日本は「台湾カード」が使えるやんか | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本は「台湾カード」が使えるやんか

5/11(金) 安倍首相が、参拝に行けない代わりに、パケットマネーで靖国神社の4月末の、春期大礼祭に、お供物を奉納していた事がわかった・・・。また、日本のマスコミが、わぁわぁ騒ぎ立てておる。。。また騒ぐものやから、韓国は遺憾の意を表明、中国は、温家宝訪問の、ほんわりしたムードの流れを崩したくないから、静観・・・と、いったところか。。。

 それにしても、私には、中韓に配慮して、お供物を奉納したかどうかを明かにしない・・・と、いうのが、私にはどうも、いまいち、判らない。。。テレビの映像で、しっかり内閣総理大臣・安倍晋三って、出ているやんか。。。明らかにしないって、言ったって。。。見え見えで、贈ったのが、あまりにも、明白やんか。。。言い訳を作っておいたら、配慮した?事になるって言う、論理がどうもわからん。。。

 何が、それだけ問題になるのか、サッパリ判らんのやけど、安倍首相が靖国に贈ったのは、5万円もする「真榊(まさかき)」という、サカキの鉢植えなんやそうや・・・。それが、傑作なことに、日本ではほとんど栽培されていなくて、ほとんどが中国製なんやと。。。中国製のサカキの鉢植えを靖国に奉納するなんて、ちょっと、シャレが効き過ぎなんやないかね。。。

 安倍首相は、靖国参拝の時も、行ったか、行かなかったか・・・を公表しないという、「あいまい戦術」を採ってきた。今度の榊も、御供えしたか、御供えしなかったかを公表しない、「あいまい戦術」で通すつもりらしいけど、実際の真榊に「内閣総理大臣・安倍晋三」ってはっきり書いてある以上、これを贈ったのは事実で、公表しないって言われても何かねぇ。。。こんなのが通るのかね。。。

 それにしても、何で、ここまで靖国にこだわるか。。。やっぱり、日本遺族会っていう、自民党支持の政治団体に、夏の参議院選を前にして、ええ顔をしておきたかったのかね。。。

 靖国問題は、最早、昔の日本のナショナリズムの象徴のようなものになってしまいよった・・・。本当なら、隣の国の首相がどの神社にお参りをしようが、他の国に、どうこう言われる筋合いのモノではない。。。ところが、朝日新聞が、あんまりひつこく報道するものやから、中韓も、そりゃ、けしからん・・・ということになって、こんなに大きな国際問題にまで、発展してまいよった。反日デモまでなったからね・・・。つまり、靖国問題は、朝日が作り育ててきた政治問題なのである。

 そして、今度はまた、お供物騒動やろ。。。「お前らは、どこの国の報道機関なんや・・・」って、言いたくなるわ。。。自分の国の首相を、貶めるのが、あんたらの仕事か???このごろの毎日も、ちょっと酷いね。。。

まぁ、安倍氏の対応は、これしかないやろうけどね。。。常に、「中韓に配慮して・・・」って、言ってりゃ、向こうも、「そうかぁ、配慮してくれているのか・・・」って、勝手に感じてくれているのかも知れないからね。。。

 私は、中韓の反日材料にされるのは、面白くないが、向こうが嫌がっているのなら、公式には認めないというあいまい戦術は、有る程度は、功を奏しているとは思う。何故なら、中韓は、日本に、少なくとも、「日本が過去に起こした隣国へのご迷惑」に配慮をして・・・・・という言質を、日本政府に言わせることに成功しているのやからね。。。これだけで、日本は、反省しているという意味合いになる。つまり、何度も何度も謝らせているのに、成功しているとも、取れるからね。。。

 国と国との関係というものは、対等というのが、大原則や。ところが、実際には、経済力や、国力に差がある。早く先進国になった日本と、それに続いた韓国、遅れてきたが、急激に巻き返している中国。この3国には、宿命的ないろいろな、しがらみやら、因縁、歴史がある。。。だから、国民感情からしたら、ひがみ、やっかみに近いものもあるし、実際に、怨みを持つ人もいるやろう。。。でも、これを、乗り越えていかんと、未来は開かないやんか。。。

 日本は、戦争で、米国にあれだけ徹底的にやられたのに、戦後すぐは米国を怨んだものの、今では、同盟国として、仲良くしている。つまり、良好な関係を維持することで、経済発展も経て、良好な国際関係を築いてきたんや。。。中国も韓国も、基本的には、日本と、仲良くした方が、良いと思っている。また、そうなることを前提にせんと、自国の将来が良くならないからね。。。

 そのためには、まず、自国の外に、精神的な「敵」を作るような古いやり方に、反対するのがええと思うんや・・・。中国も、韓国も、自国内をまとめる目的や、自分たちの政権維持のために、日本をターゲットに利用しとる。まず、日本は、このクラシックな政治手法を、中韓に止めさせるのを目標にしたらどうかね。。。

