北朝鮮を変えられるのは、中国化か?韓国化か?
3/9(金) 北朝鮮と米国とが急速に雪解けムードになってきた・・・。明確な理由は、わからないが、少し日本は戸惑いがあるね・・・。まぁ、安全保障上のことで、米朝和解が進むのは、危機が遠くなるということだから、日本にとって悪いことではないけどね。。。それにしても、いったい、何があったのやろう・・・と、勘ぐるほどの変わりようや。。。バスに乗り遅れても、日本は別に構わないのだが、後から、請求書だけをこっそり回されるような事だけは避けたいところやね。。。
恐らく、北朝鮮は、核保有国になったことで、米国と対等になった・・・。このことを、とてもとても、誇らしく思っているのだろう。それまでは、テロ支援国として、相手にもしてもらえなかったからね。。。それが、いつの間にか、6カ国協議の枠組みを離れて、まんまと米国と直接交渉が出来るようになった。。。このことが、北朝鮮のご機嫌が良くなった一番の原因なのかもね。。。
今まで、口を開けば、日本やアメリカの非難ばっかりやっていた国が、手のひらを返したように、強硬な発言をしなくなった。。。これは、少し疑っていいかもね。。。本当に核兵器を造るのに成功した裏返しかも知れないからね。。。要注意や。。。日本に対しては、あれだけボロクソに拉致は解決済みって言っていたのに、今回、日朝会談に応じるのは、日本の援助が喉から手が出るほどほしいのか、それとも、よっぽど国内的にも追いつめられているかの、どちらかやろうからね。。。。
そういえば、先日、面白い北朝鮮関連のニュースが有った。金正日には、東京ディズニーランドや北京で目撃され、有名になった長男の金正男の他に、金正哲、それに謎の多いあと2人ほどの子供がいるのだが、北朝鮮の後継者選びで、どうも、北朝鮮は、世襲ではなく、複数の首脳による共同指導体制に移行するつもりではないかと、報道されたのである。
このニュースの出所が明示されていないので、いまいち、いつものとおり、不明なことだらけなのだが、どうやら、中国が、社会主義国の首脳が、そのイデオロギーからは、一番矛盾する金家の「世襲」というシステムに、「ノー」をつきつけたという事ではないか・・・と、思うのである。そりゃ、そうや。民衆の総代表である人が、一人だけ贅沢して、自分に忠誠心を誓う人だけを個別に優遇することなんてしたら、普通の国なら、クーデターがいつ起こってもおかしくないやんか。
ところが、この国の人たちは、お上に抵抗するなんていうことは、歴史上ほぼ、やったことがない。漢民族に責め入れられたら、いとも簡単に白旗揚げて、敗北を認めて、何でも言うことを聞きますと、隷属するし、抵抗して、未だかつて、独立を勝ち取ったということがない。。。というか、貧しすぎて、戦う意欲も無かったという方が正しいかも知れない。。。つまり、いつも、長いものには巻かれろ。。。という歴史が続いているのである。。。
だから、この国に、国民の中から反乱が起こって、クーデターになって、政権が交代するなんていうことは、期待しない方がええ。つまり、政治的な、自浄作用というもの自体、この国には全く無いと考える方が良いと思うのである・・・。ほな、どうしたらええのか。。。
キーは、中国が握っていると、思う・・・。中国は、これから、ほぼ間違いなく、北朝鮮に中国方式を指導してくるやろう。。。経済の開放改革路線で、国を開かせて、外からの投資を集めることで、国を豊かにしようとしているのである。金家のメンツとか、国家の体制維持なんか、全く関心の外・・・そう思っているのやろうね。。。昔の中国と同じ事を未だにやっているのが北朝鮮やからね。。。だから、中国の成功例をそのまま踏襲させて、あわよくば、北朝鮮を中国の一部にしてしまいたい・・・。もひとつ、あわよくば、韓国まで含めた統一朝鮮まで手中に・・・。そんなことまで考えていると違うかねぇ・・・ここまでいくと、国のM&Aや。。。。
そこで、邪魔になってくるのが、在韓米軍や、日本の存在である。こんな、中国の覇権主義を食い止めようとする方向に、日米はあるからね。。。でも、中国がどんどん台頭する勢いをなかなか、食い止めるのは難しいやろう。。。何故なら、地球上の4人に1人は中国人という、圧倒的な人間力の差があるからや。。。人は国家の基本やからね。。。
日米は、韓国による北朝鮮の平和的な併合を夢見ている。だから、これからは、中国方式VS日米方式の闘いが問題化してくると思うのや。。。ところがところが、朝鮮民族というのは、一筋縄ではいかない。朝鮮独自の統一国家方式をやりたい。。。と、こうなる。だから、朝鮮方式を含めての、3パターンの北朝鮮改革方式が、入り乱れて来るはずや・・・。これが、実にややこしい・・・。日米は、一番に嫌気を出して逃げ出したいところやけど、向こうがそれを許さない。
