大丈夫か?五輪景気の間で、中国が人心大改造計画。。。
6/16(土) 実は私は、20歳の時に、京都府民日中友好の船というのに乗って、2週間ほど、中国を旅行したことがある・・・。船の中でインターナショナルなんか唱っていたから、ちょっと左っぽい毛色のツアーやったんやろうけどね。。。そのツアーの行き先は、大連・瀋陽・北京・天津であった・・・。今からもう、30年近くも前のことやけどもね・・・。そのころの中国は、四人組が跋扈していたり、文化大革命の影響が大きくて、何か、とても、歪な国やなぁ~という、印象を受けた覚えがある。その印象は実は、それから30年、ずっと続いている。。。
そのツアーでは、我々の行動はガイドさんなのか、監視員なのか知らないが、その人たちがぴったりとガードする。自由行動なんてなかなかさせてもらえない。。。デパートへ行っても、我々が入ったら電気を点けて、帰れば消していた。普段は空けてなかつたんやろうね。。。もちろん、店員さんの愛想は、ほとんど無い。。。いわいる共産国の、悪いところは他には見せない・・・という対応やった。。。後から良く良く考えてみれば、日本人の、対中国の印象を良くするために、向こうの人たちは、必死になって接待してくれていた・・・。そんな感すらするなぁ。。。我々のバスが走る道の信号機は、交通規制されていて、全部青色だし、道の両側や港では、動員された何百人もの幼稚園児や、市民?による大歓迎の連呼。。。何で、我々のような一般市民に、ここまで、国を挙げての歓迎をするのか・・さっぱり、その訳が分からなかった。。。
ところが、最近、ニュースで、その昔、招待した人たちをもう一度中国へ招待しているというのを見た。。。そこで、少し、合点したんや。。。つまり、中国という国は、国策で、いろいろな活動をしているのだが、これは、日本で減ってきた中国ファンを増やそうとする、人気回復策をやっているのだ。。。というのが判った。。。反中国の人が日本でも増えてしまったからね。。。昔と同じ手や。。。飲まして喰わして、超格安ツアー。。。
その昔は、日本人の中では、そんなに、中国に悪い印象を抱いていた人は多くなかったと思うんや。。。それこそ、田中角栄が日中国交回復を実現した時、これからは、中国だ。いつまでもアメちゃんだよりではなく、アジア人はアジア人同士、仲良くしていかなあかん。。。みんな、それを信じて疑わなかったやんか。。。
ところが、最近の中国は、経済発展とともに、国民の中に自信のようなものが大きくなってきた。その関心の向いた先が、近くにある日本の繁栄である。中国人もバカではないから、日本の協力や投資を最大限欲しかったし、日本もその他の国も競うように中国に投資した。ただ、それは、広い国土と、豊富な労働力という要素であった。つまり、何もない中国に、世界中から、いきなり最新鋭の製造機械が入って、とりあえずの生産体制がどんどん進んだ。。。
このような発展形式の、最大の問題点は、「中抜け」である・・・・。工業化の過程で、進化する風土とか、研究開発、創意工夫して、製品を作る力が全くない・・・のである。だから、言われたことをやるだけの工場。。。何も身に付かないまま、工場だけがどんどん出来て、見よう見まねで、どんどん類似品を作る。。。これが、今の中国に歪な影を落としている。。。製品的に危険であるとか、使ってはいけない材料とか。。。そんなことがお構いなしに、製品として世界中に出て行く。。。
模造品、粗悪品、が安く大量に出来る。。。これは、有る意味、脅威やね。。。工業製品爆弾や。。。危ない薬や、毒のある食品、向こうの人でも判っている。ここ一番、大事なものは、外国製品を買う。。。こんな中国人が多いのやからね。。。つまり、まるで、自国の製品を信用しとらん。。。これは、悲しい事やね。。。
今、中国は、北京五輪を前に、必死である。国民のマナーであるとか、スマイル運動とかね何とか、北京五輪までに、中国の国としての体裁を保ちたいと、中国人自身の精神的な大改造も同時進行でをやっているのや。。。中国という国には、なかなかルールやマナーという感覚が芽生えにくい。それを無理矢理矯正しようとしているのやから大変やね。。。私ゃ、中国が、オリンピックをやるのは、四半世紀ほど、早過ぎたと思うのやけれどね。。。この今のドタバタ姿が、今の中国の全てを象徴していると、思うんや。。。
何とか、近代化を推し進めたい政府と、それについて行けない国民の民度や、意識・・・。この事が、この国をとても歪な姿にしている原因なんやないかと思う訳である。。。まぁ、中国という国の発展の方法に、日本人がとやかく言う必要は無いのだろうが、まぁ、彼らは彼らなりのやり方で、一生懸命やっているのやろうけどね。。。
中国人の人たちの思考パターンは、欧米の人たちから見たら、段違いに、まだ日本に近い。。。ところが、この国の不幸は、一本何か筋の通ったものが無い点である。韓国の儒教思想的な価値観でもない、台湾のように極めて日本的な精神構造もない。強いて言えば、中国共産党一党独裁という、世界的に見れば特異な政治形態。。。これが、何とか国を1つに束ねる術やったんや。。。今まではね。。。
ただ、これからは、なかなかこれが難しくなってくる。まして、中国は、多民族国家である。これを1つの国にまとめておくためには、ナショナリズムしかない。。。それが一番高くなるネタが、オリンピック。。。それが北京の下した結論やったんやろうね。。だから、北京五輪は、中国にとって全世界に向けた国威掲揚の場と捉える向きがあると思うのだが、実は、国内向きに国を1つにまとめておくためのもの。。。という見方の方が大きいと思うのや。。。
中国は、この北京五輪と上海万博で、中国という国そのものを、昔風の言い方をお許し頂ければ、「一等国」に持っていきたい。。。そう思っているのやろうね。。。まぁ、ばかでかい国だから、一気にそこまでは無理だろうけど、ちょうど、東京が1964年から、がらっと変わったように、中国も、より大きな成長を目指している・・・それが来年なんやろうね。。。これかきっかけになって、中国が少しでもまともな国になってくれたら良いと思う。。。
模造品やニセブランド品や、危険な食品や製品。。。こんなことやっていたら、元も子も無くなる。。。ほんま、えらいことになる。。。そのこと肝に命じて、もっと、中国のえらいさんは、しっかりせんとアカンで。。。日本も影響大きいのやから。。。