 具体的には、中国や、韓国の反日教育・・・。日本を目の敵にしたような法律を即刻、止めさせるように、言うべきやね。韓国では、親日だった人を、血祭りに上げて、溜飲を下げるような法律を作って、まるで後進国のような政治手法を平気で採用しとる。。。こんな、異様な法律は、友好のためにはならんよと、今度は、こっちが政治問題化したらなあかんで。。。まして、韓国はF22ステルス戦闘機の日本配備に反対しとる。。。この国は同盟国のはずやのに、もう、敵国に近い感情を持っておる。。。これは、困ったもんや。。。

 ほな、どうしたら、日本を敵国視するような政策を止めさせることが出来るかや。。。これを見つけることは、なかなか難しいで。。。韓国は、中国様に弱い。。。だから、日中蜜月にして、いわば韓国に、「やきもちを焼かせるのが、良い手である。日本と中国が緊密になったら、乗り遅れまいと、韓国は焦ってきよる。。。つまり、日本にとって、本当に、落とすべき相手は中国・・・・そういうことになる。。。

 中国は、もともと日本や米国をうまく使って、冷戦後の共産主義崩壊にも関わらず、中国共産党一党独裁の政治体制は、そのままで、「豊かになる者から、豊かになりなさい」という、改革開放路線を大幅に採り入れた。。。こんな勝手な話は無いのやけれどね・・・。だから、中国国内に、思想的な矛盾を抱えたまま、経済だけが、どんどん膨らむという、けったいな成長を続けて来ているんや。。。

 だけど、この国は、大らかすぎて、というより、人口が多すぎて、イデオロギーより、明日のメシ・・・と言う国民がほとんど。。。つまり、国民のほとんどがまだ衣食足りていないのに、一部の人たちだけが、どんどん豊かになっている・・・。という、いまだかつて、歴史上、世界が経験したことのないような、歪な国の発展形式をここ20年ほど、繰り広げている。。。

 つまり、中国は、今までの経験則が全く通用しないようなルールで、これからも発展するだろうし、この中国式が、中国内での絶対的なルールになり、そのルールをどんどん、他の世界の国々に押しつけてくるようになるやろう。。。こんな国に、日本は、何を言っても無駄やと思う。。言い換えたら、日本式に言えば、中国は、今までの国としての体を成していないまま、成長しつづける化け物のような「地域」である。この国は、まとまっているようで、実はバラバラ、価値観の統一もないし、それをしようとする力も、そんなことをする、やる気もない。。。そんなところである。。。

 こんな国と、日本は、真っ向から勝負したり、真面目に取り組んだりしたら、絶対にアカン。。。向こうの、ええようにされて、ポィや。。。

 慰安婦の問題かて、60年も前の事を、今の時代にいきなり持ってきて、日本は、酷いことをした。謝れ!やろ。。。60年前の価値観と現代の価値観が全く違う状況なのに、この分を、誰も考慮してない場合が多いやんか。。。中国も、これに似ておる。。。日本の現在の価値観を、半世紀前の日本のような価値観しか持ち合わせていないようなところへ、持っていっても、うまいこと行くはずがないやんか。。。

 中国に行った日本企業は、日本とのあまりに大きなカルチャーショックに、たじろぐ。。。会社のモノは勝手に持って帰るし、社員食堂では、いつの間にか調理士家族全員の食事を作っているし、貧しい農民は、金持ち日本人に、すぐたかろうとするし・・・・。

 でもね。これって、日本がいつか来た道なんや。。。向こうの人にとったら、日本人は、未来から来た人のような感覚なんや。。。

 日本が、対中国戦略を考える時、キーポイントになるのが、実は「台湾」であると、私は思うのである・・・。中国人は、未だに、台湾人に、負い目を持っておる。それは、中国の内戦の時に、国民党が中国の唯一の正統な政府だったのに、ひょんなことから、その中国正統政府が台湾に行って独立成功したからである。だから、中国人は、未だに、あんなちっちゃな島1つに、ものすごいコダワリを持っておる。。。これを日本が利用しない手はないやろう。。。

 幸い、台湾は、戦時中は、日本の統治下にあり、台湾人は極めて親日的な人が多い。日本は、日中平和友好条約で、台湾を裏切り、中華人民共和国を唯一の中国政府と認めたが、台湾とは、大変深い関係があり、その交流までは、切れない・・・。だから、日本は、台湾を平和的に中国と統一させるための橋渡しになりましょうと、影響力を発揮出来る立場にある。これを利用すれば、中国は、日本の言うことを大概は聞くだろう。。。

 この台湾を使って、何とか、今の中国を民主的な国にだんだん変えさせる。。。こんな戦略を日本が持っても、良いのやないやろうかね。。。

今の中国の中に、少しづつでも、世界的な民主主義的なルールを採り入れさせる。。。これは、世界の「中国化」に歯止めを掛けることになるし、中国に、今の西側諸国のルールや、価値観を守らせるようにするには、大変有効な手段になり得る・・・。そう思うのやけれどね。。。ここに、日本の生きる活路が見いだせる。。。そんな気がするのや。。。

東アジアのいろいろな意味でのバランスをキープするためにも、日本の果たさなければならない役割は、大きくなると思うで。。。