ほんとにアメリカ産牛肉は大丈夫? | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

ほんとにアメリカ産牛肉は大丈夫?

4/29(日) いよいよ、ゴールデンウィークかぁ。。。みんなはどっか行くのやろうね。。。ええ天気やったら、どっかでバーベキューでもしたいね。。。

 さて、バーベキューと言えば、これに必要不可欠なのは、牛肉である・・・。今日はこの牛肉のお話。

 BSE騒動のお陰で、米国産の安くて上手い牛肉が食べられなくなった日本は、実は、大変困った・・・。豪州産の牛はやっぱり固くて味が悪いからね。。。焼肉屋の数は、半分に減ったし、東北で有名だった牛タン屋なんて、値段が高くなりすぎて、とても商売にならなくて、ほぼ、壊滅したんやないかね。。。

 そんななか、私は名古屋資本の「焼肉屋さかい」というところの株を、せこく、4月末の権利取りをしようとして、1000株も買い込んでしまっていた。。。ところが、この株をこれも名古屋資本の外食産業がたった100円で、ディスカウントTOBをかけると、4/23に宣言したのである。私はテレビ大阪のモーサテを見て、ビックリ仰天したね。。。イスから落ちそうになった。。。

 この株は、確か、1株480円はしていたしね。。。これを100円かいな。。。そんなのありかいな。。。48万が、たった数日でたった10万になる。。。1万円のさかいのお食事券をもらうために、30万も損をする。。。。アホな話しや。。。案の定、このニュースが流れるやいなや、焼肉屋さかいの株は、毎日がストップ安になった・・・。慌てて、1000株の成り行き売りを出しても、今日が300株、次の日が100株、そしてまた次の日がやっと600株・・・こんな感じでやっとやっとで売れた。。。売りが多すぎて、売買が成立しないんやね。。。いわいる狼狽売りっちゅうやつなんやけど、こんなの、詐欺に近いで。。。だってそうやろ。赤字が続いていたとはいえ、意図的にそこそこの株価を維持していた株を、僅か5分の一で安く買いたたく。。。

 あんたはええやろうけど、この株を持っていた株主はどうなる。。。ほんま、人の迷惑を顧みない暴挙やで。。。株主はもっと怒らないとあかん。場合に寄ったら、損害賠償請求もんやでこれは・・・。経済界の良識にもおつる行為やないか。。。結局騙されて、この事を知らなかった人たちだけが馬鹿を見る。。。こんなの、ただのマネーゲームで済ましてしまってええのか。。。酷い話やで。。。

 さて、話が株で、横にそれてしまったが、安倍ちゃんは、今週やっと訪米して、その手みやげに、米国産牛の輸入基準緩和を持って行きよった。。。おいおい、国民の命を米国に差し出す気かいな・・・。米国の牛は、他の国の牛と違って確かに上手い。それは、ほとんどの国の牛が、草しか喰って無いのに、この国の牛は穀物やらを餌で喰わしてもらっとるしや。草しか喰わせてもらってない牛より、ええもん喰うてる牛の方が美味しいのは当たり前やろうね。。

 ただ、牛が主食の国では、牛を生き物やなくて、食い物という感覚、いや、まるで工業製品を生産している・・・という感覚でおる。だから、より良い製品、より旨い製品を、より安いコストで生産することが求められる。このために、牛にどんな餌を喰わすか・・・これがキーポイントになる。このために、米国の牧畜業界は、英国から、ほかすような牛の骨を砕いて、粉にした肉骨粉というのを混ぜたりした。この中に、異常プリオンと言われる狂牛病の原因となるものが入っていたから、BSE問題になったんやね。。。

 これでさんざん懲りたはずやのに、米国ではこの余った肉骨粉を、今では、鶏に喰わせておる。牛がダメなら鶏かいなぁ。。。鶏なら脳みそが小さいから、ふにゃふにゃになっても判らんてか???それで、この鶏の糞を牛に喰わしているんや。。。鶏糞は、さすがにまずいのか、牛もあんまり喰わないから、これを誤魔化すために、糖蜜というのをこの鶏糞に掛けて喰わせたら、良く牛が喰って、よく肥えるのだそうである。。。それにしても、ほんま、この国の牛の生産業界は、よく安くて使える餌をどこからか探して来よるね。。。

