シャディは変われるのか?
2/17(土) 今年はどういう訳か、不思議に、どんどん、イベントが続く。。。2月の連休には乗鞍と野麦にスキーに行ったばかりなのに、わずか2日空けただけで、今度は、トマト会という京都府内のサラダ館ばかりの集まりで、京都府北部の伊根町というところで、カニ三昧のお泊まり・・・。3月には、釜山行きが決まっているし、4月には、ベトナム・カンボジアへ。。。こんなに続く年も珍しいわぁ。。。何も無い時は、2~3年も、海外無しなのにね。。。
さて、サラダ館というのは、シャディというギフトの卸売会社が組織したギフトショップのことである。もともと、小さなギフト店であったり、お酒屋さんだったり、洋品店であったり、お菓子屋さんであったりしたのを、副業として始められた人が多いのも、特徴である。冠婚葬祭の派手な地方では、けっこうな売上になるのだそうで、皆さん、よく売ってられる。。。都会向きは、なかなか苦戦が続いているけどね。。。
さて、一昨日の会では、そのシャディから京都地区担当のF支店長が来ていて、今度、東京の営業本部に栄転されるそうで、ご挨拶をされていた・・・。若くて、やり手の彼だが、北海道から大阪に来て、たった3年で、今度は東京・・・。宮仕えの厳しいところやね。。。単身赴任ではなく、子供も転校させて、家族全員で動かれるそうである。。。子供の将来を考えて、お父さん1人が転勤する人の多い中、家族全部で動くのは、大変やけど、ええことやね。。ガンバッテ、偉いさんになってください。。。このブログ見てるって、言ってたから。。。お世話になりました。。。
さて、シャディが、林信一郎という創業者から、UCC上島珈琲に身売りされて、もう、早いもので、3年目になる。。。。大阪・松原市の河内の雑貨安売りのイメージの強いシャディを何とか、イメージアップを図って、泥臭さを薄めようと、シャディに乗り込んできた上島豪太社長は、なかなか大変や。。。最初は様子見を、してはったんやろうけど、だんだん、いろいろなものが、少しずつだが、上島カラーが出てきた。印刷物のデザインや、カタログの編集方針、POPやのぼり、テレビコマーシャルに至るまで、大分、変わってきた・・・。
前が、酷かったから、やっと、マトモになったという感じかね。。。少なくとも、東証一部上場企業やから、最低限のレベルはね持っていてくれんとね。。。
ただ、前述したとおり、まだまだギフト業というのは、地方の百貨店のない地域の粗供養やら、香典返しなんかで食っているところがある。田舎に強いシャディなのだが、そんな田舎にも、大きなショッピングセンターが出来て、スーパーがギフト商品を扱ってきたり、都心では、大手の現金問屋を装った小売り点が幅員を効かせていたりして、なかなか売上高は伸びて来ない。一時は、1000億円企業を目指すとしていたシャディだが、惜しいところで1000億は超えなくて、その後は700億代まで年間売上は下がって来ている。。。
普段の3倍ものチラシを使って、昨年末の歳暮は一時的には活況を呈したが、なかなか、通常の売上が、嵩上げされるところは少なく、前年度を上回っている店舗の比率は、どんどん下がっているのやないやろうかね。。
一昨日の懇親会でも、各店の社長さんなどからは、なかなか厳しい声が飛ぶ。。。まぁ、地域的な要因も多いのだが、みんな、全体的な売上低下に頭を痛めている・・・。そんなところかね。。。チェーン店とはいえ、各店は独立採算性の個人経営だから、売上低下は、個人の生活に直結するしね。。。
日本には、いろいろな形態のチェーン店がある。問題になった不二家は、個人経営のお店と、直営店と呼ばれる、企業が直接経営している店舗が混ざっているが、概ね、他の企業の商品の販売を禁止している。シャディの場合は、このあたりが少し緩くて、シャディの店では、ギフトはもちろん売っているのだが、その横には、タバコも売っていたり、ビールが売っていたり、カーディガンが売っていたりする。。。サラダ館は、少し束縛が強い契約なのだが、コンビニなどのように、厳しいマニュアルは無い反面、比較的自由に販売しているため、お客さんから見たら、全国一律のレベルに達していないお店まで、サラダ館を簡単に経営出来たりする。