つまり、ええとこ取りだけされて、とことん、利用される。。。そんなところやろう。。。そんなことが判っているのに、付き合わされる日本や米国は、一番哀れかもね。。。
韓国に家電メーカーが出来たとき、韓国の電気メーカーの人間が日本の工場に来て、見学させてくれ、見せたら、今度は、作り方を教えてくれ。今度は、韓国内に工場を造るから、技術指導してくれ。やっと自前で製品の組立が出来るようになったら、新製品の開発者までヘッドハンティングして、持って行きよった。LGやサムソンは、今や日本企業を凌駕する世界企業である。
中国式は、チョット違う。。。日本の会社にそのまま進出させて、中国に合弁企業を造らせる。その資本比率が49対51で向こうが必ず大きくさせておく。そこでの生産が軌道に乗ったら、現地の法人が、企業諸共、技術も人も資産も、そっくり全部取ってしまう。。。こっちのやり方の方が、えげつないわ。。。
つまり、中国相手に、こちらの常識で付き合っていたら、えらいことになるということなんや・・・。世界の常識と、中国の常識はかなり違うから、中国に世界の常識を教えてやろう・・・なんて思っていたら、逆にこっちが中国の常識に押し返されてしまう・・・。つまり、中国のルールが世界ルールになってしまうほど、人が多いというのは、影響力も大きいということになってしまうんや。。。
日本として、この中国の肥大化とどう向き合って行くか・・・。これは、議論しておく必要があることやろうね。。。中国の力が強くなりすぎないためには、国を分けさせる方向に向かわすのが安全や。。となると、日本は台湾の独立を支援したり、モンゴルの迫害を非難したり、西部の少数民族の人権尊重を訴えたり・・・というのが、本当は、得策やと言うことになる。。。
中国の一番嫌がるのは、国が分断化されることや。。。一番嫌がるというのは、そこに、中国にとって、一番深刻な国内問題があるということなんや。。。中国は、実はものすごい数の多民族国家やからね。。。その民族がみんなメイン漢民族からの独立を勝ち取りたいと、実はみんな、本当に心の底では思っているはずなんや。。。でも、言えない。。。ところが、他の地域で、独立運動が進めばどうやろう。。。うちも、うちも・・・となるから、中国帝国は、バラバラになり、一気に力が弱まる。。。これが怖いんや。。。求心力の無くなった国家なんて、何の力も出せないからね。。。
この路線で、北朝鮮問題を考え直すと、やっぱり、北朝鮮を中国化させるのは、あんまり良くない傾向・・・ということになる。。。。韓国があくまで、自由主義社会の一員であるという前提であれば、北朝鮮を韓国化させるのが、日本にとって得策であるということになるやんか。。。
となると、北朝鮮の無害化は、中国にイニシアチブを取らせるよりも、韓国主導で物事を進めてもらうほうが、良いということになる。ここまでは判る。。。でもね、こっからなんや難しいのは、韓国の太陽政策が、せっかくの兵糧責めを無意味にしてしまうという指摘や、援助を食い物にして、金政権や朝鮮軍を生きながらえさせるだけ。。。こんな批判に、どう立ち向かって行けば良いか。。。なんや。。。
日本は、北にせよ、南にせよ、これらの国々には嫌われまくっとるから、いくら関わっても、損をするだけ・・・というのが見えている。。。おせっかいを出して、また文句言われて、金だけ出さされるのなら、何もするなといのが得策になってしまう・・・。でもね、それが日本の安全につながるのやったら、北朝鮮がもし本当に核開発やミサイル開発をやめて、周りの国と仲良くすると言うのやったら、多少のお付き合いは仕方無い・・・。そう考えている人が多いのやないやろうかね。。。
確かに日本は、過去、韓国に対して、莫大な賠償金代わりの経済援助をした。ところが韓国は、この金を国民への賠償金として使わずに、自国の経済発展のために使った。これが漢河の奇跡と呼ばれるほどの経済発展をもたらした。。。これは、これで、韓国にとって良かった事やと思うし、けっして間違ってなかったと思う。日本は、北朝鮮の分も含めて韓国に支払った・・・。という主張をする人は多いし、実際、そのつもりで支払ったのだが、これが、いまいち曖昧である。。。
北朝鮮が、別の国として、我が国にはまだ賠償してもらってない。。。なんて主張できるのはおかしいと思うのだが、また、お人好しの日本は、何やかんや言って、北朝鮮に、いや、統一朝鮮に、援助するんやろうね。。。日本のお恵み外交は、いったいいつになったら終わるのやろうね。。。