この理事長さんも、20も年下のかわいい親戚。。。この人がもし、身寄りの少ない人やったら、何かと気に掛けて欲しい。。。だから、お前、わしのお古やけど車乗るか。。。おい、小遣いやるから、これで、何か部下に美味しいモノを喰わしてやれ。。。そんな感覚に近かったのやないか・・・と、思うのである。。。
もちろん、現実的に言えば、厚労省の局長さんにお小遣いをあげて、この部下に奢らせることによって、間接的に自分のところへの心証を良くしたかった・・・ぐらいの計算はゼロではなかったかも知れないけどね。。。まあ、その辺は、戦前生まれの人の大らかさ。。。メシをおごったるぐらい、何か悪いねん。。。ぐらいの認識しか無かったのやろうけどね。。。
この件で、この前の局長さんは、退職金返納ぐらいの罰をもらうかも知れないね。。。それも仕方がないのかも知れないけど、22で役人になって、59まで37年も真面目に勤めてきた人の退職金を全部返せというのも、何か酷な気がするね。。。いくら、もらう予定やったのかは知れないけど。。。
役人達は高額の退職金を貰って再就職したり、何度も補助金を出している先を渡り歩いて、とことん金を貰う奴もいる。。。これは、システム上の穴や。。。穴があるから付け込まれる。。。この穴を塞いで、役人たちが、真っ当な仕事が出来て、ちゃんと年金が貰えるまで働かせてあげるのも、1つの手やと思うのやね。。問題は、税金、予算を使うために、役人達が作った外郭団体や、公益法人、NPO、独立行政法人などの組織や。。。
この組織を全部廃止させるのが、本当の行政改革の目的なんや。。。けど一言に、廃止と言っても、そこには、この前局長のように、永年勤め上げて来た人たちの雇用問題があるんや。。。ハィ、明日から、来なくて良い・・・と、言えないんや。。。だから、行政改革は難しい。。。。
今年、来年と、段階の世代の役人達が大量退職する。。。この時が、実は、行政をスリム化する大チャンスなんや。。。これを契機に、税金でやる仕事を減らさせることを、真剣に取り組まさせる事が出来るかどうか。。。ここが正念場やと思うのやけどね。。。