日本の教育は社会主義?
5/21(月) 日本の教育界は社会主義国みたい。。。こう言った人がいた。ほんまやね・・・・。ほとんどの先生が公務員。運営や企画に関わる人も公務員。教育は、もちろん、国家の骨格であるから、国が有る程度の関与をするのは、仕方のない事なのかも知れないが、先生方もまた、親方日の丸の役人さんたちやったりしたら、その悪いオーラを子供たちに伝播させなければええけどね。。。
私は、前にも書いたけど、教育にも、競争原理が絶対に必要やと思う。ところが、逆に、教育の現場では、出来る限りの平等主義がまかり通っている。。。あるテレビを見ていて、私は唖然とした。。。それは、幼稚園の発表会のビデオやったが、桃太郎の劇をやっていたのだが、どうも、絵がおかしい。。。よく見ると、舞台の上にいる十数人の子供たち、何と全員が桃太郎役なのである。。。これって、何やねん。。。。
一人の子供だけに主役をやらせて、他の親がなんでうちの子はこの役でないのかと、怒鳴り込むのやろうね。。。でもね、1つの劇をみんなでつくるのやから、桃太郎やら鬼やらキジや猿の役がいろいろあって、物語になるのやろ・・・。先生は、それを子供らに教えるのが仕事や。つまり、社会には、いろいろな役割があって、どれも、みんな大事な意味のある役割なんだと教えるべきやのに、行き過ぎた平等主義が、この全員桃太郎という茶番劇を生んでしまっているのやろうね。。。
この、先生にとったら、全部の子を同じ役にさせておいたら、そら楽やろう。。。でもね、苦労して子供たちの役を決めるという、最も大事な教育的機会を、放棄して、それでもアンタは、先生か。。。と、言いたいね。。。職務放棄の一種やでこれは。。。。
かと思えば、小学校の低学年のかけっこ・・・。親たちが必死にビデオカメラを片手に、我が子の勇姿を残しておこうと、撮影している。ところが、その画像を見て、またまた、驚いた。。。何と、かけっこしている子供たちが4~5人で、横並びになって、手を繋いで走っているのである。。。何やねこれは。。。つまり、最近の学校では、競争心を煽ることは御法度で、みんな、いっしょに、平等に。。。というのが、第一義なんだという。
みんなが手を繋いで走っていると、どうしても足の速い子と、遅い子が出てくる。早い子はもっと早く走りたいのに、遅い子に引っ張られて、あんまり早く走れない。。。まさしく、今の学校の最大の問題点がここにあるね。。。勉強でも、その思想パターンが、全く、このかけっこと同じなのである。出来ない子を一生懸命ボトムアップして、全体としての学業レベルを上げようとするやり方は、その反面、よく出来る子供たちの足手まといになり、その子供が伸びる機会までスポイルしてしまう。。。
学校の先生というのは、昔と違って、そんなに仁徳者ばかりではない・・・。昔は、精神的にも学力的にも優秀な人が先生になったのだが、今は残念ながら、教職を目指す人は、玉石混合の時代である。優秀な人は、官僚であったり、一流会社の社員であったり、医師や法律家などの社会的地位の高い職業をどうしても目指す。。。。だから、先生になる人の中には、なかなかその度量が揃っている人ばかりが就職するわけではないのが、現状やと思う。。。
だから、昔は、有る程度優秀な先生にお任せしておけば安心であった、教育という分野も、今は、おちおち、任せていられないレベルまで下がってしまった。。。そんなのが現状やないかね。。。だから、文科省なんかが、教育指導要綱なんかとか、教育のマニュアル化をして、全国一律の教育レベルを何とか維持出来ないものかと、試行錯誤を繰り返しておる。。。そんなところやないかね。。。でもね。。。その事が、実は、今の日本の教育をどんどん社会主義国みたいにしている・・・という現実を直視すべきやろうね。。。
自由主義社会が生き残って、共産主義、社会主義社会がほぼ崩壊したのは、やはり、自由主義社会の方が、社会にとってのメリットが大きいという結論からだと思う。競争のない社会では、みんなが平等であることから、必ず、働く人と働かない人が出てくる。同じサラリーなら、働かない方が得という、後ろ向きなエネルギーが大きくて、人より大きく稼ぎたい・・・とか、人より良い家に住みたいとか、高い地位に就きたいとか、人間の本能からくる「欲」の向く方向と、社会のシステムが合致しているのが自由主義なんやからね。。。だから、共産主義は崩壊したんや。。。
教育の現場にも競争原理は必要や。特に先生の間にもそれが必要やし、子供も、有る程度、競い合う中から、自分探しをしていくのが必要やろうね。。。教育とは、基本的には、本当の自分を発見して、自覚することなんやと思う。。。。本当の自分のことを判らないまま生きているから、悩んだり、苦しんだりする。。。早く本当の自分に気付いた子は、伸びるし、遅れた子は、悩み続ける。。。そういうもんやと思う。。。
教育基本法が改正されて、ぬるま湯だった聖地にも改革のメスが入った。でも、こんな法律の100の文言より、先生の言った一言の方が、その子の人生を変えるような出来事になる・・・。教職というのは、そんな素晴らしい仕事なんやと思うで。。。たくさんの素晴らしい人が良い先生になってくれるような世の中になってほしいもんやね。。。