日本一の学校になってや。。。下京中学。 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

日本一の学校になってや。。。下京中学。

4/5(木) 今週の火曜日に、地域の新しい中学校の開校式に行ってきた・・・・。ドーナツ化、少子化の続く京都市内の中心部では、生徒数が極端に減っていて、まして、公立の中学となれば、どこも、人気が無く、どこも生徒不足に悩んでいた。そこで、京都市の下京区のいくつかの中学校を統合して、新しい中学校を作ろうという話が、浮かんでは消え、消えては浮かびしていた。。。

 運動の中心にいたのは、尚徳中学校だった。校舎は老朽化して、今にも外壁が倒れてきそう。。。近くの成徳中学も事情は同じだった。はっきり、言ってボロボロの中学校。。。当然のように、お化け屋敷のようなこんな中学はあまり人気が無く、地域の小学生でさえ、半分以上は私学へ逃げてしまう。。そりゃそうや・・・、誰だって一度見たら、こんな学校へなんか行きたくは無い。。。

 何とか近くの中学と統合して、新校舎を建設して欲しいと地域の人たちは要望したのだが、京都市はなかなか首を縦に振らなかった。。。何故か。。。全校生徒数が60人ほどの小規模中学が例え、2つ一緒になっても、まだ、小規模校に変わりがない。。。少なくとも1学年が3クラス以上の適正規模やないと、市の予算が取れない・・・この一点張りやったのである。。。

 京都市の中心部にある中学は、尚徳と成徳、その西にある郁文、南にある皆山、そして少し遠いが梅逕、他に七条中学というあのがある。七条中学は校区も広いので、まだまだ生徒数がある。そこで、京都の下京区で七条中を除いた5つの中学校の統合の話が進んで、今回、全国にも例のない一度に5つの中学校が1つになる5校統合が実現したのである。。。

 今回の統合に向けては、いろいろな障壁があった・・・。露骨に同和地区を含む学校との統合を嫌がる人・・・。そんなに生徒数が減っていないのに、なぜ、自分の所が、統合しなければいけないのか。。。学校が遠くなる生徒の通学方法をどう確保するか。。。問題は山積みだったが、何とか乗り越えて、この開校日を迎えた。。。この問題に関わった人からしたら、少し、目頭が熱くなるような開校式・・・。そんな感じやったね。。。

 この中学校の統合成功には、はっきり言って、市教委のメンツがかかっている。連戦連敗が続く、京都市内の中学生生徒獲得競争で、やっとやっとで、まともな魅力有る中学が出来たのである。私は、やっと、遅まきながら市教委が重い腰を上げた・・・。そう思っている。

 京都市は、昨年あたりから、京都御池中や中高一貫の西京中、高など、積極的な攻勢に出ている。何故か、少子化の世の中で、京都では、立命館や同志社、京都産大などが、続々と附属小学校や中学、高校の系列化を進めている。このままの流れを許していると、お金持ちの子は私学へ、貧乏人は公立へ行け。。。こんな流れがもうハッキリと出来てしまっているのである。。。つまり、この一連の公立の逆襲は、言い換えれば、公立教育の生き残りのための最後の大作戦でもあるんや。。。

 だから、今回、下京中に集められた先生は、はっきり言って、いきいきしたええ先生が多い・・・。選りすぐりや。。。つまり、下手は、打てないのやからね。。。校長も市長委から文科省に出ていた人を呼び戻して、満を持しての登板や。。。

 小規模校時代のクラブ活動は悲惨やった・・・。今までの中学では、はっきり言って、生徒数が少なすぎて、何をやっても勝てないし、面白くない。良い指導者も集まらない・・・どんどん悪循環が貯まっていて、他の行政区の学校は、下京区の学校との対戦になったら、はっきり言って、楽勝。。。なんて、思われていた。。。でも、今度は人数が違う。。。。

 5校が統合するのだから、3年生は160人、2年生は160人、一年生に至っては、新設校人気で200名を超える生徒が集まったんだそうな。。。そうなりゃ、競争は激しくなるし、活気も出てくる。スポーツの部分なんかでは、ちょっと恐れられるぐらい強くなるんやないやろうかね。。。何せ、人が、5倍になったんやから。。。いわば、今まで5校で作ったオールスター・・・ドリームチームが組める。。。バレーボールでも、バスケットボールでも、今まで部員不足で出来なかった野球チームも出来るで。。。期待してまっせ。。。

 5校統合の何が嬉しいって、やっぱり、活気が違う。。。今まで統合前の中学なんて、放課後だって人がぜんぜんおらんのやからね。。。寂しいもんやった。。。それが、どや。体育館は満員や。。。クラスも今まで1学年18名で1クラスだけ。。。こんなんやったのが、同じ学年で4クラスもある。当然、夢だった、クラス替えも出来る。。。うちの子らは、とっくの昔に中学を卒業してしまったから、もうこの新しい校舎に入らせてもらうことも、なかなかままならないけど、生徒一杯の学校は、やっぱり、いいね。。。

 教育は、大人が子供たちにして上げられる最大のプレゼントである。その教育が今、間違いなく歪んでいる。。。先生は、子供たちに指一本触れられないし、それで、子供たちを大事にしながら、全体の統制も取っていかなければならないという、相反することをやらなければならない。。。今まで、悪いことをやっていた子も、もちろん、この大勢の中にはいる。。。でも、それも、有る程度は、社会の縮図でもあるのやんか。。。。

 統合校の生徒たちの中には、外国人もいる。ヤンチャなヤツも、ひょーきんなヤツもいる。つまり、社会の縮図が1つの学校の中に出来るんや。。。

私は、子供たちには、純正培養ではなく、いろいろな人のいるところで育ってほしいと思っている。それは、私自身がが附属小学校という特殊な環境の小中学校で育った反省の意味も、どこかに、あるのかも知れない。。。自分の子供たちには、近くに友達がいっぱいいる環境で育ってほしい。。。そう思ったんや。。。

 なんでやろうね。。。やっぱり、地蔵盆とか、地域の集まりとか、全然、私には行けなかった。。。きっと、ものすごく、疎外感があって、寂しかったんやね。。。だから、地域の小学校の友達が一人もいない私は、どこか、とても寂しかった。。。この裏返しやと思うんや。。。

学校というのは、1つの社会や。この中学という新しい器の中で、どんな素晴らしい子供たちが育って行くか。。。楽しみやね。。。みんな、がんばりや。。。

開校おめでとう!下京中学!