これは、お客さんにとったら、実は、大変判りにくい事で、日曜が休みだったり、水曜が休みだったり、営業時間も、各店ばらばら、近くのチェーン店同志は、実はライバルなのだが、お客にはこれが判りにくい。。。A店でカタログを貰って、B店で商品を買うというお客さんがいれば、実際のところ、A店は、困ってしまう。。。
経費の使い方のルールも、実は、少しおかしい部分がある。。。普通、チェーン店なら、本部の発刊したカタログなどを使って、販促をするのだが、この販促物が、実はかなりお値段が高い・・・。この費用を負担しているのは、実はチェーン店自身なのである。つまり、シャディのシステムでは、商品の仕入れ金額だけではなく、カタログやら、チラシ、ポスター、POP、プライスカードに至るまで、全て、チェーン店が費用の全額出す・・・。つまり、チェーン店は、仕入れたくないものまで、シャディの言うがまま、このような販促品を買い続けなくてはならないのである。。。
普通、ローソンなんかのオーナーさんは、バレンタインや、恵方巻きのお寿司、クリスマスケーキなんかのパンフレットを本部から買わされているのやろうか。。。飾り付けのポスターやら、値札まで、買わされているのやろうか。。。多分、そんなのは、本部の費用で支給なんやないやろうか。。。ところが、シャディ本部は、この経費を一切負担しなくて、全て、チェーン店に売りつけるだけ・・・という、誠に都合の良い商売のやり方を押しつけている。。。そりゃ、儲かるわ。。。商品が売れても、売れんでも、高いカタログを売りつけるだけで、本社は儲かるなんて・・・、少しこの商売のやり方、おかしいのやないやろうかね。。。こんな事やっているから、辞めるチェーン店が増えるんや。。。と、言う人もいる。。。
本部とチェーン店の関係も、少し微妙なところがある。。。それでなくても、今は、IT時代である。全国からシャディに入った注文は、近くのチェーン店に成果を割り振るとは言っているが、実際のところどうだろう。。。チェーン店のない地域では、結局シャディが直接、商品を売っている。。。この情報開示が、株主にも、チェーン店にも公開されてない。
シャディのメイン商品であるカタログギフト・アズユーライクでも、商品券化したのは良いのだが、最後まで、ハガキの還らない方の分に関して、毎年、数億もの、隠れ利益が出ているのに、これが、全くチェーン店に還元もされないし、データ内容の公開もなされていない。。。つまり、悪く言えば、儲けを、国と山分けしている。。。という部分がある。。。そりゃ、公開したくないわなぁ。。。でも、実際、これだけ交換されてない方もいますというのは、発表しないと、フェアーじゃないのやないかねぇ。。。これは、マイナスイメージやけど、仕方無い部分やと思う。。。
そんなこんなで、いろいろあるシャディやけど、お店をやっていると、嬉しい事も、たまにはある。
ウチのように小さな店でも、いつもご贔屓にしていただく方があって、その人のご紹介で、快気祝いをご注文いただいたり、結婚の引き出物をさせていただいたカップルが、数ヶ月後、計算が合っているのかは判らないけど、今度は、出産の御祝い返しをしてくださったり・・・。続いて同じ方が来て下さるのは、こちらも、本当に嬉しいものである・・・。
ギフト店なんて、生まれたとき。結婚した時。病気をしたとき。死んだとき。この4つだけに利用する人が多いやんか・・・。この他にも、中元歳暮があるけど、この二大イベントを除くと、普段は、あんまり利用する人の少ない店やんか。。。だから、同じ方が続けて来て頂く事が普通はあんまり無いんやわ。。。
古いお家なら、法事が毎年のように、結構あるから、粗供養ぐらいは買って頂くけどね。。。後は、新婚さんのご近所への挨拶回りの粗品。。。これなんかも、頻度は高いのだけれど、実はそんな大きな売上にはならへん。。。まぁ、人生の節目に必要なモノを売る商売やから、そんなに、毎日賑わうもんやないしね。。。
そんなこんなのサラダ館やけれど、正直、ちゃんとした給料を取って、うまく運営してゆくのに、年間の売上高が最低限で4000万円は必要である。つまり、損益分岐点がこのあたりになる。。。ところが、このレベルを達成しているチェーン店は、全国に3000店舗あるお店のうち、上位500番以内ぐらいなのやないかねぇ。。。つまり残りの2500店舗は、お店をやるにはやっているけれど、儲けが出ているというレベルまで達していないということやんか。。。
華やかに見えていても、実際はそんな厳しい懐具合。。。これが実状やろうね。。。