 しかし、ここで問題なのは、危ない原因になっている肉骨粉を鶏に食べさせてその鶏肉やら卵やらは安全なのか?という問題と、その糞を食べた牛は、これまたヤバイのやないか・・・という懸念である。。。現在、日本には、危険部位といわれる牛の背骨周辺の肉やら、脊椎、脳、神経などの輸入は禁止されている。それと同時に、月齢20ヶ月以下の若い牛には、BSEの発症例は無いという、極めて、ええかげんな、何の科学的根拠もない基準をひねり出して、この若い牛の肉だけを日本に輸入していることになっている。。。

 でもね、映画のロッキー見た人なら知っているやろうけど、映画の中に出てくるような、あんなに大規模な食肉処理施設で、はい、ここから日本向けやから、もう皮を剥がれて半身になった牛の肉をそんなに厳密に仕分け出来ているか・・。いささか疑問が残るね。。。米国国内向けと輸出向けで、処理過程を厳密に区分けするなんて、なかなか出来ひんことやと思うからね。。。向こうからしたら、日本は、区別出来ない肉を区別せよと、行って来ておる。。。そんな感じなんやないやろうかね。。。

 となれば、食肉処理の現場レベルでは、どうしても、「区別した」ということにする。。。そんなのが横行して当たり前やんか。。。そうして、だいたい区分けされた牛肉が月齢20ヶ月以下の牛と称して、ドンドン判子が押されて日本に入ってきている。。。

 日本人は、食の安全には、ヒステリックであるほど、神経質だから、輸入して来た箱を1箱残らず、全量検査しておる。その中で今まで、4件ほど骨が混入しておったりした「事故」が見つかった。詰まり、全量検査されたらボロが出る・・・。そういうこっちゃ。。。もし、見つかったら、その食肉処理場からは日本向けに輸出が出来なくなる。その昔、1本でも骨が見つかったり、米国でBSEの発症した「へたり牛」が見つかったりしたら、全米の食肉を全面輸入禁止にしてきたことから、それからしたら、少しは、ナーバスではなくなったけど、まだまだ、日本の国民は、米国産牛というか、米国の食肉産業そのものを信じて無い。。。そりゃそうや。誰も、脳がすかすかになりたくないもんね。。。

 ところが、この日本の堅持してきた月齢20ヶ月以下という基準を、今回、ほぼ米国の基準と同じ月齢30ヶ月まで引き上げろと米国は日本に要求してきよった。。。つまり、向こうは、選別が、じゃまくさくてたまらん。もともと、こんな選別するのは、無理なのに、それをやれと言ってくる日本はけしからん・・・。と、こんなぐらいにしか思っておらんのやろうね。。。そのお先棒を担いでいるのが、国際獣疫事務局なる、うさんくさい団体である。この団体が、いったい、ちゃんとした学術団体なのか、それとも、米国政府に圧力を掛けるための食肉業界おかかえの圧力団体なのかは、はっきり判らないけどね。。。多分、後者なんやろうけど。。。

 私は、前々から思っていたのやけれど、何故、日本の商社が米国に出向いて行って、現地の畜産会社から、直接、月齢20ヶ月以下の若い牛だけを仕入れて、それを日本向け専用にミートパックしないのかね。。。まぁ、日本向け以外のを米国の国内市場に売らないとあかんのやけれど、意地悪して、参入させないような、そんな何かが向こうの食肉業界の中にあるのなら、これは問題やね。。。政治家を使って、自分らの商売をうまくしようとする。。。アメリカは、いつまで、このようなおかしな関係を続ける気かね。。。

 米国の政治団体は、公正な競争を阻害しているし、自分たちの利益を守るためには、人殺し以外は何でもする。。。いや、人ぐらい殺すかもね。。。

 米国では、食肉業界は、政治家のクビを切れるぐらい力がある。悪名高いガンライフル協会とか、石油のメジャー、自動車の労働者組合なんかも有名やね。。。何せ、米国は肉食の国。お米が主食の日本とは、根本的に事情が違う。。。とはいえ、日本もすっかり、牛肉を多く食べる国になった。昔はご飯とおつけモノ、一汁一菜だけの質素な食生活やったのにね。。。ただ、こうなってしまった日本人は、もう後戻りは出来ひん。

安くて美味しい、そして、何より安全な肉をみんな食べたいと思っている。この願いを安倍ちゃんは判って欲しいね。食い物を政治の駆け引きにするのは、食糧危機になった時のこと。まだ少し先のことやろう。。。それより、いま、ヤバイかも知れない食べ物を、リスクを持って、食べ続けさせられる日本人の気持ちを考えたら、まだまだ安心して米国産を食べる人は少ないのかもね。。。一度失った信用は、取り戻すのに時間がかかる。。。食い物の怨みは、やっぱり恐ろしいからね。。。