刈羽原発の事故は、神さんのお告げかも。。。
7/26(木) 北朝鮮の核兵器開発疑惑監視で、有名になったIAEA(国際原子力機関)だが、ひょんなことで、日本の原発の安全性を確認するために、登場と相成った。。。それは、ご存知の通り、日本最大規模の柏崎刈羽原発を直撃した中越沖地震のためである。。。
日本政府は、当初、わざわざ、IAEAに来ていただかなくても、日本の独自技術だけで、十分原子力関連施設関係の安全性の検証は可能である・・・としていた。ところが、次から次へと、情報が小出しにされることにより、「放射性漏れは一切無い」から「微量が漏れているが心配ない」に変わり、「冷却水が直接海に出ているが、人体には影響がない。。。」という風に、どんどん地元民からしたら、おっかない風に、なってきたからや。。。新潟の知事さんが、ええかげんにせえっ!と、怒るのも無理は無い。。。
おかげで、刈羽付近の海水浴場は、キャンセルの山らしい・・・。8割は海水浴客に、断られた・・・という。。。そりゃそうや。。。原発から出た放射能を、例え微量とはいえ、含んだ水で、泳ぎたいなんいう奇特な人はなかなか居ないからね。。。風評被害は新潟県全体にも及んでいて、佐渡などでも、観光客が激減してるんやと。。。まさに原発が負の遺産になることを証明してしまったようなもんやね。。。
原発というのは、もともと、あんまり人の住まないところに、産業振興と、ドーンと寄付金を積んで、セットで何とか、建てさせてもらっているもんや・・・。日本全国にその数94個。。。地震大国の日本を知っている外国の人からしたら、そんな狭い、危険なところに、どうして大量の原子力発電所があるのか、不思議やろうね。。。もし、何か有ったら、えらいことになるからね。。。。
今度の中越沖地震のニュースも、実は、新潟に大きい地震が来て、原発が大打撃を受けた。。。日本はもうダメなのかも知れない・・・という、日本人からしたら、考えられないようなレベルのニュースが海外では飛び交っているのやそうや。。。ひょっしたら、京都も近いから、放射能が怖いかもしれない。。。鉛のパンツでも履かないと、精子に放射能の影響が出る。。。なんていう、馬鹿げた報道も有るようである。。。
ここまで来たら、一地方の地震だけの問題では収まらない。。。。こんなところやろうね。。。
原子力発電所というものは、一度、大きな流れで、世界的に原発廃棄運動になった。。。欧州や米国では全く無くす計画まで行った。。。。ところが、そんな話は、すっかり、なりを潜めて、原発建設やむなし。。。。というのが、主流になってきている。。。何と言っても原油高やら、資源獲得競争のなれの果て・・・で、少しのプルトリウムで、長く使えるコストの低い原子力発電のメリットが見直されて来たのやろうね。。。ところが、各国の原子力に対する技術力と言ったら、バラバラ。。。地震に関する部分は、日本のマニュアルが世界のマニュアルになっとる。。。。日本は原発先進国やからね。。。
ところが、今回、このように原発の至近距離で起こった地震の例が世界にはなく、日本の技術が、どう、この困難を乗り切って行っていくのか・・・に各国の関心が集まっている。。。このようなことが、今回のIAEAによる検査の背景にあるのやろうね。。。
柏崎原発に関して、新潟県知事は、住民感情という面から、即時運転停止と、徹底的な地震の影響の検査。を東電に命じた。。。まぁ、これは、原発というものの特殊性、危険性を考えたら、当然の措置やろうね。。。つまり、東電やら、通産省の役人らの身内による検査なんか、ろくすっぽ信じられない。。。ちゃんとた第三者の機関がちゃんと検査、整備しないと、なかなか再稼働は難しいやろうね。。。その点、国際機関にちゃんと見て貰うのは、ええかげんなことが出来ない・・・という点で評価出来ると思うしね。。。
原発というのは、ほんと、厳重な上に厳重でも良い施設や。。。警備の人には武器を携行させてもええぐらいの施設やと思うで。。。つまり、テロの標的になったり、極秘技術が盗まれる可能性がある・・・という2点において、その意味が大きいと思うんや。。。そんな高度なレベルのセキュリティの要求される施設で、何と自分のところの火事も、自前で消せなかった。。。というのは、また、一つ、原発の安全神話のレベルが、偉そうに言っている割りには、実は、そんなに高いレベルの物ではなかった・・・というのを、証明してしまった。。。。つまり、このことは、周辺住民の信用も落としてしまった・・・とういうこっちゃ。。。
日本には、幸い、人口の減少、過疎に悩む市町村が多い。。。。そんな地方では、とてもじゃないけど、十分な予算は組めないし、そんな多額の税金を払ってくれる人も企業もない。。。そんなところが、核とセットで大金を積まれて、落とされて行く。。。。こんな地方の現状がある。。。。以前に高知に核廃棄物の貯蔵場所を打診されて、町が誘致、県が反対でもめておったことが有ったが、これは、地域エゴとからまって、話がややこしい。。。
他にも、大規模ゴミ処分地やら、軍の基地、葬儀場、飛行場、養豚場など、人の嫌がる施設は多い。。。。でも、どこかに作らないといけない・・・。こんな話は多いやんか。。。広大な国土のある国なら良いのだが、日本は狭い。。。つまり、地方の犠牲の上に、大都市は成り立っている・・・。という議論の根拠はこんなところから来ている。。。
嫌われ者の施設は、周辺住民から、常にどう思われているのかを、十分に気を遣うべきだし、どんな些細な事故も隠蔽せずに、早急に情報公開してほしい。。。という要望がある。当然やね。。。ところが、原発側の発表は、いつも、控えめで、いつも、遅い・・・このあたりが、信用出来ない・・・という不信感につながっているのやないかね。。。今回の地震だけではなく、つねにこのような重要危険施設というのは、厳しい警備と安全基準が求められて当然である。また、30年以上経過した核施設を思い切って、使わないようにして、より安全基準の高い施設だけを使ってゆくという、経年劣化を防ぐ方策も、もっと声高に叫ばれて当然やと思うが、どうやろう。。。
大事が起こってしまってからでは、どうしようもない。。。諦める勇気も選択肢に入れながら、上手に原子力と付き合ってゆく・・・。そんな、より高い安全を目指した新原発時代になってきているのやないかね。。。いつまでも30年前の基準で作った原子炉を使っていたら、いつか、取り返しの付かないことになる・・・。
今回の事を、禍転じて福と成す。。。。設備をより安全にするための、大きなきっかけに、してほしいもんやね。。。